表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/175

第1話 入籍

永遠のラブストーリー 第3部 新婚編です。また、聖と桃子のラブストーリーをよろしくお願いします。

 結婚記念日は、婚姻届を出した日なのか、それとも式を挙げた日なのか。そんなことを前にテレビのワイドショーで、話していたのを聞いたことがある。

 でも、確実に私は、今日という日が結婚記念日になるんだろうな。


 結婚式をいつ挙げるかはわからない。不思議と私もだけど、聖君や、両方の両親も、そんな話を持ち出したことがなかった。それよりも、うちの母親は、聖君が我が家にやってくるから、必死に部屋を片付けたり、足りないものを買い揃えたりしている。

 

 それから母はまた、祖父と打ち合わせをするんだと張り切っている。祖父の家に明日にでも行って、夏休みの間に校長と話をつけてくると、意気込んでいて大変だ。


 私はというと、今日、聖君が婚姻届を出しに行っているので、朝からずっとドキドキだ。

 不思議だ。たった紙を1枚、提出するだけで、結婚してしまえるんだ。たったの紙1枚で、夫婦になっちゃうんだから。


 夫婦。

 ああ!まだ信じられない~~~~。いったい、いつ信じられるようになるんだろう~~~!!!


 なにしろ、昨日は、花火を見に行き、聖君において行かれ、一人ぼっちになってるという、片思いだった頃の夢を見ちゃったし。

「聖君?」

 呼んでもいない。

「聖君、どこ?」

 どこにもいない。

「聖君~~~~~」

 人ごみの中、どこにもいない聖君を探して、探して、探して…。


 どうして?もう私たち、夫婦になるのに。なんでおいていかれたの?

 夫婦になるのが夢で、こっちが現実?

 そうだ。夫婦になれるわけないじゃない。だって、聖君に思いも届いていないし、聖君は私のことなんて、眼中にもないし。

 やっぱり、片思いのままなんだよ。ぽつり。私の足に涙がこぼれ落ちた。足が痛かった。そう、鼻緒で指の股を、擦りむいてしまっていて。


 そんな悲惨な夢。

 ん?でも続きがあったな。どんなだっけ?

 そうだ!思い出した!私の手をひっぱる小さな子がいたんだ。

「ママ、パパなら今、探しに来てくれるから平気だよ。ここで待っていようね」

 その子に言われた。


「桃子!凪!」

 聖君の声が聞こえた。走ってくる。そして息を切らし、

「もう!ちゃんとパパについて来てって言ったのに、はぐれちゃうんだから。ほら、ママはパパと手をつないでないと!」

と私に言ってる。パパ?ママ?凪?


「ね?ママ、パパはちゃんと来てくれたでしょう?」

 その子がまた私に言った。可愛い。聖君にすごく似てる。男の子?女の子?わからない。

「さ、凪もパパと手をつないで。帰ろうか?」

「うん、パパ!」

 凪は私と聖君の間に入り、嬉しそうに歌を歌っている。


 そこで、目が覚めたんだ。

 あれ、私たちの子供?そうか。聖君はパパで、私はママになるのか。

 むふ~~~~~。パパとママ…。


「桃子ちゃん」

「ひょえ?」

 いきなり後ろから声がして、びっくりして振り返ると、聖君が立っていた。

「え?なんでここにいるの?私夢でも見てる?」

「はあ?何言ってるんだよ。さっきから声かけてたよ?」

「え?」


「婚姻届出してきたよ。で、そのままこっちに来たんだ」

「え?」

 うそ。いつの間にうちに来て、2階に上がってきてたの?

「チャイムの音、聞こえなかったよ?」

「うん、ちょうどお母さんが玄関の外、掃除してたからさ」

「そ、そうだったんだ」


「暑かった~~。今日もすげえ、暑いよ、外」

 聖君はそう言うと、ベッドにどかって座った。私はさっきから机に向かって座り、本を読んでいた。いや、眺めながら、意識が遠くに行ってたと言った方がいいかな。

「それ、出産の本?」

「そう。お母さんがこの前、買ってきてくれて」

「見せて」


 聖君の横に私も座り、本を渡した。

「へ~~。出産にもいろいろとあるんだね。自然分娩、無痛分娩…」

「無痛っていいな~~」

「え?そう?桃子ちゃんなら、自然分娩がいいって言うと思ってた」

「なんで?私、痛いの嫌だよ。絶えられるか不安だもん」


「そっか~~。そうだよね、鼻からスイカ出すみたいに痛いっていうもんね」

「そ、そうなの?!!!」

 うわ~~~。何それ?もう予想もつかないような痛みじゃん!

