創作の分担
なろう小説の漫画化においては、原作・原案はなろう作家、作画は漫画家と作品を分担します。
これの良い所は、絵心の無いなろう作家でも漫画化が出来、漫画家は話を作らなくても良いと言う事です。
良い悪いを別にすると、佐村河内氏が曲のデザインをして新垣隆氏が楽譜に曲を落とし込むのも分担と言えます。
しかし、きちんと権利関係を話し合わないと、キャンディキャンディ事件の様に原作・原案者と作画者の間で話が拗れます。
AI絵師も分担と言えます。
なお、AI絵師は適切な用語ではないので、以降はAIプロンプト指示者と呼ぶことにします。
絵が描けない人でも、AIを使えば絵を描く(正確には絵を出力する)事が出来るのです。
AIの学習に使う絵の権利等の問題が解決できれば、AIプロンプト指示者が作成した絵が巷に溢れる事になるでしょう。
AI小説も同様です。
煌めくアイディアは有るものの文才が無いために小説を書く事が出来ない人が居たとします。
いまは無理でも、将来はAIを使えば自分のアイディアを盛り込んだ小説が出来るかも知れません。
○○を追放された俺、実は△△でした。今更戻って来いと言ってももう遅い。××と楽しくやります。
この○○と△△と××を適度に変えれば、星の数ほどの追放ざまぁAI小説が出来るかもしれませんね。