ドズル・J
20120302
建設業にとって、雨は天敵である。雨が降った日はともかく、止んでからもしばらくは作業が出来ない。地盤は緩むし、滑る。
「おーい! チンするぞー!」
右腕が異様に大きい人型重機から大声で警告が叫ばれた。周囲にいた作業員達は思い思いの返事をして現場から離れ、対電磁波装甲に囲まれた重機輸送車に退避する。
「じゃ、いくぞーーー!」
人型重機が右腕を緩んだ地面に差し込み、少しすると地面から煙が出てくる。蒸気だ。
「出力安定。電磁波は想定の範囲で、周辺への無駄な被害はありません」
やがて蒸気の噴出が激しくなる。霧のようにあたりに立ち込み始めるころ、周囲の温度は徐々に、しかし急速に上がっていく。瞬間、爆発するように蒸気が一気に
人型重機の肩に付いたファンが回り、風で蒸気は吹き飛ばさ蒸気がなくなる。
「気化完了」
技術の発展は降雨後の即時工事を可能とした。電磁レンジ技術の応用により、水を含んだ大地から水分を飛ばす事が可能となったのだ。
人型重機を使い、雨天後の待ち時間を必要としません。天候にもよりますが一般的な2階建て住宅ならば着工から2週間で完成!
工事には梶本工業をどうぞご愛顧ください!
今年の2月13日に制作した「ドズル・J」です
http://blog.livedoor.jp/tohka_1day1chara/archives/5874920.html
やはりよく知らない工事現場を書くのはだめですね。
全然描写もシーンもかけれない。
できたのはこの程度です。
……工事現場のバイトでもやったほうがいいのかね?