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第2話 実感がわかない

>結婚、おめでとう~~~!!

 夜、菜摘と、桐太からおめでとうメールが来た。あれ?私今日、婚姻届出すって教えたっけ?

>なんで知ってるの?今日入籍したこと。

 二人にそうメールで聞いた。

>兄貴から、結婚しましたメールが来たよ。

>聖が、婚姻届出してきたって、報告のメールをくれた。

という返事が、それぞれ返ってきた。

 え?聖君から?

 

>お祝い何がいい?

 菜摘からだ。結婚祝いってことだよね?え~~~!!!まったく浮かばない。

>ごめん、何がいいかも浮かばない。

 そう返すと、

>じゃ、葉君と選ぶね。楽しみにしててね。

と返事が来た。

 結婚祝い。結婚…。結婚という言葉がまだ、ふわふわとしていて、まったく自分ごととは思えないでいる。


>パーティしないと!それから式はいつ?俺、呼んでもらえるよね?

 桐太からだ。

>ごめん、つわりがおさまらないと、パーティはできないし、式もまだいつするかわからないんだ。

>わかったら、すぐ知らせろよ!

 パーティも式も結婚のだよね。当たり前か。でも、実感がわかない。


「そりゃ、そうでしょう」

 夜になってもまだ、2階の納戸をガタガタと片付けている母に、何気に言ったらそう返ってきた。

「?」

「桃子何もしてないんだから、実感がわくわけないじゃない」

「何もって?」


「婚姻届を出したのは聖君、一緒に住めるようにあれこれやってるのはお母さん」

「お母さん?」

「そう」

 母はそう言うと、自分を指差した。

「だって、つわりもあるし、あまり動けないから」

 そうつぶやくと、

「いいのよ。全部回りに任せて。別に責めてるわけじゃないの。ただね、実感がわかなくてもしょうがないって言ってるのよ」


「そうか」

 そうか。そんなもんか。

「まあ、ゆっくりと、かみしめていったらいいわよ」

「うん」

 ゆっくりと、かみしめる。何をだ?うんとは言ったものの、何をかみしめるのかな?


>桃子ちゃん、もう寝た?

 聖君から、ベッドに入って寝ようとしたとき、メールが来た。

>まだだよ。

>ごめん(><)うちでさっき、結婚おめでとう~~って乾杯しちゃった!桃子ちゃんいないのに、ごめんね!


 ……。う~~ん、ごめんって言われても。

>いいよ。気にしないで。

 本当に気にならないし。

>父さんと母さんが、盛り上がっちゃって盛り上がっちゃって。すでにお祭り気分。

>お祭り?!

>じいちゃんとばあちゃんがきたら、さらにすごくなるんだろうな。

 す、すごくって何が?


>駄目だ~~~~。眠れそうにない。

>どうして?

>どうしてって、そりゃ、嬉しくてに決まってるじゃんかっ!!(≧▽≦)

 ……。

>桃子ちゃんも?

>うん。

>やっぱり?!


 う…。困った。本当は眠る気満々だった。それに、まったく実感がともなっていない。

>やばい~~~~。嬉しすぎる~~~~~!!!!!!

 聖君、きっとまた足をじたばた、ばたつかせてるんだろうな~~。

 私も、やばい~~~~。実感がわかない~~~~~。どうしよう~~~~~。

 まじで、どうしよう。一人で、遅れをとっちゃってるみたいだ。


 嬉しくてじゃなくって、どうしようって思って、なかなか眠れなくなってしまった。

 お祭り気分?私と聖君が結婚したから?

 結婚。そもそも、結婚って、何かな。


 ずっと二人で生きていくこと。家族を持つこと。病めるときも、健やかなるときも、愛を分かち合っていくこと。

 聖君と…。

「…」

 

 は~~~。聖君、結婚式には何を着るかな。真っ白のタキシード。黒のタキシード。あ、紋付はかまってのはどう?きゃ~~~~~。それも似合いそう!

 和も、洋も着てほしい。じゃ、お色直しは絶対にしないと!

