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第155話 「主人」

 それから私は、祖父と色鉛筆で絵を描いた。スケッチブックに私は、いろんなスイーツの絵や、食材を描いた。

「いいね。そういうのをメニューに入れたり、それか額に入れて壁に飾っても、かわいくなるね」

 祖父がそう言った。


「ほんと?れいんどろっぷすに飾ってくれるかな」

「うん。いいんじゃないかい?聖君に相談したらどうだい?」

「うん!」

 わあい。嬉しいな。飾ってもらえたら。


 絵を描くのって楽しいんだな。

「聖君とは対照的だね」

「え?私の絵ってこと?」

「うん。素朴で優しくて、あったかい」


「聖君のは?」

「力強くて、鮮やかで、人を魅了する」

 ああ、そうだね。うん。まさに聖君だ。人を魅了する力を持っている。それはとても、力強い。


 ピンポン。チャイムが鳴った。

「は~~い」

 祖母が玄関に来た。私と祖父も玄関に行った。

「どうも、桃子を引き取りに来ました」

 父がそう言って、入ってきた。ええ?それ、幼稚園の時に言ってたセリフでしょ?


「ははは。なんだか、桃子が幼稚園生だったころを思い出すなあ」

 祖父が笑った。

「本当ね。今度は凪ちゃんを預かることになったりするのかしら」

 祖母がそう言って、懐かしそうな顔をした。


「もう、お父さんったら。私は園児じゃないよ」

「ははは。つい、あのころを思い出してね」

 父が笑った。

「あれ?聖君は?」

「運転席にいるよ」


 そっか。

「おじいさんに、絵のお礼を今度しに来ますって言ってましたよ」

「ははは。そうか。降りてこれないのは、何か理由でもあるのかい?」

 祖父が何気に鋭いことを聞いた。

「あ、ええ、まあ」

 父が口ごもった。


「え?どうしたの?聖君」

「あ~~。ちょっと、どうも、絵を描いたのはすごく感動的で、楽しかったそうなんですが」

「何かしら。何か聖君、嫌な思いでもしたのかしら」

 祖母が心配して聞いた。

「桃子と、喧嘩でもしたのかい?」

 父に聞かれた。


「え?私?ううん、してないよ?」

「ちょっと、聖君、気にしていたから。一応、桃子はまた情緒不安定になってるみたいだよって言っておいたけど、どうも、桃子と顔も合わせづらくなってるみたいだよ?」

「…」

「ははは。桃子が冷たくしたんじゃないのかい?聖君のほうがナイーブそうだから、優しくしてあげないとだめだよ、桃子」

 祖父に言われてしまった。


「あら、でも、桃子だって今、妊娠してて、ナイーブになってるのよ?」

 祖母がそう言うと祖父は、

「違うさ。悩み事があっただけだ。でも、それも解決したんだから、もう桃子は大丈夫だろう。なあ?桃子」

と、私を優しく見ながらそう言った。


「悩み事?」

 父が聞いてきた。

「あ、あとで話す。とりあえず、車に乗ろうよ」

「ああ、そうだね」


「あの絵は完成したわけではないようだから、また続きを描きに来なさいと言ってくれ、桃子」

「え?完成してないの?」

「そりゃ、1日では仕上がらないだろうさ。まあ、90パーセントはできたみたいだけどね」

「そうだったんだ」

 もう、完成したものだと思ってた。


「じゃあね、桃子ちゃん。また遊びに来てね」

「うん。あ、パンフレット、本当にありがとう」

 私はそう言って、玄関を出た。

 父が先に助手席に乗り、私は後部座席に乗った。


「聖君、あの絵は未完成なのかい?」

「ああ、はい。まだちょっと…」

「そうか。あれでも、十分素晴らしい出来だと思ったけどね」

「…」

 聖君が黙った。そしてバックミラーでちらっと私を見ると、車を発進させた。


 私はまた、黙って外を見ていた。まだ雨は降っていて、空も暗かった。だけど、私の心は晴れていた。

 あの絵の余韻に浸っている私がいる。あれ、聖君そのものなんだな。

 はあ。心の中でうっとりとため息をつく。

 これから、どんな聖君に出会えるんだろう。そう思うと、わくわくする。


「聖君は今日は何時からバイトなんだい?」

 父が聞いた。

「5時からです」

「じゃあ、すぐに出ないとダメかな?」

「あ、いいえ。4時過ぎに出たら余裕です」


「じゃ、家でのんびりとコーヒーでも飲む余裕はあるね」

「あの…」

「ん?」

 聖君は何かを言いかけたけど、

「いえ、なんでもないです」

とそう言って、黙って運転をした。


 家に着くと、母がお帰りと出迎えに来た。

「どうだった?おばあちゃんとおじちゃんに、ちゃんとパンフレットのお礼言ってきた?」

 母がリビングに、父と聖君と一緒に来ながら聞いた。

