第13話 あったかい人たち
私はだんだんとつわりがおさまってきて、いろいろと食べられるようになった。いつの間にか、ご飯の炊ける匂いも、臭くなくなってきていた。
聖君は、最近、ひまわりよりも先に帰ってくると、ひまわりを送ってくるかんちゃんと、玄関でやたらと長く立ち話をしているときがあり、
「家の中で話せば?」
と母にも言われているが、どうやら、かんちゃんがそう言うと、遠慮して、
「あ、もう帰ります」
と言って、帰ってしまうようだ。
何に遠慮をするのかな。あ、もしかして、聖君がうちに住んでるとは思っていなくって、遠慮をしてるんだろうか。
父は、仕事が早く終わる日は、たいてい何かお土産を買ってきて、聖君とそれを食べながら、リビングで話をしている。おすしの時もあれば、焼き鳥のときもある。
本当は、早くにお酒も飲み交わしたいんだろうな。
聖君は、一緒に住みだした当初よりも、父や母と夜、話をする時間を持つようになった。どうやら、今まで私がつわりで、部屋をあまり出られないから、私と部屋になるべくいるようにしてくれてたみたいだ。
リビングで私も、父や母と聖君が話をしているのに参加した。ただ、聞いていることが多かったけど、聖君は嬉しそうに話しながら、時々私を見て、めちゃくちゃ、可愛い笑顔を向けてくれる。う、いまだにその笑顔に私は、胸キュンしている。
そして二人で部屋に行くと、聖君はがらりと違う人になる。さっきまで爽やかに、笑顔を向けていた人と同一人物とは思えないくらいの豹変振りだ。
特に最近は、たまに赤ちゃん言葉までが出てくるようになった。
「桃子ちゅわん」
二人だと、桃子ちゃんが、桃子ちゅわんになる。
「なあに?」
こういうときは必ず、甘えてきたいときだ。
「ダキッ!」
口でなぜだか知らないけど、擬態語を言ってから、抱きついてくる。あ、擬音語だっけ?
「ムギュッ」のときもあれば、「ギュッ」のときもある。
逆に、抱きついて欲しいときは、
「桃子ちゃん」
と、そう言ってから、さあ、胸に飛び込んでおいでって感じで、腕を広げる。期待に外れないよう、私は、抱きつきにいく。そうすると、めちゃくちゃ満足したように、私を抱きしめ、
「甘えん坊だよな、桃子ちゃんは」
と言ってくる。
いや、抱きつくように仕向けたのは、聖君だと思うんだけど、まあ、そういうことにしておこうって思い、私はいつも黙って、聖君の胸に顔をうずめてみる。
でも、そういうときは、まれ。ほとんどは、聖君が甘えている。
「あのさ~~」
「ん?」
私が編み物をしていると、私の後ろから抱き付いてきて、
「最近、杏樹のやつが、付き合いだしたみたいなんだよね」
とぼそってそう言った。
「え?うそ!好きな子と、うまくいったんだ」
私が喜んでそう言って振り返ると、聖君は、すごく落ち込んでいる顔をしていた。
「あれ?嬉しくないの?」
「うれしくな~~い」
「なんで?」
「杏樹を取られたみたいで」
「え?」
聖君は口を尖らせて、すねている。
「やっぱり、杏樹ちゃんは特別なんだね」
「え?」
「ひまわりや菜摘に彼がいても、別に聖君、すねないけど、杏樹ちゃんだと嫌なんだ」
そう言うと、ますます口を尖らせて、
「だって、杏樹のやつ、やたらと彼氏と俺を比べてくるから」
と、すねた口調で話し出した。
「比べるの?」
「そう、彼氏はすんごく、クールで、落ち着いてて、頭もよくって、クラス委員もしていて、お兄ちゃんとは大違いって」
「ええ?それ、きっと聖君と同じ高校だった女の子は、聖君のこと、そう思ってたよ」
「俺のことをそんなふうに?」
「うん」
「そっか~~。そうだよね?まだきっと、あいつの本性を知らないだけだ~~」
