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第35話 反応

 聖君と6時になり、一階におりた。

「桃子ちゃん、母さんたちと夕飯食べちゃっていいからね」

「うん」

 聖君はお店に行った。私はリビングにいる聖君のお父さんに、

「桃子ちゃん、ソファに座っていいよ」

と言われ、ちょこんと座った。


 クロが私の足元に来た。あれ?お父さんがいるのに、私の方に来てくれるんだ。

「さっき、聖が休憩してる間、ちょっと店のぞいてみたんだけど、紗枝ちゃん、だいぶなれてきてたよ」

「え、そうなんですか?」

「うん。まあ、客もそんなに来なかったし、落ち着いて接客ができたのかな」

 

 聖君のお父さんはそう言ってから、また、テーブルにあった書類に目を通しだした。仕事中なんだな。静かにしていないと…。と思ったけど、また聖君のお父さんが、

「くるみが言ってたけど、聖、気疲れしてるって、ほんと?」

と聞いてきた。


「あ、なんだか、藤井さんに対して気を使ってたみたいで、それで疲れていたみたいです」

「やっぱりね。女の子、苦手だもんな~~」

「他の人の時も、そうだったんですか?」

「そうだね。朱実ちゃんのときも、最初はね。でも、あの子、あっけらかんとしてるから、聖もすぐ慣れたかな。桜ちゃんも最初から、聖にばんばん話しかけてたし。ほら、話しかけられたら答えりゃいいだけだし、そんなに聖も、気を使わないですむようなんだけどね」


「はあ…」

「だけど、聖、女の子とべらべら話すことはあまりしないかな。自分から話しかけることも、まれだし」

「え?そうなんですか?でも、お客さんと話してますよね」

「あれは、ちゃんと仕事の一環として捉えてるの。だからできるんだよ」


「じゃあ、あの…。女の人のこと、からかったり、なんてこともしないですよね?私、よくからかわれてたんですけど…」

「え?」

「小型犬に似てるとか言われて、笑われてました。そんなこと他の女の子にはしないんですね」

「あはははは。小型犬?似てるかも」

 あ、お父さんにまで笑われた。

「ごめん。でも、しないよ、あいつ。そんな、女の子からかったりすること」

 私だけなんだ、やっぱり。


「でも、桃子ちゃんのこともからかったわけじゃないと思うよ。そんだけ、可愛かったんだよ」

「…」

 そう言われて、顔がほてってしまった。

「ああ。そういうところだね、聖が可愛いなって思ってるの」

「え?」

「赤くなるところ、それが見たくて、そういうこと言ってたんじゃないの?聖」

 う。それ、杏樹ちゃんも言ってたな~。


「くるみが、疲れてるようだから、桃子ちゃんと休憩に入らせたって言ってたけど、聖、元気になった?」

「え?多分…」

「ふうん」

 聖君のお父さんは、にこって笑って、また書類の方を見た。


 しばらくすると、杏樹ちゃんが帰ってきた。

「ただいま~」

「あ、杏樹、おかえり」

 お店から入ってきたので、藤井さんに会ったらしい。

「新しいバイトの子?いらっしゃいませって言われて、びっくりしちゃった」

「そうだよ、あの子が藤井紗枝ちゃん」

「ふうん」


 杏樹ちゃんは、リビングに座って、

「あ~~。お腹すいた~~」

と、カバンからチョコレートを取り出した。

「杏樹、もうすぐ夕飯だよ」

 お父さんにそう言われたが、もうパクってチョコレートを口に入れてしまっていた。


「あの人、オーラソーマできるんだっけ。なんか、そんなふうに見えないけど」

「見えないって?」

 お父さんが杏樹ちゃんに聞いた。

「オーラソーマができるって言うから、もっと大人っぽい人をイメージしてたんだ」

「あはは、そうなんだ」


「なんだか、おどおどしていたし、大丈夫?って感じだったけど」

「そう?さっき見てみたら、落ち着いて仕事していたよ?」

「そうかな~。お兄ちゃんの横で、真っ赤になりながら、うつむいちゃってたし、私がお店に入った時も、声小さいし、お兄ちゃんが妹だよって紹介したら、また、赤くなってたし」

「へ~~、そうか。それ、多分、聖に対しての反応だな」


「お兄ちゃんのこと好きだってこと?」

「だろ?」

「やっぱり、お兄ちゃん目当てだったか~」

「…」

 私は黙り込んで聞いていた。


「お兄ちゃん、ちょっと困ってたな」

「え?」

 思わず、私が聞くと、

「お兄ちゃんが何か話すたびに、赤くなって、うつむいちゃうから」

と杏樹ちゃんが答えた。それを聞き、

「桃子ちゃんみたいだね」

と、聖君のお父さんが私を見てそう言った。


「え?違うよ、桃子ちゃんとは」

 杏樹ちゃんが言った。

「どう違うの?」

 お父さんが聞くと、杏樹ちゃんが、

「お姉ちゃんの場合は、だから、えっと~~~」

と考え込んだ。


「ああ、もっと反応が面白い」

 へ?!

