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ロボットコレクションSS  作者: 藤村文幹
ロボットSS
19/50

キャメルサプライ-

 歌が聞こえる......。


 やーまをこーえーたにをこえー

 ぼくらのむらにーやってきたー


 山の深い大陸中央に、一体のロボットが歩いていた。

「おーおー。ふっかいねぇ。次から隊列なんだからしっかりルート探さないとな」

 操縦席から辺りを見回し、操縦者は独りごちた。

「GPSによるとこの辺らしいけど、お、あったあった」

 彼はマップと周囲を見比べて、目標を発見した。つまり、配達先の村である。

「真水と医薬品、あと食料。不便なのに良く住むねぇ。ま、これからは届けられるけどな」

 山肌や岩の崩れそうにないところを選んで脚をおろし、ゆっくりと進む。事故を起こしたら、背中の荷物が駄目になってしまうのだ。慎重に。

 村から十分近くに来たとき、彼は拡声器のスイッチを入れた。

「お届け物でーす」

キャメルサプライーの設定

http://blog.livedoor.jp/tohka_1day1chara/archives/5020556.html

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