追込
今夜、優しいと言われたいから
あなたを愛する人たち全員を殺しました
内臓をえぐって天日干ししました
皆から流れ出ていた血は
今のあなたの涙より
もっと汚くてどす黒いものでした
皆の空っぽになった身体の中には
今のあなたみたいな顔がありました
もう誰にも会えないね
生まれたときから一人ぼっちだと思って
これからを生きて欲しいです
どうか私があげるわずかなお金だけで
滑稽な道化のように死んでいって
私を呪いながら恐れながら
白目を剥いて
そしていよいよ限界がきたあなたが
また私のところにやって来て
好きだと告白しながら私の首を思いっきり
締めてください
きっとその時私は
ものすごい絶頂に達すると思います