「あ!そうじゃん。それ言いに行ったのに、俺、お礼何も言ってない」

「大丈夫だよ。桃子がちゃんとお礼言っておいたから」

 父はそう言って、リビングのソファに座った。


「母さん。コーヒーを二つ持ってきてくれないか」

「わかったわ。今、淹れるわね」

 母はそう言うとキッチンに行ってしまった。

 私はちょこんと、聖君の横に座った。


 聖君からはいつもの優しいオーラが来なかった。ちょっとよそよそしい、何か壁みたいなものを感じた。

 ちらっと聖君を見ると、私を視界に入れないように、視線を外し、それから父に話しかけていた。

 祖父の言ったことを思い出した。聖君、きっと傷ついてるんだ。朝のあれかな。キスを拒んだから、それでかな。


 母がコーヒーを持ってきて、ソファに座った。

「聖君の絵、お母さんにも見せたかったなあ、なあ?桃子」

「え?うん」

「絵を描いてきたの?」

「素晴らしかったんだよ。今度、おじいさんのアトリエに行って見せてもらったらいい」


「そうね。ぜひそうするわ」

 母が意気揚々とそう言った。聖君は、それに対して、なんの反応も示さず、コーヒーを飲んでいた。

「釣りも近いうちに行けるといいね、聖君」

「あ、そうっすね」

 聖君がにこりと笑ってそう言ったが、あきらかに作り笑いだった。


 聖君は時々、時計を見た。時間が気になるのだろうか。父と母はそんなことを、気にする様子もなく話を続け、聖君は愛想よく相槌を打っていた。

「もう、4時になるので、俺、行きますね」

 聖君がそう言って、ソファを立った。

「あら、ほんとうだわ」

 母も席を立つと、

「買い物に行って来なくっちゃ」

と慌てて、買い物袋を取りにダイニングに行った。


「さて、桃子はどうする?お父さんはちょっと、寝室に行って休んでくるけど」

「私も部屋で編み物でもする」

 そう言うと、聖君は、

「じゃ、ここでいいよ」

と言って、バッグを持ち、さっさと玄関に行ってしまった。


 え?うそ。見送りもさせてもらえないのか。

「行ってきます」

 玄関から聖君の声がした。そしてドアを閉める音がした。


「桃子」

 父がその様子を見て、

「まあ、帰ってきたら、優しくしてあげなさい」

と私の肩をぽんぽんとたたいた。


 や、優しく?

 もしかして、そんなに落ち込んでた?もしや、父にそれをぼやいてたとか?

 う、う~~~ん。


 私の部屋に行き、私は編み物をし始めた。ふとベッドを見ると、あ、聖君の携帯だ。忘れて行ったんだ。

 どうしようかな。ないと困るのかな。電話でうちにあるよって伝える?どこかでなくしたって、慌てたりするかもしれないし。

 そんなことを思いながら、携帯を手にすると、携帯が振動した。

「うわ」


 見ると、未登録の電話番号。もしや、聖君?いや、今運転中だろうし、どこかから電話なんてかけてこれないよね。っていうか、これ、携帯の番号だから、聖君じゃないよね。

 ドキドキ。私は思い切って電話に出た。

「聖君?」

 女の人の声だ~~。誰?


「あの…」

「え?あれ?榎本聖君の電話じゃないですか?」

「そうです」

「あ、もしかして、桃子ちゃん?」

「はい」


「聖君は?」

「今、お店に行きました」

「え?」

「携帯、部屋に忘れちゃったみたいで」

「あ。そういうこと。へえ、奥さんだったら、旦那さんの携帯に勝手に出てもいいんだ」

 ブチ。これ、もしかして、カッキーさん?


「聖君に何か用ですか?」

「昨日のお礼を言いたかったの」

「お礼?」

 何を?話ができたとか、そんなこと?


「昨日、車で送ってもらったから」

 え?!!!

「家、あなたの家に近いじゃない?うちって」

「そうなんですか?」

「知らなかった?隣駅」

 そう言えば、言ってたような。


「それで、近いし送るって」

 うそ。そんなこと聞いてないよ。

「でも、話し込んじゃって遅くなっちゃった。ごめんね、旦那さんを借りちゃって」

 ムカ。

「聖君とは、仲良くなれましたか?」


 あれ?私なんでこんなこと聞いてるんだろう。今の嫌味だよね?かなり。

「ああ、そうね。かなりね」

 う、ますますムカってきた。聞くんじゃなかった。

「あなたも大変ね」

「何がですか?」


「あんなにもてる人と結婚して、ずっとこれからも、やきもちやいていかなくちゃならないなんて」

 ふ、ふんだ。そんなの今さらだもん。

「でも、仕方ないか。そういう人を選んだんだもんね」

「…」

 何が言いたいんだろう、この人。


「聖君って」

「え?」

「運転上手だね」

「…はい」

「シートベルトできないと、締めてくれるんだね」


 ええ?!何それ!えっと、待って。そっか。助手席に乗ったってことだよね?

