表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ロボットコレクションSS  作者: 藤村文幹
ロボットSS
15/50

ラーマサカド

 東京の街に破壊ロボ現る!

「ひゃーひゃひゃひゃひゃー! ボクチン様のウルトラハイパーDXデンジャラス破壊ロボ28号は無敵だもんねー!」

 などと宣いながらドラム缶のお化けみたいな体を揺すり、扁平な金属に細長い棒をくっつけただけのような脚を何本もがっしゃがっしゃと動かしながら街の建物を踏みつぶして歩く。その姿はまさに破壊缶。

「むぁてぃッ!」

 とそこに天から声。

「む! 何やつっ!」

 律儀に答えるドラム缶。

「日本の民は我が臣民にして神民なり! これ以上我が民に対する狼藉は許さんッ!」

 声の主は東京タワーのビルの上に立っていた。黄金の肌にハヤブサの顔、身に纏うは襞の付いた白い麻製の腰布に、青色の美しい豪奢な前垂れ。まさにファラオ!

「来たれ我が躯!」

 その金色の隼頭の男はジャンプすると、空を飛んできた巨大なロボットの胸に格納された。ロボットはその男をそのまま巨大化させたような見た目だった。

「我は太陽神ラーにして」

 爪先から頭の天辺へと、光が凝固していき具足となっていく。太陽を象った兜飾りが神々しい。

「神となりし新皇であるぞ!」

 右手に光を集め、凝縮させる。出来たのは反りを持った日本刀。

 目の周りを青く化粧した隼頭の平将門、即ち――

「ラーマサカド、ここに見参!」

 刀の切っ先を呆然とするドラム缶に向け宣言した。

「成敗する!」

ラーマサカドの設定

http://blog.livedoor.jp/tohka_1day1chara/archives/4899705.html

このページの二つ目の設定です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