超☆必殺技シリーズ第4弾 特攻斬撃型ハイパースラッシュwithロボットオタクのボクスボット
重量級のグレートエスペランサーがブーメランを投げる。同時に重量級のジャイアントグレイブが胸から熱線を放った。グレートエスペランサーは熱線を紙一重で避け、ジャイアントグレイブは熱線を放つため動きを止めていたため、ブーメランの直撃を受けた。
瞬間、グレートエスペランサーが金色に輝き、空が黒い雲に覆われる。雲は渦を巻き、稲妻を帯びるが、渦の中心から金色の光が放たれる。その光はグレートエスペランサーの前に突き刺さった。光が刺さったところから剣の柄のようなモノが突き出てる。
「雷雲剣!」
グレートエスペランサーのパイロットが、地面に刺さった柄を握りながら叫ぶ。彼が引き抜いたそれは、鈍色の大剣であった。彼は大剣を片手で天に向けると、剣に雷が落ちた。すると剣が金色に輝き、オーラのようなモノが立ち上る。
「必殺!」
大剣を振り下ろすと金色の光弾が発射された。光弾はジャイアントグレイブにあたり、十字の光になりジャイアントグレイブは宙に固定された。
「雷雲剣クロスブレイズスラッシュ!」
グレートエスペランサーは大剣を両手で握り直し、振りかぶり、ジャイアントグレイブに駆け寄って大上段から振り下ろした。斬った痕は金色の光が波のように鳴動している。
「サンダーファイナリティ!」
グレートエスペランサーが踵を返し、ジャイアントグレイブに背を向ける。
「ぐわー」
ジャイアントグレイブから光の帯が何本も放射され、爆散した。
「どうよ俺の設定!」
「流石だねー。よく研究してる。見栄の切り方も演出の長さもちょうどいいくらい」
必殺技愛好会。ボクスボットの「超☆必殺技」シリーズを愛好する団体である。
グレートエスペランサーもジャイアントグレイブも設定は用意されていません。
超☆必殺技シリーズ第4弾 特攻斬撃型ハイパースラッシュwithロボットオタクのボクスボットの設定
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