死んでも命があった魔法使い（ウィザード）　ピリオド１

知識欲に凝り固まった魔法使いが、年を取り、死期の近づいたことを知った時に、これまでに蓄えた知識の失われるのを避け、さらに多くの知識を得るために、自らアンデッドとなることを選んだ。
　知力と魔力のすべてを注いで魔法の儀式を行い、死の眠りにつく。そしてアンデッドとなった時、すでに１０００年を超える時が流れており、そこは見るもの聞くもの、すべてが新しい世界。
　人の世界に現れ、新しい世界で、アンデッドの魔法使いが、生命と、世界の知識を求めてさまよう。