 ああ、かっこいいだろうな~~~~。


 あ、あれ?私、どっかずれてきてるかな?結婚だよ、結婚。結婚とはなんぞやって今、考えていたのに、式の時の聖君を妄想しちゃったよ。

 ああ、でもきっと、式に来た人はみんな、聖君を見てうっとりするんだろうな~。絶対にかっこいいもん。早く見たいな~~。紋付はかまの聖君もタキシードの聖君も。

 く~~~!早くつわり、おさまらないかな。


 翌朝、みんなの朝食が終わった頃、下に下りた。最近、ちょっとでも匂いをかぐと、吐いてしまう。だから、食事時は、絶対に一階に下りられない。

「あら、桃子、おはよう」

 母がキッチンの片づけを終え、エステの準備にかかっていた。


「今日エステのお客さん来るの?」

「来るわよ。そうだ。ひまわりはまだ寝てるの?あの子、起こさないと昼まで寝るときあるのよね」

「多分寝てると思うよ」

「桃子は何か食べれそう?」

「う~~~ん。いらない」


「そう?昨日は食べたもの、吐いちゃってたものね。前よりもつわりひどくなってきたのかしらね?」

「うん。そうかも。ところで聞きたいことがあって」

「何?」

 客間に行き、エステの準備をしている母の横に座って話を切り出した。

 うにゃ~~~。どこからともなく現れたしっぽが、私の膝の上に乗っかってきた。そして不思議な行動をした。


「ね!ね!お母さん。しっぽがしきりに、私のお腹の匂いをかいだり、ほっぺをすり寄せてるよ」

「あら、本当だ。もしかして赤ちゃんがいるのがわかるのかしら」

「生まれたら、どうするかな。赤ちゃん、可愛がるかな」

「そうね~、でもオスだし、どうかしらね。それより聞きたいことって何?」


「あ、そうだった。あのね、結婚式って、何ヶ月も前から予約するの?」

「え?」

「会場とか借りるんでしょ?」

「そうね、場所や、時期によっては、何ヶ月も前から予約しないとならないんじゃないの?」

「そっか~。じゃ、つわりがおさまりました。はい、すぐに式を挙げましょうってわけにはいかないよね?」


「そりゃそうよ。だって、招待状を出したりもするでしょ?そんな準備だけでも、数ヶ月かかるでしょうし」

「え?」

「招待状を出してから、返事が来て、それから人数分の料理を頼んだり、座席を考えたり…。引き出物とか、あんたが着るドレスを見に行って決めたりとか。いろいろと準備期間がいるわよ」


 そうか。そうだよね。

「今から、予約する?」

「え?」

「そうね~~。さすがに6ヶ月の頃なら、つわりもおさまってるんじゃない?」

「6ヶ月?っていうことは、あと4ヶ月…」

「11月ごろかしらね。あら、でも式を挙げるにはいい季節じゃない?っていうことは、混んでるってことかしらね」

「会場が?」

「そうね。予約もいっぱいかしら。12月の初めごろでもいいかもね。ネットで調べてみる?」


「……。聖君に相談してみる」

「そうね。それがいいかもね。わかんないことがあったら、すぐに聞きなさいね。あ、そうだ。今日午後、お母さんおじいちゃんのところに行ってくるわね」

「え?うん」

「それで、明後日、校長先生に会ってくるから」

「え?もう?!」


「そうよ~~~。昨日おじいちゃんが電話して、会ってもらえるように言ってくれたから」

「え?すでに?」

「きっと卒業できるわよ。桃子はなんにも心配しないでいいからね」

「うん」

 母はそう言うと、鼻歌交じりにまた、エステの準備をしだした。


 私はリビングに移動した。うにゃってしっぽは私の膝の上からおりて、またどこかへ消えていった。

 うちの猫たちは、客間と寝室が居場所で、他の場所にはなかなか来ることがない。昼間はほとんど姿を見ることもなく、たいていが外で気ままにのんびりしているようだ。


 寝室の窓の下のほうに、猫用の出入り口があり、そこから猫は出て行っている。猫用のトイレも、ご飯の用意も父と母の寝室にあるから、猫たちはどうやら、寝室が自分たちの家だと思っているらしい。


 そして実は、この猫たちを知人からもらって、飼っているのは父なのだ。父は大の猫好きで、この家を建てたときから、自分の寝室で猫を飼うことを決めていたらしく、猫専用出入り口から、猫用の柱、猫用のマットなどなどを、寝室に作ったんだよね。

 だから、猫たちにとって、我が家が家なのではなく、寝室が自分たちの家だと思ってると思う。


 きっと、茶太郎も今、寝室の柱の上のほうで寝てるか、外にもしいるとしたら暑いから、車の下にでも入って寝てるかな。


 リビングのソファーに私は座り、聖君にメールをした。

>聖君。結婚式のことなんだけど。

 そう書いてから、どうそのあと書いたらいいかと、悩んでしまった。だけど、そのまま私は送信をしてしまったらしい。

>結婚式?うん、何?何?

