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実際コワイ、ほんとうの話。(秋の特別編)

一区切りでまたバカ話です。

チョット息抜き。


『シローサン、シローサン。次は何のお話なんですか?』

小学生の女の子が、司会のシローサンに話しかける。

『次はポンポコ市の某所であったキモい怪奇映像なんだ』

『『『『えーー!!』』』』

スタジオの子供たちが驚きの声をあげる。


 ナレーションが入り再現映像が開始される。

『あれは、わたしが休日に国道を車で走っている時でした。青信号で交差点を走り抜けようと進入した時に、信号を無視して黄色いキモい何かが突っ込んできたんです』

キャー。

悲鳴のような効果音が流れる。


 交差点の防犯カメラらしき映像が写し出される。

赤信号を突っ切ってボンヤリした黄色いかたまりが高速で走り抜けて行く。

青信号で走ってきた車がその固まりにぶつかると、柔らかい物に当たったようにいきなり停車する。


『イヤだー、キモーい』

『コワイー、キモいー』

『もうイヤだよー』

子供たちの悲鳴がスタジオに響く。


『さあ、みんな。キモい心を打ち払おう。行くよ』

『『『『ハーイ、シローサン!』』』』

『イ・ワ・コ・イ・サ・ツ・ジ、イ・ワ・コ・イ・サ・ツ・ジ。実コワ七字切り!』

(りん)

(しゃん)

(かい)

(ほー)

(じゃ)(りゅう)退(たい)(さん)!』

『『『『『(かつ)!』』』』』


「うるせーわー!! 邪龍って言うなしー! ケンカなら買うからなーーー!!」

取り合えず一休み。


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