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ずっと一緒

今まで色々あり過ぎてまだ整理しきれていないが、ミカちゃんをよくみるととても可愛い。

僕はさっきの水着姿を想像してちょっと赤面しているのが自分でも分かった。


「ミカね、純くんの部屋でずっと一緒に過ごしたんだ。暖かい時も寒い時も。クッキーの香りがずっとしていて、本当に時々、缶を開けてくれてずっと私を捨てずにいてくれた。だからずっと決めてたの。私、この人と契約してずっと一緒にいようと…」


僕はやっぱりごく普通の人間なのでミカちゃんの感覚とはズレている。でもずっと一緒にいてくれたと喜んでいることは僕も嬉しかった。

守護神が彼女でもいいじゃないか!可愛いし、

優しそうだし…


「分かったよ。ミカちゃん。お付き合いしようね。よろしくね。」


ミカちゃんの表情が花が咲いたように明るくなる。「わーい!やったぁ!純くんとずっと一緒だぁ。」ミカちゃんの喜びように僕も嬉しくなった。


「ところでこのカプセルってどうして使うの?」


ミカちゃんが言うようにカプセルの魔法陣を指で一度タッチした。するとミカちゃんが中に吸い込まれる。カプセルを手で開けるとポンともう一度出てくる。

カプセルの上下の魔法陣を両手で隠すようにするとカプセルの間に磁気が生まれてヘッドホンのように耳に当てると自分に触れている人達全ては移動出来る。

ミカちゃんが一度行ってイメージしたところには移動出来るらしい。


ところでミカちゃんはまだ僕のスウェットを着ている。

可愛い服を買いに行かないとな!

僕はミカちゃんとファッションビルに行くことにした。



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