「あいつって、杏樹ちゃんの彼氏?名前なんだっけ?」
「忘れた。っていうか、覚えてあげない」
うわ。子どもみたいだ。めちゃ、可愛い。
ムギュ!私は思わず、聖君を抱きしめてしまった。
「ん?何?どうしたの?」
聖君は、抱きしめられたまま、聞いてきた。でも嬉しいらしく、顔はにやけている。
「だって、聖君、可愛いんだもん!!」
そう言うと、聖君は、照れながら、
「もう、桃子ちゃんってば」
と言って、抱きしめてくる。
ああ、一緒に住みだして、何日たったかな。でも、まだまだ私たちはバカップルだよな。
いや、もしかすると、さらにバカ度が増してるかもしれない。こんな二人のバカさかげんは、絶対に人様にはお見せできない。
とか言いつつ、私はこっそりと、桐太にだけは、聖君のこの甘えぶりや、豹変振りを報告しちゃってるんだけど。そのたびに、桐太は羨ましがり、
「そうか~~。そんなに聖は可愛いのか、俺も見てみたい~~」
とさわいでいる。
「私がばらしていることは、くれぐれも内密に」
「わかってるよ。ふっふっふ、お主も悪よの~~。越後屋」
なんのこっちゃ。そう言う、桐太は悪代官か…。
本当に平和な日が続いてるよな~~。
なんて、のんきに構えていた。でも、私が知らなかっただけで、けっこういろんなことが周りでは、起きていたようだ。
8月も半ばになり、聖君の家族は聖君を残し、伊豆に行った。お店はその間、休みになり、聖君は一日、サークルの人たちと、海に潜りに行った。
そして、聖君は、疲れながらも、嬉しそうに夜、戻ってきた。
それから、その後の3日間は、我が家の掃除を手伝ったり、車を洗ったり、父も休暇を取り、一緒に釣りに行ったり。すっかり我が家の家族の一員になっていた。
伊豆から聖君の家族は、おじいさん、おばあさんと共に江ノ島に帰ってきた。おじいさん、おばあさんが私に会いたいと言っているので、私もつわりがおさまったしってことで、お店に顔を出しに行くことになった。
れいんどろっぷすに行くのは、久しぶりだった。それに、聖君のおじいさん、おばあさんに会うのは、初めてで、ちょっと緊張もした。
「本当はもっと早くに、会いたかったみたい。でも、父さんが、桃子ちゃんのつわりがおさまったらにしようって、そう言ってくれてたみたいだよ」
「そうだったんだ」
本当に聖君のお父さんは、いつでも、そういった配慮をしてくれるよね。
杏樹ちゃんに会うのも久しぶりだ。ひまわりも今日、来るはずだったんだけど、かんちゃんにデートに誘われ、さっさとそっちを優先していた。
「いらっしゃい!桃子ちゃん!」
れいんどろっぷすのドアを開けると、杏樹ちゃんがすっとんできて、そう言った。もしかして、お店でずっと来るのを待っていてくれたんだろうか。
「いらっしゃい。どう、体のほうは」
聖君のお母さんも、すぐにキッチンから顔を出した。
「はい、もう大丈夫です」
「ほんと、顔色もいいし、それにちょっとふっくらしたんじゃない?」
「実は、体重も増えて」
「今までほっそりしてたから、大丈夫よ。あ、っていうことは、もうなんでも食べられるのね?」
「はい」
「良かったわね~」
そんな話をしていると、聖君のお父さんがリビングのほうから顔を出し、
「桃子ちゃん、いらっしゃい。父さん、母さん!桃子ちゃんが来たよ」
とそうリビングのほうに、声をかけた。
リビングから、おじいさんとおばあさんが顔を出した。わあ、ご対面だ。
「はじめまして、桃子ちゃん?」
おばあさんのほうが、私に近寄ってきて、にっこりと微笑み、挨拶をしてくれた。すごく優しい笑顔だ。
その後ろから、おじいさんがやってきて、
