おかえりとただいま
ロークはもう怖いものはないとばかりに神出鬼没に三国に現れて破壊活動をした。一点に攻撃を集中するのではなく双方の戦力を分散してロークが変身した信長とリーエルが大ダメージを与えるという戦法を繰り返した。グランアンジェ、エルドラ、オーケアノス共に国全体に疲れが見え始めた。そして民意とは時に残酷なもので、ロークが三国を支配しそうであるという噂が流れるとソリュー国民の中にローク待望論が生まれ始めた。
僕は今日も世界樹の若木と共に泉の水面を見つめている…
「…く…純…純くん!」カプセルからミカの声がする!
僕は泉からカプセルを取り出す…黒だったミカのカプセルはいつの間にか世界樹と同じ綺麗な緑色になっていた。僕は迷わずカプセルを開ける…
ボンッ…僕の前に可愛い彼女が姿を現わす。
「おかえりなさい、ミカ!」僕は涙を浮かべながら呟く。
「ただいま〜純くん!」最高の笑顔でミカが僕の腕に飛びこむ。
僕達は口づけを交わしてお互いを見つめ合う。
そして、女王様、アリスさん、テラとリン、クーファ先生、ルーニーさんにミカの復活の挨拶をした。僕達はロークに対抗する作戦を立てる…
「ロークは手薄な国を見極めてそこをほぼ単騎で攻撃してきていると思われます。兵士の配置が多い国は睨み合いをして引き揚げているようです。それを逆手に取れば襲ってくる場所を限定できるでしょう。」
「しかし、信長は手強いぞ!純。」クーファ先生は僕を心配している。
「大丈夫です。先生!きっとみんなを笑顔にしてみせますよ!」僕は先生に返事をした!