 聖君からすぐに返信が来た。


 あ、送信しちゃってたんだ、私…。

>いつがいいかな?

 もう、思ったことをそのまま書いて、送っちゃえ!

>桃子ちゃんがつわりおさまらないと。いつごろなら、大丈夫になるのかな?

 そうだよね。

>お母さんが、いくらなんでも6ヶ月のころなら、おさまってるんじゃないかって。

>6ヶ月?じゃ、11月?


>うん。だから、11月終わりとか、12月初めとか、どうかな。

>お腹は?大きくなってないかな?

>そうだよね。もう目立ってるかもしれないよね。

>あ、母さんも妊婦だったけど、式を挙げたんだよね。だから、聞いてみるよ。あと、式を挙げるとしたら、どこがいい?ホテルとか、レストランとか、いろいろと会場はあると思うけど。


>洋装も、和装もできるところがいい。

>そっか。お色直しか!ウエディングドレスも、着物も着たいんだね、桃子ちゃん。でも着物って、妊婦さん、きつくないのかな。

>あ!そうか~~~~。う~~~ん、でも見たいよ~~。


>自分の着物姿?なんていうんだっけ。綿帽子?白無垢?桃子ちゃん、似合いそうだもんね!俺も見たい!

>違う、違う。自分のはどうでもいいの。聖君の紋付はかまも、タキシード姿もどっちも見たいの。だから、私は別にお色直ししなくてもいいんだ。


 しばらく聖君からの返信が来なくなった。あれ?変なこと言ったかな、私。

>桃子ちゃん、まさかと思うけど、式をいきなり挙げたくなった理由って、それ?

>そう!それ!早くに、聖君の紋付はかまと、タキシード姿が見たい!!絶対にかっこいいよね!!

 またしばらく、メールが来なかった。あ、きっと呆れてる。

 

 だいぶたってから、聖君から、

>桃子ちゃん、もしかして、やばいんじゃないの? 

というメールが来た。やばい?やばいって?!

>俺に惚れすぎだって思ってたけど、そうじゃなくって、もしや俺の…

 そこで、メールが途切れている!何?その続き、何?!


>何?気になる。なんで途切れてたの?メール。

>だって、これ以上書けない(><)

 え~~~?

>何?気になる。何?

>俺のマニアックなファン。もしくは追っかけ。

 え?!!!!!!


>まさか、俺の写真見て、萌え~~とか、してないよね?

 ええ!まさか!い、いや。近いところはあるかな。いや、でも「萌え~~」じゃなくって…。

>聖君、私、「萌え~」はないけど、胸キュンだったらいつでもしてる。

 そう送りかえすと、いきなり電話がかかってきた。あ、聖君だ。

「桃子ちゃん!それ以上はもういいです。俺、どうにかなっちゃいそうだから!」

 電話に出るといきなりそう叫ばれた。どうにかなっちゃうって、え?


「それから、結婚式のことだけど、式はお嫁さんが主役なんだよ?それに桃子ちゃん、お腹に赤ちゃんがいるんだし、俺のことよりもまず、自分のこと考えてね。着物着れたらいいけど、着れないようなら、俺の紋付はかまも無しだよ。俺だけお色直ししても、しょうがないでしょ?誰が俺だけのお色直しを見たいと思う?」


「私」

「へ?!」

「それと、桐太…もかな?」

「はあ?!」

「あ、他にもいっぱいいるかもよ?聖君のファンいっぱいいるもん。きっとみんな、聖君の紋付はかまもタキシードも見たがるよ」


「そういう子達は、式に呼ばない!」

 そうか、そりゃそうだよね。

「あのね、いや、嬉しいっちゃ嬉しいけどさ、やっぱりその、お腹の子の事1番に考えようよ、ね?」

「う、うん」

「じゃあさ、母さんに聞いておくから。あと式場も探してみるよ。ね?」

「うん」


「聖君」

「え?」

「今、もしかして呆れてる?」

「いや、どうして?」

「そんな声だったから」

「…う~~~ん。呆れてるって言えば、呆れてるかな。桃子ちゃん、だって本当にさ、奥さんって自覚ないんだなって思って」


 ギク。

「すごいよな。いまだに俺に胸きゅんって」

「え?」

「……」

 聖君はしばらく黙り込んだ。ああ、相当呆れられたらしい。

「人のこと言えないか、俺」


「え?」

「桃子ちゃんのウエディングドレス姿、想像してにやついてたしな~~」

「え?」

「絶対に可愛いだろうな~~。あの綿帽子ってやつ?あれも可愛いよね。どっちも見てみたいな」

「え?」


「桃子ちゃん、ちっちゃいし、お人形さんみたいになるんだろうな」

「へ?」

 人形?