「それに、なんか一生懸命さがある」

「あはは、それ、わかるわかる。健気さと一途さと、可愛らしさと、なんていうかな、あ、小型犬が一生懸命にご主人に何かを、訴えてる時みたいな感じ」

 お、お父さんまで、小型犬って…。それに、ご主人に何かを訴えてるって、何?それ…。


「そうそう!目がまんまるで、うるうるってなってて、ちょっと震えてる感じ」

 杏樹ちゃんにまで言われた。わ、私ってそんななの?

 そうか。だから聖君に小型犬に似てるって言われたのか…。ガク~~。私って、そんななんだ。

「だから、聖、可愛くてしかたなかったんだな~」

 聖君のお父さんがそう言った。


 それって、その…、クロや、ペットのことが可愛いと思うのと、一緒なんじゃ…。それって、私、喜んでいいものかどうか、悩むんですけど。


「それに桃子ちゃんはね、お兄ちゃんがわざと赤くさせてるところがあるし」

「へ?」

「反応が見たくて、お兄ちゃんわざと、からかったり、近づいたり、そんなことしてるもん。見てて、それがすんごくよくわかるんだよね」

「うん、そうだね」

 杏樹ちゃんの言うことに、お父さんもうなづいた。


「それに、甘えてるし。最近特にそうじゃない?お兄ちゃんがあんなに甘えん坊だと思わなかったよ」

 杏樹ちゃんはちょっと、ため息をつきながらそう言った。

「だから杏樹、男の方が甘えん坊なんだよ。杏樹の彼だって、わかんないよ?」

「そんなことない。男らしいし、かっこいいし」

「ははは。聖もそう思われてると思うけどね、たいていの女の子に」

 うんうん、それは私もそう思う。


「多分桃子ちゃんは、聖にとって、甘えることができる、唯一の女の子なんだろ」

「え?」

「甘えさせてあげてるんだよね、桃子ちゃんが」

 お父さんがそう言うと、私をにっこりと微笑みながら見た。

「え?私が?」

 私が驚いてそう聞くと、

「それだけ、桃子ちゃんは器が大きいのかもね」

とお父さんはまた、微笑んでそう言った。


 そ、そうかな。ただ単に甘えてくる聖君が可愛いと思うだけなんだけどな。それに、甘えられると嬉しいし。それだけだけどな。


 しばらくすると、聖君のお母さんと聖君が、リビングにお料理を運んできた。

「紗枝ちゃん、本当に夕飯いいの~?」

 聖君のお母さんはお店に行きながら、そう聞いた。藤井さんの声が小さいからか、返事は聞こえてこなかった。

「はい。桃子ちゃんの分も持ってきた。先に食べちゃってね」

 聖君は、またリビングにやってきて、お皿をテーブルに並べた。


「元気そうじゃん、聖」

 聖君のお父さんが聞いた。

「え?俺?なんで?」

「くるみが聖、疲れてるみたいって言ってたから」

「ああ、もう休憩したし元気でたよ」


「桃子ちゃんパワーか」

 ぼそってお父さんがそう言った。

「そういうこと、ぼそってつぶやかないでくれる?」

 聖君が、ちょっと照れながら、お父さんに言った。


「お店は、聖が一人でどうにかやるからいいわよ。食べていってね。お腹すいたでしょう?おうちの人には電話して、夕飯いらないって言えば大丈夫よ~」

 聖君のお母さんがそう言いながら、藤井さんを連れてきた。

「はい」

 藤井さんは、おどおどしながら、リビングに来た。


「じゃ、電話してもいいですか?」

「どうぞ、ここの電話使っていいよ」

 聖君のお父さんが、電話の子機を藤井さんに渡した。藤井さんは、家に電話をして、夕飯をお店でごちそうになることを伝えていた。


「大丈夫だった?」

 お母さんが電話を切ると、聞いた。

「はい。よろしく伝えてねって言ってました」

「そう、良かったわ。じゃ、ここに座って。あ、爽太、夕飯あとでもいいわよね?」

「ああ、いいよ」


