第7.5話】 血まみれじゃじゃ馬と、母の鬼の眼光 ――虫とトラックと、泣けなかった日々の記憶
あなたの子ども時代、遊びは“外派”でしたか? それとも“家派”?
私は -完全に外遊び命。
おままごとやリカちゃん人形なんてそっちのけで、毎日、虫や冒険に全力疾走していました。
今回はそんな 「血まみれじゃじゃ馬時代」 の記憶をお届けします。
……今思えば、完全にアウトな遊びばかり。
でも、その自由すぎる日々が、今の私を作ったのだと思います。
### 外遊び命。虫と塀とアウトなアスレチック###
家の中に閉じこもるなんて、考えられなかった私。
虫取りは大得意。てんとう虫や蝶々、ときにはカタツムリを大量に持ち帰ることも。
高い塀をよじ登れば、そこは私だけのアスレチック。
崖みたいな場所を指一本でつたって歩くのも日常茶飯事。
今思えば――親が見たら卒倒するレベルの遊びばかりしていました。
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忘れられないのが「トラック事件」。
ある日、駐車場に停まっていた大きなトラックを見て、私は思いました。
「登ってみたい!」
思った瞬間には、もう素足で登っていた。
案の定、足の裏にはトゲが20本。
それでも泣かずに家に帰り、自分で1本ずつ抜いた。
痛かったけれど、それ以上に“やりきった感”があったのを覚えています。
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### 額に釘、3針の記憶
元気すぎるとケガも多いもの。
鬼ごっこの最中、男の子と取っ組み合いになり、投げられた釘付きの板が顔に直撃!
額と鼻の下をそれぞれ3針ずつ縫う大ケガ。
……いや、アクション映画か?
当時は本気の流血沙汰でした。
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### 泣けなかった理由と、母の鬼の眼光
さらに、ガキ大将とのケンカで眉間をざっくり割ったことも。
血まみれになって帰宅した私が母に言ったのは――
「ねえお母さん、私の顔に何かついてる?」
母は無言で私の手を引き、顔を洗い流すと真っ先に確認したのは「目が無事かどうか」。
泣く暇なんてなかった。
そのまま自転車に乗せられ外科へ直行。
処置室で待つ医者より、私をにらみつける母の眼光のほうが、何倍も怖かった。
「女の子なんだから、おしとやかにしなさい」――そう言われたこともあったけど、当時の私はまったく響かなかった。
だって私は、
・走るのが楽しくて
・虫と遊ぶのが好きで
・高いところに登ると心がスカッとした
あの頃の私は、まさに “自由そのもの” でした。
今でも思います。
またあの頃みたいに、全力で走りたいな、と。
あなたの子ども時代はどんな遊びに夢中でしたか?
今思うと危なすぎる冒険、ありませんでしたか? ぜひコメントで教えてください!
###【次回予告】###
外伝|第7.6話:家から母の声が消えた日
「母の体調不良」と「家業の手伝い」に翻弄された小学生時代。
“いい子”を演じながら、心のどこかでずっと「さみしい」とつぶやいていた――。
そんな私の、強くて健気な小さな日々の記録です。




