読み手さんへ
どうも、はじめまして。白と申します。
書き手というよりは、元書き手です。
過去でこちらのサイトに登録させていただき、小説も投稿させていただいたことがある者です。
もろもろの事情から一度退会しましたが、今回、このことだけちょっと書かせていただきたいなと思い、再び登録させていただいた次第です。
なので、書き手と言いつつ、作品が全くない状態ですがあしからず。
過去で自分の作品を持っていた時のことなどを、思い出しつつ書かせていただいています。
これは個人的に評価システムに対して思ったことです。
かなり辛口で書きますが、一人の(元)書き手としての率直な意見です。
小説家になろう(以下なろう)には、独自の評価システムがあります。それが、
・文章評価
・ストーリー評価
というものです。
そして、これらは1ポイントから5ポイントまで、読み手さんの判断で自由に付けられますが、この評価のやり方の自由さが非常にやっかい、もっと言えば、書き手さん側からすれば時に心苦しいものとなるのです。
そもそも、評価をされる皆さまはどんな理由や基準で評価をされていますか?
いえ、それ以前に「評価」をされていますか?
そもそも「評価」とは何か。
辞書によると以下の内容です。
1 品物の価格を決めること。また、その価格。ねぶみ。「―額」
2 事物や人物の、善悪・美醜などの価値を判断して決めること。「外見で人を―する」
3 ある事物や人物について、その意義・価値を認めること。「―できる内容」「仕事ぶりを―する」
4 「教育評価」の略。
ようするに、そのものに対する価値の判定ということですね。
言葉だけ見るとなんだか重たく感じますね。
では、なろうにおける文章評価、ストーリー評価とは何でしょうか。なろうの規約によれば、
文章評価 : 文法や誤字・脱字など、文章に関しての評価です。
ストーリー評価 : 物語の流れや、世界観についてなどの評価です。
との記載があります。要は、小説を読み、誤字脱字がないか、ストーリーの展開に無理や矛盾がないかなどを評価できるということです。
また、
ポイントを付けるための基準は小説家になろうでは用意しておりません。
読者の皆様の判断にお任せしております。
とあります。
要は、評価のしかたは人それぞれ、自由ということです。
5ポイントを基準にして、誤字、脱字があれば減点していくという形で評価をする人もいれば、1ポイントを基準にして、そこから加点していく人もいるでしょう。全て「各々の判断でご自由にどうぞ」というスタイルです。
しかし、この自由さが厄介なのです。
書き手さんというのは、多くの方(投稿される方全員と言っても差支えないと思います)が文章の読みやすさや、誤字脱字がないかを入念にチェックし、ストーリー展開に無理がないかを確認してから投稿します。
そして、それを読み手さんが実際に読んで判定していきます。これが本来の評価の在り方なのでは、と私は思っているのです。
しかし、この「評価」を「好みかどうか」で判定している人もいて、むしろ、そちらがメインになっていることもあります。
「評価」はあくまでも「評価」であり、「自分にとって好みであるかどうか」という個人的な感情は含むべきではないと思うのです。
誤字脱字が一切ない、読みやすい文章でも、その人の好みではない場合もありますし、逆に文章は単純で、誤字脱字があるのに、内容はこれ以上にないほど好みであるという場合もあるでしょう。
それなのに、前者が「1:1」評価、後者が「5:5」とつけるのは、評価システムが本来の意味を成していないのでは、と感じるのです。
なろうの評価は「減点」出来ないシステムと言われています。
文章が稚拙だったり、ストーリーの前半と後半で矛盾が生じている作品があったり、また、とても小説と呼べないものが投稿されていても、読み手さんはそれに対して「減点」出来ないのです。
仮に批判のつもりで「1:1」とポイントを入れても、その2ポイントは加算されていくだけなので、書き手さんにとってダメージにはならないと思われています。
一見、この評価システムは書き手さんに有利かと思われていますが、本当にそうでしょうか。
「1ポイントから5ポイントまでの数字があるのに、その中で最も低い1ポイントがつけられた」
これを書き手さんがどのように受け取るか、想像したことがありますか?