「桃子ちゃん?ああ!聖が自慢するのわかったよ。本当に、可愛いね!」
と言い、私の手を取り、握手をしてきた。
若い。おじいちゃんって呼ぶのも悪い気がするくらい、若い。日に焼けていて、笑うと白い歯が見えて、なんていうか、ものすごく爽やかだ。
「あ、じいちゃん、ばあちゃん、久しぶり」
車を駐車場に停めてきた聖君が、お店に入ってきた。
「おお!聖!結婚おめでとう」
聖君のおじいさんが、大きな声でそう言うと、今度は聖君の肩をぽんぽんとたたいた。
「しい!声でかい。まだ、内緒にしてるんだから」
「え?ああ、そっか。悪い悪い。でも、誰もいないだろ?ここには」
「そうだけど、もうすぐバイトの子が来るよ」
「あ、バイトの子たちにも内緒にしてるんだ」
「そうだよ。だから、じいちゃんも気をつけてよ」
「わかった、わかった」
おじいさんは元気にそう言うと、リビングに戻ろうとして、
「桃子ちゃんも、こっちにおいで!中でいろいろと話をしよう」
と言ってくれた。
「はい」
私はあとから続いて、中に入った。その後ろから、聖君のお父さんも来た。聖君は、そのまま、キッチンに行き、仕込みを始めるようだった。聖君のおばあさんもエプロンをつけ、お手伝いをするようだ。
「あの、私もお店の手伝い」
そう言いかけると、
「桃子ちゃんはいいんだよ、まだ安定期じゃないでしょ?」
と聖君のお父さんに言われた。
リビングには最後に杏樹ちゃんがあがりこみ、
「桃子ちゃん、ひまわりちゃんは元気?」
と聞いてきた。
「うん、元気だけど、毎日のようにデートしてるよ」
と私は答えた。
「ひまわりちゃんもデートか~~。私もこれから、彼氏と夏期講習行ってくるんだ」
「あ、そうか、受験だもんね」
「うん。だから、桃子ちゃんと話ができないのが残念。でも、夜までいるよね?」
「うん。聖君が帰るときに、一緒に帰るから」
「そっか~~。良かった。じゃ、行ってくるね」
「うん、いってらっしゃい」
聖君のお父さんと、おじいちゃんも杏樹ちゃんにいってらっしゃいと言い、杏樹ちゃんはまた、お店の方に行き、出かけていった。
「杏樹とも、仲いいんだね、桃子ちゃんは」
聖君のおじいさんにそう言われた。
「はい」
私はまだ、緊張していて、小さくそう答えただけになった。すると、それを察したお父さんが、
「桃子ちゃん、緊張しなくていいよ。父さんは緊張するような相手じゃないから」
と笑ってそう言った。
そういえば、そんなようなこと、聖君も言ってたっけ。
「ああ、そうそう。緊張しなくってもいいから」
聖君のおじいさんもそう言うと、あははって笑っていた。わあ、笑顔や笑い方が、聖君に似てる。いや、聖君のお父さんに似てるのか。そっくりだ。
「父さん、桃子ちゃん、どう?聖が可愛がってるの納得した?」
「納得したよ。こりゃ、聖がくびったけになるわけだ」
「え?」
それを聞き、私は真っ赤になってしまった。
「あれ?真っ赤になっちゃったの?あははは。可愛いね」
聖君のおじいさんに笑われた。ああ、なんか、そういうところも聖君に似ている。
「父さん、来年の春にはさ、ひ孫ができるんだよ」
「俺、ひいじいちゃんかよ!信じられないな!こんな若いひいじいちゃんていると思う?」
「現にいるじゃん、ここに」
「俺?ああ、そっか!あははは」
あ、明るい…。
「しっかし、長生きするもんだよな~。まさか、ひ孫までできるとはな~~」
聖君のおじいさんが、しみじみとそう言った。
「長生きって、まだ、60代でしょ?これからまだまだ、生きられるじゃん」
聖君のお父さんがそう言った。
「だよな?ひひ孫まで、会えちゃいそうな気がするよ」
「ひひ孫?それを言うなら、玄孫でしょ?」