「やべ~~~!」

「……」

「俺のほうが変態か」

「え?」

「いや、独り言です」

「……」


「あ~~。俺らやっぱり、似た者同士か~。バカップルだよな~」

「うん、そうだね」

「あ、そうだ!もしかして桃子ちゃんのところにも、桐太と菜摘からメールいった?」

「うん、来たよ」

「まだ、大学のサークル仲間や、基樹とかには内緒なんだけどさ、あの二人は事情も知ってるから、入籍したって昨日、メールしたんだ」


「他の人には言ってないんだよね?」

「うん、言ってない。学校のこともあるし、そういうのがちゃんとしてから、言ったほうがいいと思って」

「学校?」

「桃子ちゃんの高校。変なところから噂みたいになるより、ちゃんと校長先生や学校側が対処を決めてからのほうがいいでしょ?みんなに知れるの」

「うん」


「だから、当分は他のやつには内緒にしておく。こういうのってどこから、伝わっちゃうかわかんないじゃん。菜摘と桐太にも、他のやつにしゃべるなよって、言っておいたからさ」

「うん、ありがとう」

「あ、もしや、桃子ちゃん誰かに言っちゃった?」

「ううん。あ!でもひまわりはしゃべっちゃいそう!言っておかないと!」


「私?しゃべんないよ。お姉ちゃんが結婚したことも、妊娠したことも、内緒にしてあるよ。私こう見えても、口かたいもん」

 いきなり後ろからひまわりの声がして、びっくりした。

「わ~、ひまわりいつの間にいたの?」

「もうさっきから、いたけど?電話、聖君でしょ?代わって!」

「え?」


 ひまわりは携帯をぶんどって、聖君に話しかけた。

「お兄ちゃん~~~~~!おはよう~~~~!」

 お、お兄ちゃんって。

「え?うん、わかってるよ。しゃべんないよ!じゃあね、またね。早くにうちに来てね!」

 ひまわりは、バチンと携帯を閉めた。


「ああ!き、切っちゃったの?」

「うん、もういいじゃん。いっぱい話したでしょ?」

 ううん、話したりないよ~~~~。グスン。

 聖君とだったら、何時間だって話していたいのに。それに早く来てねって、私が言う台詞だよ。

「私もお兄ちゃんの、タキシードも紋付はかまも、両方見てみたいな~~」

 ひまわりがそう言いながら、バスルームに向かっていった。

 いったいいつから、聞いていたんだ?!


 それにしても、私、本当に何もしなくていいのかな。全部、聖君や母に任せていて。それに、本当に私、何もすることがない。

 外も、いろんなところから匂いがするから、いつ気持ちが悪くなるかわかんなくて、出られそうにないし。


「お母さん」

 エステの準備を整え、ダイニングに行こうとしている母を、呼び止めた。

「何?」

「私、匂いさえかがなければ、元気なんだ」

「そうよね」

「だから、暇なんだ」

「え?」


「何かすることないかな~~」

「そうね~~。あ!あなた編み物得意じゃない!赤ちゃんのものでも編んだら?」

「生まれてから、どんどんあったかくなっていくのに?」

「来年の冬用によ。その頃は10ヶ月くらいかしらね。ベストとか帽子とか、きっと可愛いのがいっぱいあるわよ?」


「そうだね!あ!でも毛糸も本も買いにいけそうもない」

「何色がいい?言ってくれたら、買ってくるわよ」

「ほんと?じゃあ、黄色っぽいのか、クリームかな。まだ男の子か女の子かわかんないし」

「そうね、クリーム色なんて優しい感じだし、可愛いかもね!あら!あらあら!すんごい楽しみが増えたじゃない!早速おじいちゃんの家にいった帰りに見てくるわね」


 ああ、母がさらにウキウキしてしまった。すごいな。赤ちゃんが生まれてくるのって、人をこんなに生き生きとさせちゃうんだ。

 って、また他人事になってる。なんでこうも、なかなか実感がわかないんだろう。

 でも、聖君のタキシード姿や、紋付はかま姿を想像したら、わくわくした。赤ちゃんの可愛いベストや帽子を想像したら、またわくわくした。

 こういったことの積み重ねなのかな。それを味わって、かみしめていったら、いいのかな、もしかして。


 赤ちゃん誕生まで、あと8ヶ月。きっとそれまでに、もっともっと母であることも、妻であることも、実感していくね。きっとね。だから、焦らなくてもいいんだよね…。


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