表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/113

ラストクエスト

初投稿です。

拙い文章でお恥ずかしい限りですが、初心者と言う事でご勘弁を!

「小賢しい人間風情が、己の力量も弁えずよくぞその大言をほざけたものよ」

我の目の前にはボロボロになった勇者パーティーの、否 勇者パーティーの成れの果てが転がっていた。


(ワレ)がこの地に降臨して九百年。

その間度々、我が森に侵入しては暴虐を尽くす人間どもを駆逐してきた。

人間風情が幾ら来ようとも我の鱗の前では蚊ほどの痛痒も感じないのではあるが、安寧を妨げられるのは夏の日の蚊の羽音の如くに鬱陶しい。

なまじに知恵があるので、手を変え品を変えて侵入してくる歴代の勇者どもには辟易してしまう。


この前の勇者を撃退してからたった四十年で又湧いて出てきた五人組のパーティーは、前の勇者の半分にも満たない三分余りで虫の息になってしまった。

これまでの勇者たちの中でも最弱の部類に収まりそうな輩である。

この程度の力量で何を考えてここに出向いたのか呆れて放った科白が冒頭の発言となった。


弱者を甚振る積もりも無い。

一気に終わらせようとブレスを放とうとした時だ。


「もはやここまでです!」

賢者がローブの中から何かを取り出した。

瀕死の四人が賢者の回りに這い寄ると、その上にお互いに手をかざした。

そして五人が口を揃えて祈る。

「全世界の魔力よ、この宝玉に集え!」

勇者が叫ぶ。

「我ら五人の魂を用いて邪神龍に封印を!」


五人の手の下で眩い光を放つ其れを見て我は驚愕する。

この愚か者たちは世界の要たる魔聖石を、世界中のすべての魔力を結果も解らずに使い果たそうとしている。

「愚か者!自分たちが何をしようとしているのかわかっているのか!」

したり顔で満足げな笑みを浮かべる勇者どもの顔を最後に、眩い光に包まれて(ワレ)の意識はなくなった。


そして全世界の魔力は失われ、魔力を持つすべての生き物・龍族・魔獣属・魔族そしてもちろん人属もすべて滅び去ってしまった。

封印されし、(ワレ)一人を残して。


そして(ワレ)は五千万年の封印の闇に沈んでしまった。

「勇者のバカヤローーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。」


初めての投稿でお目汚しとなるかもしれませんが、宜しくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