「やしゃご?」
「そうだよ、ひひ孫とは言わないよ、父さん」
「じゃ、ひひじいちゃんのことは、なんて呼ぶの?」
「さあ?」
「やしゃじいさん?」
「ええ?違うんじゃないの?もう、あれだ。あれ。長老でいいじゃん」
「なんだよ。それ。すげえ、適当だな、お前」
「あはははは」
聖君のおじいさんと、お父さんってすごく仲いい!驚きだ。まるで、聖君と、聖君のお父さんの会話のようだ。
「あ~~あ、相変わらずだよな、お前はさ」
「何が?」
「ほんわかしてるっていうか、素のまま生きてるっていうか」
「いいだろ?それが俺らしいんじゃないの?」
「まあな。爽太らしいよ、ほんと」
「そういえば、父さんの日記、なくなっちゃったと思ったら、聖が持っていっちゃったみたいだ。見た?桃子ちゃん」
「え?」
聖君のお父さんに聞かれた。
「日記…ですか?」
「うん、父さんが、俺が生まれるまで、日記をつけててくれて。見たことない?」
「はい」
「そうか。なんだ。持っていったから、桃子ちゃんに見せてるのかと思ったのにな」
「何、あんなのまだ、取ってあったの?爽太」
「そりゃそうだよ。宝物だし」
「あはは!いいのに、もう捨てちゃっても」
「そうはいかないよ。あれは、父さんが生きた証だろ?」
「う~~ん、でも過去のものだしな~。今は今に生きてるわけだし」
「…そういうところが父さんらしいよね、ほんと」
「そうか?」
聖君のおじいさんは、そう言うと、にこにこしながら、聖君のお父さんを見て、それから私を見て、
「ま、聖が桃子ちゃんにも見せたくなったら、見せるんじゃないの?」
と、そんなことを言った。
「そうだね」
聖君のお父さんも優しい表情で、私を見るとうなづいた。
わあ。わあ~~~。なんだか、すごいかも!ダブルで、優しい瞳がこっちを見ていて、思い切りハートがあったかくなる!
このオーラは、聖君と同じだ。もし、ここに聖君がいて、聖君までが私を同じように優しく見ていたら、私はきっとその優しいオーラに包まれて、ここの光の中に溶け込んでしまうかもしれない。
私の緊張は一気に消えてなくなった。それどころか、このあったかい空間に、思い切り心地よくなって、聖君といるときみたいに、ゆったりとリラックスできた。
お店の方が、店を開けたのか、だんだんとにぎやかになっていった。すると、聖君のおばあさんが、リビングに来た。
「今さっき、バイトの子が来たから、私はもういいみたい」
そう言って、リビングにあがると、ふっとため息をついた。
「ああ、れいんどろっぷす、懐かしかったな。今でも、綺麗にしてあるし、あの頃よりさらに、味が出てきたって感じ」
と、おばあさんは宙を見ながら、そう言った。ああ、そうか。前はおばあさんがやっていたお店だもんね。
「今はね、母さん。店の雑貨とか、メニューとか、聖がそろえたり、作ってるんだよ」
「え?聖が?」
「うん、あいつ、センスあるんだ。それに料理もすげえ上手」
「そうよね、キッチンで見てて驚いちゃったわ、あの包丁さばき」
「あはは、でしょ?店継げるかもって思ってるんだけど、あいつ曰く、この店継ぐのは桃子ちゃんなんだってさ」
聖君のお父さんがそう言うと、聖君のおばあさんは私を見た。
「ええ?」
私が戸惑っていると、
「聖ね、結婚する前からそれ、言ってたよ」
と聖君のお父さんは、私に言った。
「聖、桃子ちゃんのこと、お嫁さんにしたいって言ってたものね~~」
聖君のおばあさんがそう言った。
「え?え?いつですか?」
驚いて思わず聞くと、
「正月に、伊豆に来たとき、こっそりと私に教えてくれたの」
とおばあさんが、優しい目でそう言った。
ひょえ~~~。今年のお正月?