 駄目だ。ショックを通り過ぎて、今、ただただ、頭に来てる。

「クールだと思ってたけど、優しいんだ」

 ムカ。ムカムカ。

「そうです。すんごく優しいです」


「くす」

 なんで笑ったの?

「麦ちゃんも言ってた。すごく優しいって。受け入れてくれたら、ものすごく大事にしてくれるって。私にも優しくしてくれたし、もう受け入れてくれたんだよね?」

 うそ。嘘だ。だって、昨日あんなに悩んで、暗くなってた。

 すごく、カッキーさんといると違和感があって、苦手だって。


「じゃ、お礼言っておいてね」

「わかりました」

 私は最後に何か言いたくなって、とんでもないことを思いついてしまった。そして、つい言ってしまった。

「あの!」


「え?なあに?」

 カッキーさんは余裕の声で、聞き返してきた。

「主人が帰ってきたら、ちゃんと伝えておきます。わざわざ、電話してもらって、すみませんでした」

 カッキーさんは何も言わずに、ぶちっと電話を切った。


「うわ」

 うわわわわわ。私、何を言っちゃってるの?あああ、どうしょう。誰かに言いたい。こんなこと言っちゃったよって。でも誰に?

 母や父には言えないよね。じゃあ、菜摘。あ、デートか。蘭もデートで、花ちゃんもだ。


 ああ、いないじゃん!言える人。

 あ!桐太~~。う、でも仕事中?ええい!いいや、電話してしまえ!


 ブルル。数回ならしたら、桐太が出た。

「おお!桃子。久しぶり~~」

 ハイテンションだ。

「桐太、今、仕事中だよね?」

「いんや、休憩中。すげえ、タイミングいいじゃん」


「そうなの?休憩中?どこで何してるの?」

「店の奥で、アイス食ってる」

「一人?」

「うん、一人。なんで?」

「ちょっと話を聞いて!」

「いいけど。あ。待って。あとちょっとで食い終わるから」


 桐太はそう言うと、しばらく静かになり、それから、

「お待たせ。で?聖がどうした?」

といきなり聖君の名前を出してきた。

「あ、俺、当てちゃる。カッキーって桃子に似てる子のことだ」


「なんでわかるの?っていうか、知ってるの?」

「昨日、カッキーが店に行った」

「それもなんで知ってるの?」

「で、家まで車で送って行った」

「なんで知ってるの~~~?」


「俺もいたから」

「え?」

「だから、俺も一緒だった」

「店?」

「車も」

「え?なんで?なんで?どうして?」


「うん。ちょっとヤボ用で、家に帰ったからさ」

「ヤボ用?」

「ま、いいじゃん。あ、たいしたことないよ、親父と話があったってだけ。俺のことはいいや。それより、もしかして、カッキーってやつが、桃子の家まで来たとか?」


「ううん。聖君、携帯部屋に忘れていって、その携帯に電話があったの」

「桃子、出たの?」

「出ちゃった」

「そんで?」

「昨日送ってくれたお礼、言いたいからって」


「ふうん」

「聖君、カッキーさんが店に来たことは言ってくれたけど、車で送ったことは何も」

「いいんじゃね?話すようなことは何もなかったし。俺もいたし、麦もいたし」

「え?!」

「あれ?そこもカッキー言ってない?」

「うん。ただ、聖君に送ってもらったって」


「はは~~ん。なんだか、挑戦的だね」

「…」

「大丈夫だよ、まあ、助手席に乗っちゃったけどさ、話なんてたいしてしてなかったっていうか、聖、俺とばっかし話してたし」

「なんで助手席~~?」


「そりゃ、後部座席で俺と麦ちゃんが、いちゃつけるように」

「何それ~~!」

「あはは。でも、大丈夫だって。っていうかさ、聖、嫌ってるじゃん、完全に」

「でも、シートベルト締めてくれたって」


「ああ、最後のカチッていうやつだけね。できない~~とか言ってるから、麦が、何をかわいこぶってるんだって、カッキーに言ってさ。でも、本当にできないってうるさいから、聖、仕方なくやってあげてた。ものすごく嫌そうな顔してて、逆に俺、驚いちゃった」