仮にあなたが、ある人から「私には、あなたを含め5人の友人がいます。私は友人の中であなたのことを5番目に好きです」と言われたらどう思うでしょうか。
「あの人にも嫌いな人や苦手な人もいるはずなのに『好き』だと言われた。嬉しい!」
と喜べますか? それとも、
「5人の中で5番目って、一番低い順位じゃない!」
とショックを受けますか?
心底前向きな人であれば前者の反応もあるかもしれませんが、大抵の人は「一番低い評価をされた」と思うことでしょう。
この「一番低い数字で評価された」という事実は書き手さんからすればかなりのダメージになります。
中には、評価は自分の「好意」を表すためにしている、「1ポイント」はゼロ評価より上だし、「ちょっと好き」というつもりした、「今は連載中で完結していないから、作品の評価ではなく、応援のつもりの1ポイントだ」などと主張する人もいるでしょう。
しかし、書き手さんに伝えられるのは以下の表示です。
文章評価 合計:1 平均:1
ストーリー評価 合計:1 平均:1
この「1」という数字から好意や応援を読みとれる人はどれだけいるでしょうか。
もし、相手の書き手さんが5ポイントを基準にしていて、減点方式で考える人だったならば「5ポイントから4ポイント分減点される理由があった。それなのに、それについての説明がないから、なにがダメだったのかわからない」と悩むだけです。
先に書いた「評価の自由さが厄介」とはこういうことです。
読み手さんと書き手さんが全く同じ価値観の人なら問題はないかもしれませんが、読み手さんと書き手さんの価値観が全く違う場合、読み手さんの意図が伝わらないどころか、逆の意見として受け取られてしまうのです。
書き手さんが1ポイントを「つまらない」「面白くない」という「批判」として受け止めてしまった場合、最悪、連載途中なのにモチベーションが下がり、続きを書けなくなることもあるでしょう。
読み手さんにとって一番避けたい結果が、この「連載小説が途中で止まって、未完のまま」になること、いわゆる「エタる」ことではないでしょうか。
面白いと思ったこと、応援しているということは言葉にしないと伝わりません。
いくらあなたが「ゼロよりマシ」「1ポイントであっても、立派なポイントだ」と主張しても、書き手に伝えられるのは「1ポイントがつけられた」ということだけです。
そこから「1ポイント分の好意や応援だ」と受け取れる人ならいいのですが、「5ポイントから4ポイント減点されたポイント」としか受け取れなかった書き手さんは傷付くだけです。
事実上、「減点はない」「減点は出来ない」と思われているなろうの評価システムですが、もし書き手さんが「5ポイント基準」の人なら、あなたの好意の1ポイントは「-4ポイント」として伝わってしまうのです。
また、「減点」は出来なくても、「減点されたように思える瞬間」は書き手さんには存在します。
そのことが現れるのが「平均」です。
読み手さんからは確認できないと思いますが、書き手さんのページでは小説の評価に、
文章評価 合計:■ 平均:■
ストーリー評価 合計:■ 平均:■
と、合計と平均が表示されます(■には数字が入ります)。簡単に説明すると、「合計」は「つけられたポイントの合計」、「平均」は「合計ポイントを評価した人の人数で割ったもの」です。
仮に、最初の読み手さんが、誤字脱字がなくて読みやすい、ストーリーの展開にも無理がない、などの理由や判断で文章、ストーリーの評価を「5:5」で入れたとしましょう。
この結果、書き手さんのページには
文章評価 合計:5 平均:5
ストーリー評価 合計:5 平均:5
と表記されます。
いわゆる「読み専」と呼ばれる、書かれた小説を読むだけの人の中には知らない人もいると思いますが(というか、読み専の人は知らないのが普通だと思います)ポイントは合計だけでなく、平均も出されてしまうのです。そして、この「平均」が非常に厄介なのです。
もし、書き手さんが「5:5」を確認した後に、次に評価した人が評価ではなく、「ちょっと好き」というつもりで
文章評価 合計:1 平均:1