「ラマーズ法って呼吸法でしょ?立会い分娩ってのもあるけど、桃子ちゃんどう?俺がいた方がいい?」

「嫌だ」

「え?!」


 聖君は一瞬固まった。

「嫌なの?俺がいたら、嫌なの?」

 顔を引きつらせ、聖君は聞いてきた。

「だって、恥ずかしいし」

「へ?」

「痛がって、取り乱してるところ、見られたくないし」


「あ、そういうことか。なんだ、そんなこと」

 そんなことじゃないよ~~。それで、一気に嫌われたくないし。って、そこまではさすがに言えない。

「でも俺も、立会いは無理かな」

 聖君はその本を、ぼけ~~と眺めてそうつぶやいた。


「え?どうして?」

「血、苦手だって言ったじゃん。病院も苦手。産婦人科ですら、ちょっと駄目だったし」

 あ。それでこの前、ずっと黙り込んでいたのかな。

「桃子ちゃんの力になるどころか、俺がぶったおれそう」

「え?」

「立会いにならなさそう。かえって迷惑だよね、それじゃさ」


 そうか。そうだよね。赤ちゃんって産むとき、血も出るよね。

「いいよ、聖君。私だって立会いは嫌だから、無理することないからね」

 私がそう言うと、聖君は力なく微笑んだ。

「俺、ほんと役に立たないやつだよね。ごめんね」

「そんなことないよ!全然そんなことないから」


 聖君が、たとえすぐ横にいてくれなくたって、ドアの外だろうが家だろうが、きっと私と赤ちゃんのことを思ってくれてるってわかるから、それだけで力になる。

「やっぱり、俺、赤ちゃん生まれるまで、ほんと、たいした役に立てないから、いろいろと甘えていいからね!ね?ね?!」

 聖君はそう力強く言った。

 むぎゅ~~。私は思い切り聖君に抱きついた。


「こうやって、聖君に抱きつくことができたら、それだけでもいいよ、私」

「え?」

「安心できるから」

「うん」

 聖君も私をぎゅって抱きしめてくれた。


「あら、お取り込み中だった?聖君、冷たいもの持ってきたけど、飲む?机にでも置いておく?」

 いきなり背後から母の声がした。

「わあ!」

 私も聖君もすごく驚いて、ぱっと離れた。

「あ、すみません、わざわざ」

 聖君は真っ赤になって、母にお礼を言った。


「いいえ。外暑かったでしょ?」

「はい、すごい暑さでした」

 聖君はそう言うと、頭をぼりって掻いていた。

 もう、ドアを開けていたこっちも悪いけど、それでもノックくらいしてよ。じゃなきゃ、気を利かして、入ってこないとかさ~~。


「婚姻届は、すぐに受理してくれたの?」

「ああ、はい。まあ…。父さんも一緒だったし」

「あら、お父様も一緒に行ってくれたの?」

「…よくわからなかったんですけど、俺、まだ未成年だし、父さんが一緒の方がいいのかなって思って」

「そうね。聖君、まだ18歳だもんね。あら、奥様は18歳じゃなくって、旦那様は18歳ってわけよね~~、うふふふ」


 母はそう言って、お盆まで机の上におき、話をどんどこし始めてしまった。あ~~。母はたまに話し込んで、長くなるんだよね。

 それにしても、旦那様は18歳か~~。それに奥様は17歳なんだよね~~。

 って、思い切り、他人事みたいに思ってるし、私。


「いつからうちに来る?聖君」

「えっと、来週早々からと思ってるんですけど、そんなに早くに来ても大丈夫ですか?」

「あら、うちは明日からでも、なんなら今日からでもいいわよ。聖君用に食器や、洗面用具も買っておいたし」

「え?そうなんすか!すげ!」

 聖君は感激していた。


「じゃ、俺何を持ってきたら…。着替えと、大学の勉強道具とか、そのくらいでも平気ですか?」

「ええ、そうね。寝巻きと、下着、着替え、それで大丈夫よ。タオルや、寝具もうちにあるし」

「はい、じゃ、それだけ準備してきます」

「やっぱり、ここにセミダブルのベッドは、きついわね」

 母がいきなりそんなことを言った。

「え?!」

 セミダブル?私は聖君と顔を見合わせた。


 母は、部屋の入り口に立ち、

「やっぱり、納戸を片付けて、そこに勉強机や本棚を置きましょう。下にお父さんの机があるんだけど、まったく今使ってないし、それを聖君用に持ってきて、納戸を二人の勉強部屋にするといいわ」