「嫌そうな顔?」


「まじで、あれだけ、嫌うのもめずらしくね?いや、そんだけ、女性嫌いってことか。でもなあ、麦にはそこまで、態度悪くなかったって言ってたけど」

「なんでそんなに嫌いなのかな」

「裏表があるからじゃね?それ、なんとなく聖言ってたし。ああいう裏表がある子は、苦手だって」


 そっか。そういえば、言ってたっけ。

「で?聖が浮気でもしてると思って、かけてきた?」

「ううん、違うの。私話を聞いてて、カチンときて、とんでもないこと言っちゃったの」

「へえ、カッキーに?」

「うん」


「なんて?」

「主人が帰ってきたら、伝えておきますって、わざわざ電話をすみませんでしたって嫌味たっぷりに」

「ゲハハハ」

 ゲハハ?なんつう笑い声。


「いいじゃん、それ。最高!でもさ、桃子は奥さんなんだし、それ、なんも間違ってないし、いいんじゃないの?そのくらい言っても」

「本当?」

「全然いいよ。ああ、傑作。麦にも言っちゃおう」

「そういえば、麦さんも関係あるの?」

「何が?」


「ヤボ用。お父さんに話があるって」

「う~~ん、関係あるって言ったらある?いや、直接はない?」

「え?」

「ああ、今の店、店長が会社にするらしくってさ、俺、正社員で働くことになりそうなんだ」

「へえ!すごいね」


「うん。それで、まあ、いろいろと書類もいるし、それを書いてもらいにね」

「そっか。あれ?それが麦さんに関係するの?」

「え?あ、うん。まあね」

「どうして?」


「何年か先には、2号店を出す予定らしくて、その店の店長はお前に任せるかもって、店長に言われてさ。あ、もう社長になるのか」

「え?すごい!」

「その頃には、俺、麦との結婚も考えないとなって思ってて。正社員になったら、給料も変わるじゃん?まじで、ちゃんと貯金して、結婚のことも考えようと思ってるんだよね」


「うん」

 わあ。ドキドキしてきちゃった。

「そんな話を、親父にもしたんだ。実は麦もちょこっと家に寄って、親父やおふくろに会ったんだよね」

「それで?」

「うん。なんか、驚かれた」


「誰に?」

「親父とおふくろ。俺、高校出て家を勝手に飛び出して、そんでフリーターしてたから、2人ともなんか、見放してたっていうかさ。あ、兄貴もアラスカ行っちゃったし、2人してがっくりとしてたんだよね。そこに俺が、麦連れて、正社員になるだの、いつか結婚もしたいだの言ったもんだから、もう二人とも仰天しちゃって」


「え?結婚もしたいって言ったの?麦さんの前で?」

「いんや。帰ってから」

「え?」

「ああ、そうなんだよ。麦にはまだ、結婚のけの字も言ってない。昨日はただ、うちに寄って行ってよ、くらいしか言ってないし」

「…」


 なんだ、そうなんだ。

「は~~。正社員になれたらさ、プロポーズしようかなとか思ってるけど、まだ、18だし、早すぎるよね?」

「私17で結婚してる」

「あ、そっか。桃子に聞いてもしょうがないか」


「何それ」

「は~~~。でも俺も、早く結婚したくて」

「そうなの?」

「だって、あいつ見てると、羨ましくて」

「あいつ?」


「聖」

「え?」

「めちゃ、幸せそうじゃん。いつも浮かれて、のろけてばかり」

「え?」

「桃子にメロメロだもんな。結婚はいいよ。お前も早くにしろよ。家に帰ると、奥さんが待ってるんだぜ。毎朝横に寝てるんだぜって、もう、うるさくって」


 え~~?!そんなこと言ってるの?人には、桐太に話さないでねなんて言ってたくせに!


「あ、もう切るよ。休憩時間終わりだ」

「うん、ありがとう、桐太」

「おう。カッキーのことは気にするな。聖のやつ、迷惑がってはいるけど、浮気なんかしそうにないからさ。どんと私は奥さんなのよって構えてていいよ」

「うん」


「じゃあな」

「うん、仕事頑張って」

「サンキュ!」

 桐太はそう言うと、電話を切った。

 

 それにしても、カッキーさんはなんであんな言い方をしたんだろう。まるで、聖君がカッキーさんだけを車で送ったみたいな言い方。あれ、けっこう私もびっくりしちゃったじゃない。

 それから、聖君が本当にカッキーさんを嫌がってるんだってこともわかった。

 そこまで嫌うのも、何かもっと深い理由があるのかな。

 私はそんなことをあれこれ、考え込んで、すっかり編み物もできなくなってしまっていた。




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