ストーリー評価 合計:1 平均:1
とポイントをつけると、そのポイントが加算され、
文章評価 合計:6 平均:3
ストーリー評価 合計:6 平均:3
となってしまうわけです。
合計のポイントはふえましたが、平均のポイントは下がってしましました。
そうなると、合計ではポイントが増えているはずなのに、平均では5ポイントから3ポイントに大きく「減点された」ように見えるのです。
さらに、評価の場に「評価」とは無関係の、むしろ、排除するべき「個人的な好み」が入り込んでしまい、「評価」と「好みか否か」が混在する結果となるのです。
そしてそれは、文章の読みやすさや、ストーリー展開に無理や矛盾はないかを確認したい書き手さんにとっては、自分の作品が読み手さんにとって、読みやすいのか、ストーリーに無理はないと思われているのかを確認するツールとして活かされなくなるのです。
それに、そもそも「評価」はあくまでも「文章やストーリーを評価するためのシステム」であって、「好意や応援を伝えるシステム」ではありません。
少しでもいいと思ったら、それを言葉にして、文字にして伝えた方がよっぽど書き手さんのモチベーションアップになります。
ほんの一言でもいいんです。
「この話が好きです」とか、「このキャラクターが気に入りました」とか、「いつも楽しく読んでいます」「続きを楽しみにしています」とか。
無機質な数字の「1」よりも、言葉で気持ちを伝えてくれる方がよほど励みになります。
また、1ポイント評価が喜ばれないということを知ったから、これまでに付けたポイントを取り消すという行動に出る人もいるようですが、それもやり方としては極端だと思います。
1ポイントを5ポイントにしろとまでは言いませんが、少なくとも、1ポイント分の好意や応援したい気持ちがあなたにはあったのでしょう。それなら、一言好意や応援の言葉を今から伝えるくらいしてもいいのではないでしょうか。
ポイントを取り消すのではなく、「過去で1ポイントをつけたが、自分にとって好意や応援の気持ちからつけたものだった」そう伝える方が、自分の思い込みでポイントをつけたり取り消したりするより、書き手さんにとって納得できる結果になると思います。
それなのに、自分のしたことは書き手さんには迷惑だから、と思い込んでなんの説明もなくポイントを取り消せば、それによって、書き手さんの評価の平均値は確かに上がるでしょうが、同時に合計ポイントは下がります。
これは、1ポイントでももらえたら嬉しいと思っていた書き手さんにとっては、ある日突然、せっかく頂いたポイントが理由もわからないまま消されていた、ということになります。
中には、せっかくつけてくれたポイントを消されるほどのことを自分はしてしまったのだろうか、と落ち込んだり、悩んだりされる方が出てくるかもしれません。
平均値アップよりも、ポイントの合計が理由もわからないまま下がってしまったことに傷付く書き手さんが出てくる可能性があることを忘れないでください。
そして、出来るなら自分の好意や応援の気持ちを数字のみに託さないで、思いきって言葉にして伝えてあげて下さい。理由のわからない「+1ポイント」よりも、一言の感想の方が書き手さんの支えや喜びとなります。
また、中には1ポイントをつけられ、ショックを受けている書き手さんに、「プロの人であっても酷評は受けることもある。素人なら当然だ」と主張する人もいます。
確かにプロであってもネットなどで批判されることはあります。
しかし、プロには編集者や出版社などが付いていますからフォローやアフターケアを受けることも可能ですし、同じ小説家の先輩や仲間と痛みを分かち合うことも可能な上、自分の作品が色んなところで話題になったり、売れた分だけ収入があったりするなど大きなメリットもあります。
しかし、なろうに投稿している書き手さんは基本一人ですし、収入などのメリットはありません。
身内には小説を書いていることを内緒にしている、もしくは、作品を読まれたくないという理由でリアルの知り合いには小説を書いていることを一切伝えていない人もいるでしょう。
