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修羅場

「ふ、婚約者フィアンセ?僕が?」

「だって純、アンタが言うたんやろ?女王様の前で。ウチら誓い合った仲やんか。さあ誓いのキスでもしよか?」

「あ、あれはそう言わないとテラちゃんが責められると思って…第一、僕にはミカちゃんという彼女がいるよ。」「ううう…酷いわ。ウチをもてあそんだんやな。ウチこれから女王様に全部ブチまけてくるわ。」テラは泣いたフリをする…


そ、それは非常にマズイ!女王様がいくら優しいとはいえ、騙したことがバレたらタダでは済まない!


ミカちゃんが「もう。純くんは私の婚約者だからね。純くんを取らないでよ。」

「アンタ、守護神やろ。なんやあのヘナチョコ雷は。もうちょっと腕磨かんとご主人様を守れへんで。ウチはジークから純に奪ってもらって乗り換えたからパワーも上がってるはずやで。」


そう言うとテラちゃんは炎を手に宿した。「ゴオオオオ!」なるほど、さっきよりもすごい炎のパワーを感じる。他に乗り換えるとお得。まるでケータイ会社みたいだな。


「テラちゃん、ここは王宮の中だから力を出さないでね。それに二人ともケンカしないで。追い出されちゃうよ!」


ミカちゃんは「もう知らない。ミカここから出て行く。」と言う。するとテラちゃんは「出て行くんか?そらええわ。ウチと純は二人きりになれるもん。今日は一緒に寝ようなぁ…純!」「はぁ?何言ってんの?ムッカ〜」ミカちゃんは悔しがる。


「テラちゃんゴメンね。ちょっとカプセルに入っててね。」

「あっ、ちょっと待ってえな。」テラちゃんはカプセルに吸い込まれた。


僕はミカちゃんに「ミカちゃん、ゴメン。今は我慢して。今、テラちゃんを一人にするとまた誰かに狙われるかもしれないし、クレアさんを助けるには一人でも人手が欲しいんだ。」と言うとミカちゃんは

「だって…純くんは私の彼氏だよ。わ・た・し・の。」「そりゃもちろん分かってるよ。」

「分かってない!じゃあさぁ…」ミカちゃんの顔が僕の顔の前に…超ドアップになったミカちゃんが僕に言った。


「純くん!ミカにキスしてよ。」

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