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鳥人族の国10

 バスティア教会バードランド支部

 結構大きな教会で、中にはたくさんの教会勤めの人達が熱心に働いていた

 バスティア教会の経営は寄付にypって成り立ってるんだえけど、世界中で信仰されてるからね。その額もすごいんだ

 まあ唯一神だしね

 で、件のラジュクスさんを見つけた

 司祭だからすぐわかったよ

「私に何か用でしょうか?」

 物腰穏やかな糸目の男性

 凄く優しそうで、声もとろけるような綺麗さ

「実はルグルグさん襲撃事件のことなんですが」

「私も聞き及んでおります。あの方はこの街の基盤を作った立役者なのだとか? まだ街に来て日の浅い私はお会いしたことはないのですが、尊敬できる方だと思います」

 この人人格者っぽい

 でも・・・

「ラジュクスさん。何か、隠していますよね? ところどころ虚言が見えます。ええ、私はそういう眼を持っているので」

「・・・」

 ラジュクスさんは目を見開いてこちらを見る

「なるほど、なかなかに良い眼を持っていらっしゃる」

 彼はニタァと不気味に笑った

「ここまでのようですね。しかし、目的は果たさせてもらいますよ」

 彼の肉体が変化して、蛇の魔物に姿を変えた

 それは一気に教会を出ると、恐らくルグルグさんの元へと滑るように移動して言ってしまった

「ミア様! 今のは!」

 外で待っていたトトランさんが教会へ入ってくる

 教会の人もお祈りに来ていた人もかなり驚いていて、まさかラジュクスさんが魔物だったとは、なんて言う声が聞こえて来た

「ルグルグさんの元へ急いで! あの魔物、ルグルグさんを狙ってる!」

「はい!」

 いや、ここは彼らと走るより

「乗って!」

 私は猫形態に戻り、人が乗れるくらいに大きくなると走り出す

 奴の尻尾が直ぐに見えた

「この!」

 私は尻尾を噛んで上空へ放り投げた

「ぐうああ」

 ラジュクスは空の上の方でグネグネ動く

「スピリッドバイト!」

 上空に向かってエネルギー体の牙を作り出して噛み砕いた

「ぐあああああ!!」

 ラジュアはそのまま地面にたたきつけられ、ピクリとも動かなくなった

 幸いなこと二そこまで強い魔物じゃなかったみたい

「これは、見たことのない魔物ですね。蛇系の魔物で巨大な種類に、こんな真っ黒なものはいません。特殊個体? ネームド、なのか?」

 ルグルグさんを狙っていた何者かが魔物だったと分かって驚いたけど、問題はまだ解決してない

 何故魔物がルグルグさんを狙ったのかって問題ね

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