そういう人達は、自分の作品を酷評されて傷付いても、誰にも相談できず、一人で耐えて乗り越えるしかないのです。
もし、固定のファンがついたり、酷評したりする人がいる一方で、応援してくれる人がいるなど、自分を支えてくれる人がいれば乗りきれるかもしれませんが、応援や励ましなどなく、酷評だけしか伝えられなかった場合、その人は小説を書けなくなる可能性もあります。
なろうの多くの書き手さんにとって、支えとなるのは感想や応援など、読み手さんからの温かい言葉です。
このような話をすれば、「自分はその人を傷付けたいわけじゃない。もっと、面白い小説を書いて欲しいし、成長してほしいから、あえて厳しい態度をとったり、低い評価をしたりしているんだ」と言い出す人もいるかもしれません。
しかし、どこの誰かわからない人に一方的にきつい態度や言葉を浴びせられて、それをバネにしたり、乗り越えられたり出来る人が、果たしてどれだけいるでしょうか。
あなたにも毎日顔を合わせる人で、厳しい態度で接してくる人がいるでしょう。
親や兄弟、クラスメイト、学校の先生や先輩、職場の同僚や先輩、上司……。
自分のために厳しいことを言ってくれていると頭で理解しても、感情では「そんなにきつい言い方しなくても」と悲しく思ったり、腹を立てたりしていると思います。
リアルで顔を合わせている人が相手であっても、厳しい言葉や態度に人は傷付きます。それなら、顔の見えない、ネットを通じての厳しさは、時に相手を追い詰めたり、傷付けたりする暴力にしかならないこともあるとご理解ください。
それに、もしかしたら、あなたが1ポイント評価をした書き手さんは努力の人で、「応援してくれる人のためにもっと面白い小説を書きたい」と書きながら勉強もし続け、それによって、やがては書籍化するほど面白く、魅力的な話を書く人に成長する可能性も否定はできません。
しかし、その人が1ポイント評価を「批判」「つまらない」という意味だと受け取り、気力を失って小説を書けなくなれば、その後、その人は物語を生み出すことはなく、もしかしたら読めたかもしれない面白い小説はこの世に生まれないことになり、それはどちらにとっても非常に残念なことだと思います。
読み専の人達が望むことは「面白い小説を読むこと」だと思います。
それなのに、その可能性を自ら潰してしまうのは、書き手さんのためにならないのはもちろん、ご自身のためにもならないのでは、と思うのです。
書き手さんの中には右も左もわからないまま小説を書いて、それでも、独自に勉強をして、よりいい作品を生み出そうと頑張っている人もいます。
そういう人達は真剣にプロット(キャラの設定やストーリーの展開、世界観など、小説を書く上で必要なものです)を練って、必要なことを調べ、何度も書き直し、読み直し、また書き直し、時に悩んだりしながら作品を書きあげています。
そんな人達への好意や応援する気持ちを「1:1」と数字だけで表し、受け取ってもらおうとするのは書き手さんへの甘えや怠慢ではないでしょうか。
「この作品が好き」
「あなたを応援しています」
そう言葉にしないで、自分の感情や気持ちを伝えたつもりになっていませんか。
「つもり」では伝わらないどころか、「批判」と受け取られ、書き手さんを傷付けて、時に追い込んでしまうこともあります。
「自分は読み専で、たいしたコメントは書けない、せいぜい『この作品が好き』とか『応援してます』とか『続きを楽しみにしています』程度くらいしか、コメントが思い浮かばない」
そうおっしゃる方もいるでしょうが、それでもいいじゃないですか。
応援か批判かわからない、言葉や感情を含まない数字だけよりもよっぽどありがたいです。
自分をほんの一時でも文章で満足させてくれた書き手さんに、お礼として、短くても一言伝える労力があってもいいと思います。
たった一言、それが書き手さんの励みであり、やがてはあなたの為にもなると思います。
それと、昔ネットで読んだ話なのですが(実話かネタかは定かではありませんが)、ある人がツイッターで「大好きなおばあちゃんが死んじゃった」と書きこんだところ、多くの人から「いいね」され、それに傷付いてツイッターをやめてしまったという話がありました。
