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ハンマーブーメランwithディザスターマン

『トニー、準備はいーかー?』

 ビルの外壁に張り付くディザスターマンに地上から別のディザスターマンが呼びかける。

『こちらトニー。準備いいぞ!』

 トニーの答えに、下のディザスターマンは持っていたブーメラン状の鉄塊を振りかぶり、投げた。

 回転しながらまっすぐに鉄塊は飛び、トニーのディザスターマンが自動動作で掴んだ。

『キャッチ成功! これより破砕作業に入る』

 トニーは操縦桿を握り直し、目の前の壁に下のディザスターマンから受け取ったブーメラン状の鉄塊―ハンマーブーメランを叩きつけた。一度で無理に壊そうとはしない。万一、外壁が崩れすぎてしまったらディザスターマンも落ちてしまう。バランスが崩れた状態ではディザスターマンの滑空は使用が出来ないのだ。

 トニーは慎重に、しかし壁が壊せるように力を加えて何度も外壁を叩く。

 ハンマーブーメランの尖った箇所が外壁を崩し、そこから更に大きく穴を広げている。

 穴が50cm程度になったところでトニーはその穴に向けて呼びかける。

『誰かいるか!? いるなら返事を!』

 三十秒きっかり待って、いないことを確認する。

『じゃあ返すぞ! いいなー?』

 トニーはディザスターマンを操作し、下のディザスターマンにハンマーブーメランを投げ返す。

 ハンマーブーメランは重さ故に登攀の邪魔になってしまう。だから、投げ合って受け渡しを行う。

『キャッチ成功! トニー、次急げ!』

『分かってるよ!』

 操作を誤ってしまったり、プログラムの調子が悪ければ、彼らは簡単に死ぬ場所にいる。

シチュエーションは気にしないでください。

ハンマーブーメランの設定は以下のURLへ

http://blog.livedoor.jp/tohka_1day1chara/archives/3789838.html


ディザスターマンの設定は以下のURLへ

http://blog.livedoor.jp/tohka_1day1chara/archives/3653888.html

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