都市防衛用四脚歩行式ロボットユニット
20120224
20120224 都市防衛用四脚歩行式ロボットユニット
ビルの谷間を歩く巨大な何か。ズシン、ズシンと大地を揺らし、赤い目が付いた顔を左右に振る。
都市防衛用四脚歩行式ロボットユニット、その勇姿。全長5mは都市に於いて防犯に防衛に活躍の場は広い。
その手にはビッグサイズなアサルトガトリング。弾はゴムスタン。
そう! 今まさに出撃中なのだ。犯罪者に容赦は無い。毎秒200発のゴムスタン弾は如何なる防具も意味をなさない。
『アーランカス市の皆さん。アーランカス・シティ・ガードの警備業務です』
ロボットユニットのパイロットが拡声器を通し市井の者にアナウンス。
『ご安心ください。市民の安全は我々が守ります』
毎日のパトロール。四本の脚にはタイヤも付いているのに使わないのは理由がある。早すぎて交通事故を起こしてしまう。市民の安全第一でなければ直ぐにシティガードなど批判の的。ただでさえ大金食いなのだから。
アーランカス市がロボットユニットを配備したのは分かりやすい正義の象徴と批判を集中させる的が欲しかったからだ。一番金を食いそうなロボットを配備し、他のところから目を逸らさせる。のが当初の目的であった。
しかし、だ。
「キャーひったくり-!」
悲鳴。直後アサルトガトリングの砲身が回転し、ゴムスタン弾が数十発発射。
「ごあああああ」
治安の悪いアーランカス市ではひったくりなど日常茶飯事。しかし。しかしだ。ロボットユニットがいればひったくりは即確保!
アーランカス市はちょっぴり平和になった。
今日はなんかちょっと調子が悪い上に時間も遅いのでここまで
もっとしっかり時間取って練って書いてあげたかった。
今日のロボは2011年の3月1日に制作しました。ブログにもなかったりします。