笑い話として書かれていましたが、これは現代人の悪い癖が現れていると感じました。
当時、「いいね」した人はどんな気持ちでしたのでしょうか。
まさか、「おばあちゃんが死んでよかったね」とか「それはいいことだね」という気持ちでは決してないでしょう。大切な身内を亡くして意気消沈しているその人への励ましや慰めのつもりだったと思います。
しかし、傷付いた相手に言葉ではなく「いいね」だけで返したために、相手を慰めたり励ましたりしたい気持ちは伝わらないどころか、相手を傷付け、追い詰めてしまったのです。
クリック一つで自分の気持ちや思いが具現化して伝わる装置などありません。そんな手軽な魔法や奇跡は存在しません。
「1ポイント」は「1ポイント」で、「いいね」は「いいね」としか相手に伝わりません。それは時に相手を傷付けることもあるし、そのことで相手が傷付いたとしても決して大げさではないのです。
自分は文章を書くのが苦手だからと主張するあなたも、友人や知人にメールを送るくらいのことはするでしょう。たった一言、自分の気持ちを伝えるくらいのことは出来るでしょう。
自分の気持ちを評価システムで伝えようとするのはやめて、自分の気持ちを言葉で伝えてみてください。あなたが応援したい書き手さんの喜びや励ましとなりますよ。
色々と思っていることを書かせていただきました。
誤解のないように言っておきますが、私は決して、「評価をするな」、「評価システムを使うな」と言いたいのではありません。
「1:1」も大切な評価であることに変わりありません。
ただ、どうしてその評価をしたのか、なにが足りなかったのか、どこを変えていけばいいのか、そういうことを数字だけでなく、言葉と一緒に伝えることが、書き手さんにとって何よりありがたいことなのだと理解してほしいのです。
書き手さんにとって自分で書いた小説は、いくら読み直しても、本当の意味で客観視することは不可能です。
主観的に見て問題がなくても、客観的に見れば、ここが問題だということもわかるでしょう。
その問題点を、あなたの言葉で伝えてあげて下さい。
「テンポがいいと思うのですが、展開が早すぎるので、この場面をもう少し丁寧に書いて欲しかったです」
「主人公のキャラが前半と後半で全く違うように思えました。成長したとはいえ、あの行動は不自然に思えました」
「迷宮入りと言われていた事件があっさり解決しすぎているように感じました。主人公がもっと悩むシーンを読みたかったです」
……など、「どこか残念だったか」「どこをどうすればよくなるか」自分の思ったこと、感じたことを言葉にして伝えてみましょう。
褒め言葉だけでなくても、書き手さんにとって、今後も小説を書いていく上で大切な糧となるでしょう。
また、「5:5」と評価した方も、どこかどうよかったのかを出来れば伝えてみてください。
文章が読みやすい、設定が斬新だ、など評価したくなった理由があるでしょう。高評価なら言葉がなくてもいいというわけではないのです。
「最低評価」も「最高評価」もあなたの言葉と共に書き手さんに伝えられて初めて活きるのです。
褒めるだけが感想ではないですし、辛口の評価をしても、そこに「この小説が好きだ。これからも書いて欲しい」という気持ちを言葉で添えれば、好意や応援する気持ちは伝わります。
自分の気持ちを、言葉を含まない数字だけで伝えようとせずに、短くても、稚拙でもいいので、言葉にして伝えてみてください。
自分を小説で楽しませてくれた書き手さんへのお礼となりますし、何より、書き手さんが自分に与えてくれた喜びや感動を、書き手さんに返すこととなりますよ。
なにも読んだ作品全てにコメントを残せ、感想を書けとは言いません。
ただ、本気で「いいな」と思った作品や、「ここをこうしたらもっと良くなるかもしれないのに」と思える作品に出会えたら、勇気を出して一言、書き手さんに伝えてあげてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。