相撲に関連する作品(相撲小説「金の玉」「四神会する場所」シリーズは、別途でまとめています)
相撲の取組編成について 今場所(2019年春場所)、白鵬VS逸ノ城 戦が行われなかったことに関連して
2019年春場所千秋楽の午前中の投稿です。
現時点で今場所全勝の白鵬。13勝1敗の逸ノ城。
今場所の結果がどうなるか。
白鵬優勝となる可能性が大きいでしょうが、いずれにしても今場所、本割りで白鵬と逸ノ城の取組が無かったのは残念です。
これについて、2010年11月に、作者の友人、羽黒蛇氏が運営しておられるブログに、作者が投稿した記事を、本投稿サイトに再録させていただきます。
横綱、大関同士の対戦というのは協会の看板ですから、私はその取組をなくすべきではないと思います。
それに限らず、三役以上同士の取組みは、今場所もし日馬富士が皆勤していたら35番あるわけですが、その全てを一番も欠けることなく取り組ませるべきと考えます。
かといって、昔のように、優勝可能性のある平幕力士がいても上位陣とはあてずに平幕優勝の実現を黙視するのも反対です。この点では羽黒蛇さんと同意見です。
矛盾することをいっているようですが、そんなことはありません。取組編成を少し工夫すればよいだけのことです。
例えば横綱に対しては、初日の小結戦を含め、番付の上から16番目までの力士と機械的にあてて、全く余裕のない状況になってから、関脇から上位に向かってあてていくというのが、今の取組のやりかたですが、機械的にあてるのは上から15番目、下位に成績優秀者が多い状況であれば14番目までにする。
1番か2番の余裕をもって、関脇以上の上位陣との取組みを開始する。
そして、11~13日目あたりに下位の成績優秀者とあてる。横綱に限らず大関以上の力士についてはこの方針で取組みを編成すれば、場所の終盤になって看板となる取組みをとりやめて優勝の可能性のある力士とあてるなどということをせずにすみます。
相撲協会に対して悪口は言いたくないのですが、今の取組み方針については憤りを感じます。
尚、前記の35番(日馬富士が皆勤していたとして)については、初日~10日目は2番ずつ。11日目~千秋楽は3番ずつ、と満遍なく毎日なるべく同数にするというのも取組編成の基本的方針のようですが、これについては今のやり方のままでよいと思います。場所の状況によっては、これについては弾力的に運用してもよいかとも思います。