と言い出した。


「え?じゃ、ここは…」

「寝室よ。あなたたちのベッドと、ベビーベッドを置くと、それだけでもう、いっぱいでしょ?」

「ベビーベッド」

 聖君はぽつりとそう言うと、思い切りにやついた。あ、今何かを妄想している。


「ベビーベッドは、レンタルする?それとも購入して、そのまま、聖君のご自宅にまで持っていく?でも、きっとそのうち布団の方がよくなるかもしれないし」

「あ、うちの親と相談してからでいいですか?それはまだまだレンタルするにしても先ですよね?」

「ええ、そうね。まずはあなたたちのベッドが先ね。それはすぐにでも、配送してもらうから」

「え?」

「ネットでね、午前中調べておいたのよ」

 そういえば、どうしようかしらね~~って言いながら、ずっとパソコンを見ていたっけな。


「すみません、なんか、いろいろとしてもらっちゃって。そういうの俺がしないと、本当は駄目ですよね?」

「いいの、いいの。聖君だってお店の手伝いがあるし、大変でしょ?大学の勉強だって、しなくちゃいけないんじゃないの?」

「え、それはあんまり…」

 聖君は頭をぼりって掻いた。


「さてと。じゃ、まだいられるかしら?聖君」

「はい」

「じゃ、早速なんだけど、納戸にあるものの片付け、手伝ってくれない?」

「あ、はい!わかりました」

 聖君はすくっと立ち上がり、母のあとをついて部屋を出て行きかけて、

「桃子ちゃんは、のんびりしててね」

と私に向かってそう言った。

 そしてにこっと微笑んでから、部屋を出て行った。

 あ~~~。相変わらずの優しさと、素敵な笑顔だ。きゅ~~~ん。その笑顔に胸きゅんだ。


 ベッドに寝転がり、天井を見た。そして、この部屋がもうすぐ私と聖君の部屋になるのかと思うと、胸がドキドキしてきてしまった。

 ああ、朝起きたら横にいつも、聖君がいて、寝るときも横にいつも聖君がいるんだ。

 すごい!それって!だって、いつも、電話で声が聞けたり、おやすみってメールが来るだけでも喜んでいたのに、じかにおやすみって言ってもらえて、じかにおはようって起こされるんだよ?!

 あ。そうじゃなくって。私が早くに起きて、おはようって起こさなくっちゃ。


 ドアの外がいきなり、にぎやかになった。どうやら、ひまわりもやってきたようだ。たまに笑い声が聞こえる。

 私はいつまで、大人しくしてないといけないのかな。でもまだ、安定期じゃないし、つわりもあるし、片づけを一緒にはできないんだよね。なんか、ちょっと寂しい気もするな。


「お姉ちゃん」

 いきなりひまわりがドアを開けると、

「おめでとう~~~~!」

と、私に向かって、クラッカーを鳴らした。

「うわ!」


 私がびっくりすると、母がひまわりに、

「お腹の子が驚くでしょ、ひまわり、そういうのはやめなさい」

と、怖い顔をして怒った。

「あ、ごめん」

 ひまわりはすぐに謝った。


「でも、お姉ちゃん、結婚したからお祝いがしたくって」

「え?」

 私が驚くと、母が、

「そうね。お祝いしないとね。でも、桃子がつわりがなおってからの方がよくない?ごちそうだって、今だと食べられないものね」

と、ひまわりにそう言った。


「そっか~~」

 ひまわりはそう言ってから、

「じゃ、そのときには結婚披露パーティだね」

と、にっこにこの笑顔でピースをした。


「あ!嫌だ。そうよ、結婚式、忘れてた!!!」

 母がそう叫んだ。

「あ!」

 聖君が廊下から顔を出し、

「そうか。式のこと、すっかり忘れてた、俺も」

とそう言った。


「桃子のつわりがよくなったら、ちゃんと式を挙げる?それとも生まれてからの方がいい?だけど、赤ちゃんいると大変だものね」

「う、うん。でもつわりがいつよくなるか、わからないし」

「そうよね。お腹目立ってからも、大変だものね~~」


 そうか、みんな忘れてただけで、式を挙げる気がなかったわけじゃないんだな。

「ウエディングドレス着るよね?楽しみ~~!!」

 ひまわりがそう、おたけびをあげた。

「わ!そうじゃん。桃子ちゃんのウエディングドレス見れるじゃん」

 聖君はそう言うと、どこかを見てにやけていた。ああ、また妄想してる。


「あ~~。いろいろと忙しくなるわね」

 母はそんな言葉とは裏腹に、にっこにこで、部屋を出て行った。そして、

「聖君、ほら、運ぶの手伝って~~」

と、ものすごく機嫌のいい声で聖君を呼んでいた。

「あ、はい!」

 聖君もにっこにこの、うっきうきで、部屋を出て行った。


「お姉ちゃん、どう?聖君と結婚した感想は」

「へ?」

 ひまわりはまだ、私の部屋にいた。

「か、感想?」

「そうだよ。だってもう、榎本桃子でしょ?聖君の奥様でしょ?聖君は私の義理のお兄ちゃんになったんでしょう?」

 そ、そうか。そうだよね。


「お兄ちゃんってもう、呼んでもいいんだよね~~~!!!」

 私が感想を言うよりも先に、ひまわりのほうが喜んでる感じがする。

「感想か」

 ぼそってそう言うと、ひまわりが、

「え?何?何?」

と耳を傾けた。

「う~~ん、実感がわかない。っていうのが、素直な感想かな~~」

「なるほどね」

 ひまわりはさも、わかったような顔をした。

  