「ずっと隣にいたい、誰にも渡したくない子なんだって、真っ赤になりながらそう言ってた。くす、聖ってば、相当な照れ屋さんなのに、よく言ったわよね~~、そんなこと」
聖君のおばあさんがそう言って、くすくす笑っていた。
すごい。優しい笑い方をするんだな。聖君のおばあさんもやっぱり、すごくあったかいオーラを放ってる。そばにいて、すんごく気持ちがいい。
ああ、本当だ。聖君。まったく緊張しないでいいみたい、私。緊張が溶けて、安心感がいっぱい広がってる。
なんてあったかい人たちなんだろう。ああ、ちょっと感動してるよ、私。
「そういえば、あのバイトの子…」
聖君のおばあさんが、聖君のお父さんに向かって、話しかけた。
「聖のこと好きなんじゃないの?」
「ああ、そうなんだよね。桃子ちゃんがいるのも知ってるんだけど、あきらめきれないみたいだね」
うわ。聖君のお父さんも知っていたし、聖君のおばあさんまで、感じたんだ、それ。
「結婚してることは言ってないんだろ?」
聖君のおじいさんが、そう聞いた。
「うん、知らないよ。でも、聖、しきりに俺には、桃子ちゃんがいるからって言ってるんだけどね」
「え?」
「なんだろうな~~。どうして、あきらめないんだろうな~~」
聖君のお父さんがそう言った。
「爽太のときも大変だったじゃない。えっと、なんだっけ?あの子。ああ、五月ちゃん」
「え?」
「くるみさんのこと責めに来ちゃって、大変なときがあったじゃない?ねえ」
「ああ、そんなことあったっけって、そうだ!五月ちゃん、最近よく店に来てくれてるんだよね」
「あら、そうなの?」
「この前は家族で来てた。旦那さん、すげえ優しそうな人でさ。子どもはまだ、10歳くらいだった。女の子で、可愛かったよ」
「まあ、そうなの。へ~~、懐かしいわね」
「くるみもなんだか、喜んじゃって」
「え?そうなの?」
「くるみと五月ちゃんとで、あんなこともあったわね~~って話し込んで、昔を懐かしがってたよ」
「へ~~~」
聖君のおじいさんが感心した。
「面白いね、でも月日の流れっていうのは、昔をいい思い出にしてくれるから、いいものかもしれないよな」
聖君のお父さんがそう言うと、おばあさんもうなづいて、
「そうね。いろいろとあっても、全部、過ぎちゃえば懐かしい、いい思い出よね」
と、嬉しそうに聖君のおじいさんを見て、微笑んだ。
いいな。なんだか、二人には、見えないすごい絆があるみたいだ。目と目が合うと、お互い、優しく微笑みあう。
きっと知り合ってからもう、何年もたってるんだよね。でも、今でも、深く愛し合ってるっていうのが、伝わってくる。素敵だな。
聖君はこんな、すごい愛が溢れる中で、育ってきたんだね。
私はお腹に手を当てた。大丈夫。凪、大丈夫だよ。ここにはいっぱいの愛があって、何が起きても、その愛で、なんでも乗り越えていけちゃうから。
そんなことを思いながら、私はそのあったかい空気に包まれていた。