表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/12

第4話|次男なのに“長男ポジション”!? 借金と介護と遺言が降ってきた日

【前書き】


「次男だから親の面倒は関係ない」──そう信じて結婚した人、いませんか?

……はい、私です。


でも現実は、借金も介護も遺言まで背負わされて……

気づけば“長男ポジション”に格上げされていました。


**借金のセレクトショップ**

義兄の金遣いについては、付き合っていた頃から耳にしていました。

「ちょっとお兄が、ね……」と夫はいつも口ごもっていたけれど、

結婚してから、その“ちょっと”が“だいぶ”だったことを思い知るのです。


最初は些細な無心から始まり、金額はどんどんエスカレート。

気づけばサラ金にまで手を出していました。しかも一社どころではない。複数社。



**まるで借金のセレクトショップ。***

前菜・主菜・デザートまで、全部“返済未定コース”。


返済日が近づく頃には姿を消し、借り逃げという名の伝統芸。

これ、誰が習得した技なんですか?



**義母 vs サラ金**

その間、義実家では何が起きていたかというと――取り立てラッシュ。


当時は今より法規制もゆるく、義母はこう言っていました。

「毎日玄関をドンドンされて、怖くて眠れなかったのよ」


掛け軸がちょっと曲がっただけで卒倒しかける“昭和のお嬢様”が、

まさかサラ金相手に土下座をするとは。


人生、何が起こるか本当にわかりません。



**義兄の必殺技「口内炎アピール」**

一方そのころ、義兄は数ヶ月ぶりにのこのこ帰宅。

「母ちゃん、ちょっと体調がさ……」


熱がある、咳が止まらない――病人ムーブ全開。


義母は一発で陥落。

「ろくな物食べてなかったから、口の中、口内炎がびっしりできてたのよ。かわいそうに……」


……いや、それで借金はチャラになるんですか?


ちなみに義父はその少し前、こう釘を刺していました。

「金を返すまで、あいつを家に入れるな」


が、その言葉は“口内炎アピール”で秒速リセット。

義母の「かわいそう」に勝てるルール、この家には存在しません。



**ババ抜きのババが回ってくる**

当然、私たち夫婦にも話は回ってきます。

「義兄の借金」というババが、なぜかこちらの手札にある不思議。


この頃には、私のムカムカメーターは常にレッドゾーン。

義兄のトラブルは何度も繰り返され、

ついには義父の経営していた事業まで傾き、倒産寸前に。



**義父の最期の言葉**

そんな日々のストレスが祟ったのか――義父は肺がんを患い、5年の闘病生活の末、静かに旅立っていきました。


その最後の夜。

義母にこう言い残したそうです。


「もう、あいつ(長男)のことは構うな。

 俺たちの子は、次男一人だと思え。

 これからは、次男だけを頼って生きていけ」


……ちょっと待って、お義父さん。

それって、うちの夫のことですよね?


今ここで初耳なんですが。

契約書もなければ、クラウド署名すらしてませんけど?



**長男の嫁どころか長男本人?**

私はハッキリ決めていました。

「長男とは結婚しない」って。


結婚前、夫にも聞いたんです。

「親の面倒見る気ある?」

夫は笑って言いました。

「俺は次男だし、親を見るように育てられてないから大丈夫だよ」


……信じたんですよ。


なのに今、この展開。

長男の嫁どころか、“長男本人”の役回りまで担わされていませんか、私?


しかも、“永遠の少年(義兄)”までオマケ付き。

え、これって――どんな悪質サブスクですか?


「しかも解約ボタンがグレーアウトされて押せないタイプ。」



**デフォルトは「思い通りにいかない」**

このとき私は一つ学びました。

「人生、思い通りにいかない方がデフォルト」


でも――この時点では、

まだ「私の母と義母が同居する未来」なんて1ミリも想像していなかったのです。


そう、これはまだ序章。

“波乱強運ライフ”は、ここからが本番なのです。




**【あとがき】**

“次男だから安心”って思っていた人、いますか?


私はそう信じて結婚したけれど、現実は「借金・介護・遺言」つきの長男ポジションでした。

……どこで道を踏み外したのか。いや、スタート地点から道がなかった説。


ここで質問です。

もし義父に「次男を頼れ」と言われたら……あなたは従いますか? それとも反発しますか?

コメントでぜひ教えてください!


**【次回予告】**

義父の死後、家は売却され、義母が我が家に「ちょっとだけね」とやってきました。

……が、“仮住まい”のはずが、なぜか居座りモード突入。


そして登場する、もう一人の“母”。

「うちに来なさいよ」

その一言で始まったのは、まさかの 母 vs 義母の二人暮らし。


次回タイトル

「姑リレーは突然に! ~仮住まいのはずが“ダブル母”同居スタート~」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