 ひまわりも、部屋から出て、手伝いを始めたようだ。それから、1時間もすると、廊下が静かになり、聖君が部屋に、汗を拭きながら入ってきた。

「あ~~、疲れた」

「もう終わったの?」

「うん。出して一階に持っていくものは、持っていったよ。あとは、お父さんの机を持ってきたらいいんだけど、それはお父さんが帰ってきてから、一緒に運ぶよ」

「お父さん、遅いかもよ?」


「じゃ、また今度かな」

 聖君は私が座ってる横に座りながら、そう言った。

「俺、汗臭くない?平気?」

「うん、平気」

「あ~~。あとでシャワー貸してもらおう」

「そうだね。廊下も納戸も暑いよね」


「式、忘れててごめんね」

 聖君はいきなり、優しい声で謝ってきた。

「え?ううん、そんな…」

 私だって、式のことまで、考えられなかったし。


「桃子ちゃん」

「え?」

 むぎゅ!聖君が抱きしめてきた。

「俺の奥さんになった気分はどう?」

「え?!!!」

 俺の奥さん?


 きゃ~~~~~。

 真っ赤になって固まっていると、聖君はそんな私の様子を見て、

「こりゃ、奥さんだって自覚するまで、また何年もかかったりしてね」

と言って、笑っていた。

「え?」

 聞き返すと、

「だって、桃子ちゃん、彼女になっても、それをずっと自覚できなかったでしょ?」

と聖君が言ってきた。


「あ、そうか」

「今度は、奥さんになったことも、自覚できないんじゃないの?」

 大当たりだ。

「いつ自覚するかな~~。やっぱり、式を早めに挙げたほうがいいような気もしてきた。いくらなんでもウエディングドレス着れば、自覚するよね」

 

 聖君の言葉に、ちょっと首をかしげると、

「嘘!それでも、まだ自覚できないの?」

と聖君がちょっと呆れ顔で、聞いてきた。

「そ、そうだね。わかんないけど、式を挙げたら、自覚できるかな。もしかすると」

「ってことは、やっぱり今はまったく自覚なし?」

 私は思い切りうなづいた。

「ははは」

 聖君の笑い声は、半分呆れたって笑い声だった。


「ま、いっか。そのうち奥さんだって思ってくれるようになったら。もう徐々にでもいいや、俺」

 それ、半ば、開き直ってない?聖君。

「でも、俺はすっかりその気になってるからね。奥さん」

 わ~~~、その奥さんって言われるたびに、顔から火が出るよ~~。

「真っ赤だ」

 聖君はくすって笑って、優しくほほにキスをしてくれた。そういえば、最近、口にキスってないな~。


 私の思いが通じたのか、物ほしそうな顔を私がしちゃったのか、聖君が私の視線に気がつき、

「あ、口にしても、大丈夫なの?」

と逆に聞いてきた。

「え?なんで?」

「だって、つわりだから、どうかなって。俺、いろんなもん、食ってるし、食べ物の匂い、駄目なんでしょ?」

 あ、それでなのか。


「う、う~~ん。そうだけど」

「今度、思いっきり歯を磨いたら、思いっきりキスするよ」

「へ?」

「そのときまで、おあずけね。ごめんね」

「え?」

 ごめんって?私、そんな物ほしそうな顔したの~~?


 ぎゅむ~~~。ってまた、聖君は私を抱きしめてきた。

「抱きしめても、お腹の子、大丈夫だよね?」

「うん、まだね」

「桃子ちゃん!」

「え?」

「桃子ちゃん!」

「うん?」


「やべ!俺、嬉しすぎ!」

 ?

「く~~~~!」

 聖君は少し、足をばたばたして、

「桃子ちゃんと結婚しちゃったよ。すげえ、幸せだ~~~」

と、喜びの声をあげた。

 私は抱きしめられながら、ああ、聖君が喜んでいる。これ、夢じゃないよね~~、なんてぼ~~っとしていた。


 やっぱり私は、まだまだ実感がわかない。結婚したっていう気が、なかなかわいてこない。まったく奥さんになったなんて、自覚はない。

 でも、聖君が喜んでいて、ぎゅって抱きしめてくれてるのは、すごく嬉しくて、ずっと夢心地の中に私はいた。

 


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