表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

―☽☆―

 月と星の輝く夜。病魔法少女専用病院、その一室にて。

「……せんせ? ユズ……せんせい?」

「そうよ。……私の可愛いスバルちゃん。」

「どうして……!? うそでしょ……!?」

「いろいろとあったのよ。本当に。いろいろと。話してるとあんまりにも長くて時間かかっちゃうから、まずは……。ただいま。私のスバルちゃん。……その甘い声と唇、私にちょうだい?」

 荒神先生に頼んで入手したチョコレート。

 何の変哲もないありふれたチョコレート。

 私の魔力なんてこれっぽっちも入ってない。

 いつかのように、この子の口にチョコレートを差し入れる。

 そして、私の唇と舌も。魔力なんてもう含んでない。

 私とスバルちゃんはチョコレートのように甘く蕩け合い絡み合う。

 もう離すものですか。

 もうペットも契約した魔法少女もどうだっていい。

 もう貴女の先生ですらないのかもしれないわね。もうそれもどうでもいい。

 貴女は私のもの。それだけよ。

 今まで離れ離れだったぶん、めいっぱい、貴女から溢れちゃうくらい愛してあげる。

 好きよ。スバルちゃん。愛してるわ。誰よりも。

 スバルちゃんは私にぎゅっとしがみついてきて、その舌は私の舌に縋るように絡みついてくる。

 スバルちゃんの唾液も吐息も、まるで溶けたチョコレートのように甘く蕩けてる。

 ……いい子ね。

  

 月光に照らされる貴女の溶けたような瞳は、もう私だけのものね。

 愛しいスバルちゃん。今はもう、私の愛だけ受け容れて。

 甘く優しく、重ねた唇を食み合いましょう。 


 いろんな女の子をこうして相手にしたけれど。

 ……貴女は一層特別、可愛いわ。


 契約も魔力も無い、ただスバルちゃんが愛しいだけの口づけを貴女に。


 甘くとろけるような、ひとときを貴女と……。



魔法少女ユリレー 第十四話《追加設定》

『魔法少女と契約した魔竜は、さらなる魔力を得る代わりに禁忌の代償として魔法少女からの干渉を受けやすくなる。』


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