「え?じゃ、これ、お父さんの分なんですか?私、いいです、そんな」

 藤井さんが恐縮した。

「じゃ、私があとで食べます」

 私は、そう言って、ソファから立ち上がった。


「いいんだよ、桃子ちゃん。俺があとで聖と食べるから」

「いえ。私、そんなにお腹今、すいてないし、あとで聖君と食べます。ちょっとお店、手伝ってきますね」

 私はそう言い、お店の方に行った。


 お店は、テーブル席がうまっていたけど、どうやら、お料理はもう運ばれた後で、聖君は、カウンターを拭いたりしながら、のんびりとしていた。

「あれ?桃子ちゃん、ご飯は?」

 聖君が私の方に来ながら、そう聞いてきた。

「藤井さんが食べてる。私はあとで、聖君と食べるね」

「俺と?」

「うん」


 聖君は横に来て、なんだか嬉しそうにしている。

「そっか。俺と一緒の方がいいのか」

 なんて言いながら。まあ、そういうことにしておこうかな。

「手伝いに来たんだけど」

「ああ、特にすることないから、いいよ。カウンターに座ってる?」

「うん」


 私はカウンターに腰掛けた。聖君は、私の横にいながら、ホールの方を見ていた。お客さんは穏やかに話しながら、食べている。大人な感じのカップルと、50代くらいのご夫婦。そして、30か40代くらいの女の人が3人。

「この時間帯は、落ち着いたお客さんが多いね」

「うん。夜はね。予約も入れてくるお客さんも多いよ」

「そうなんだ」


「いいよね。俺らも50、60代になっても、デートしようね」

「え?」

「ね?」

「うん」


 それから聖君は、空いたお皿を片付けに行ったり、デザートやコーヒーを持っていったり、お水を入れにいったりした。

 ああ、動きが本当にきれいなんだよね。あと、タイミングが絶妙なの。お客さんが美味しかったわなんて言うと、聖君はにっこりと笑い、ありがとうございますって言うんだけど、その笑顔もすごく爽やかで、素敵。


 聖君はだいたいお店では、白のシャツかTシャツに、黒か濃いブルーのジーンズを着る。それに黒のエプロン。その格好がかっこいいんだ。

 聖君は笑わないと、クールでかっこいい。でも、笑うと目じりが下がり、とても可愛いし爽やかな印象がある。笑い声も爽やかだし、声も爽やかな透き通る声をしてるんだ。


 それから、手。指が細く長く、すごく綺麗。爪はあまり大きくなく、綺麗な形をしてるんだ。腕はそんなに毛深くなくって、足もちょっとすね毛があるかなっていうくらい。

 手足が長く、肩幅は広い。歩き方も、背筋が伸びていて、綺麗なんだ。動作も綺麗で、しなやかなんだよね。あ、泳ぎ方もめっちゃしなやかだったっけ。


 なんなんだろうな、あの人は。ほんと、どこをとっても絵になっちゃうよね。ふと視線を下げた時の横顔も綺麗。黙ってどこかを見つめている顔も綺麗。黙って、コーヒーを入れてる優しい表情も綺麗だし、お待たせしましたって言う時の、ちょっと口角が上がった口元も綺麗。

 はあ。って、こんなに聖君のことを、穴が開くほど見てる人は私くらいかな。


 私は、聖君のことをじっと見てるのを、お客さんにちらりと見られ、慌てて、カウンターのほうに体を向きなおした。すると、リビングから夕飯を食べ終わった藤井さんが、キッチンに入らず、食器を持ったまま、聖君をうっとりと見てる姿が目に入った。

 あ、私以外にもいたか。聖君を穴が開くほど見つめてた人が…。


 立ち尽くして聖君を見ている藤井さんに、聖君が気がつき、

「紗枝ちゃん、それ、片付けたら、ホールの方、お願いできるかな」

とキッチンに向かいながら、そう言った。

「あ、はい」

 藤井さんは食器をキッチンに持っていってから、ホールの方にやってきた。そのかわりに聖君がキッチンに行き、キッチンの片づけをパートさんと始めた。

 

