ショットダスターwithエーテルS2
かなりの敵を倒したが、近づかれすぎた。このまま抵抗していたらグレネード弾を撃ち込まれるかも知れない。そう考えたトニーは撃たれた振りをして、気密口の影に身を潜めた。
手の甲につけたショットダスターを確認し、構える。予備の弾は腰にショットダスター用クイックローダーに付けてある。このクイックローダーは押しつけるだけでショットダスターの弾丸を恙なく装填出来る優れものだ。
トニーの作戦は念のためにグレネードを打ち込まれたり、少し慎重になられでもしたら破綻してしまう。賭け、であった。
静かに、何かに触れないように、ひたすら待った。
図書艦を攻めようとする宇宙海賊にとって、予め空いている気密口は確保したいだろう。外側からハッキングを掛けたり爆破するより各段に楽だからだ。
逸る鼓動を抑える。腕は小さく。不用意に入り込んだ阿呆を狙うのだ。
10秒……15秒……銃身の先端が入った。
『食らえぇ!』
トニーは相手の全身を確認するより速く、ショットダスターを打ち込んだ。フレシェット弾が詰まった四発の散弾が破裂。爆発の勢いそのままに侵入者のAESを貫き宇宙服を通し全身を穴だらけにする。
直後トニーは外の様子を確認もせずに爆弾を気密口から外に放り投げる。気密口の影に隠れたまま、1秒を数えて爆破スイッチを押した。
ショットダスター
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エーテルS2
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