 パートさんは、桜さんのお母さんで、聖君のお母さんと同じくらいの年齢のようだ。聖君はパートさんと話したり笑ったりしながら、片づけをしていた。

 一組、また一組とお客さんが帰っていった。藤井さんは食器をトレイにのせ、片付けだした。私もひまなので、トレイを持って、片づけを手伝った。

「ありがとう、桃子ちゃん」

 キッチンにそれを持っていくと、聖君がにこりと笑った。


 最後のお客さんが帰っていき、聖君もホールに出てきた。レジでの会計を済ませた藤井さんも、食器を片付けようとして、聖君の横に来て、どうやら聖君と腕が触れたようだ。

「あ!」

 藤井さんの手から、コップが離れ、床に落ちた。

 ガチャン!コップは、割れて破片が飛び散った。


「ごめんなさい!」

 藤井さんが謝り、慌てて拾おうとしてかがんだが、

「あ!拾わなくていい。俺がやるから」

と聖君が言って、藤井さんの腕を掴んだ。

「え?」

 藤井さんが驚きながら、聖君を見ると、聖君は、

「手切ったりしたら大変だから、向こう行ってて」

と紗枝ちゃんに言った。


 私は塵取りと、箒を持って、聖君の方に行った。

「サンキュー、桃子ちゃん。俺があとはやるから、桃子ちゃんも危ないから下がっててね」

 聖君は私から、塵取りと箒を受け取ると、手早く片付けだした。藤井さんは私の横で、青ざめていた。


「あの、ごめんなさい。ほんとに私の不注意で割っちゃって」

 ちょっと震えながら、藤井さんが言った。

「ああ、大丈夫だよ。俺もけっこうヘマするし、そんなに気にしないで。それより怪我しなかった?大丈夫だった?」

 聖君が優しく聞いた。


「はい、私は大丈夫です」

「もうちょっと待ってね。飛び散ったところ、もう少し掃いちゃうから」

 聖君はそう言うと、丁寧に回りも箒で掃きだした。藤井さんはそれを見ながら、また謝った。

「いいってば。そんなに気にしないでって。誰だって失敗はするし、マジで気にしなくていいから」 

「すみません」


 聖君は、割れたコップや破片を袋に入れ、さっさと箒や塵取りも片付けた。

「どうしたの?今、何か割れた音がしたけど」

 聖君のお母さんがお店に来て聞いた。

「あ、コップを割ってしまって、ごめんなさい」

 藤井さんが謝った。


「紗枝ちゃん、怪我しなかった?」

 お母さんが聞くと、藤井さんは申し訳なさそうに、はいってうなづいた。

「もう片付けちゃったから、大丈夫だよ」

 聖君がそう言った。

「あの、ありがとうございます。本当は私が片付けないとならないのに」

 藤井さんがまた、申し訳なさそうにそう聖君に言った。


「いいよ。俺ならこういうの慣れてるし」

「そうそう。聖もよく割るから、気にしなくていいのよ」

「聖君がそんなヘマするなんて思えない」

「え?そんなことないよ。俺もけっこうやるよ?いろんなドジ」

「そ、そんなふうに見えない」

 藤井さんは何度もそう言った。


「あ、もう8時になるわ。紗枝ちゃん、今日はありがとう。聖、駅まで送ってあげて」

「え?うん。じゃ、片付け、母さんに頼んでもいい?」

「いいわよ」

「私も手伝います」

 私がそう言うと、聖君はえ?って顔をしてから、

「桃子ちゃんは、一緒に駅まで行こうよ」

と言ってきた。


「私…も?」

「うん」

「そうね。桃子ちゃんも一緒に行ってきたら?」

 聖君のお母さんもそう言うと、藤井さんに、

「今日はいきなりだったのに、来てくれてありがとうね。助かったわ。次は9月に入ったらね」

とにっこりと優しくそう言った。


「こちらこそ、いろいろと失敗してすみませんでした。私、こんなでも、働かせてもらえるんでしょうか」 

 藤井さんは、小さい声でそう聞いた。

「もちろんよ。これからもよろしくね、紗枝ちゃん」

 聖君のお母さんに、力強くそう言われた藤井さんは、ほっとした顔をした。


 9月から藤井さんが、れいんどろっぷすで働くんだな。しばらくは聖君もお昼のバイトするし、毎日顔を合わせるんだ。

 そっか~~。なんだか、ちょっと複雑だ。藤井さんを見ると、聖君の方を見ながら、ちょっと嬉しそうにしている。聖君はというと、まったく関係ないほうを向いている。

 

「じゃ、桃子ちゃん、紗枝ちゃん、行こうか」

 聖君はにこって笑ってこっちを見た。藤井さんはまた、真っ赤になった。

 聖君は、ドアを開け、私と藤井さんが外に出るのを待っててくれた。

「あ、ありがと」

 藤井さんが恥ずかしそうに言った。聖君は、にこりとして、

「どういたしまして」

と優しく言った。


 あ。それ、駄目。その顔見せたら駄目。その笑顔で、ハート射抜かれちゃうから。って思って顔を引きつらせていると、聖君はそれを知ってか知らないでかわからないけれど、私の顔をのぞきこんだ。

「なに?」

「疲れてない?桃子ちゃん、大丈夫?」

「うん」

 そう言うと、聖君はにこりと可愛く笑って、歩き出した。


 視線を感じて藤井さんを見た。わ、ものすごく羨ましそうに見てる。それから、藤井さんはまた、聖君のほうを見て、ため息をついていた。




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