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決戦5

「ひとつ方法があるぞ」

 突然どこからか声が聞こえた。それも聞き覚えのある声が

「その声は! バステト様!」

 なんといつのまにやらバステト様が降臨していた

 しかも今回の姿は猫耳褐色女性として

 ぐぬぬ、でかい・・・。何がとは言わないけど

「あれは恐らくかつての・・・。いや、憶測でものを話すものではないな。じゃが、あの力と同じようなものをかつて見たことがある。わらわの妹神が同じような力を・・・。あ、そうじゃ、あの子があそこを作ったんじゃった」

「え?」

「わらわの妹に破壊の力を持った女神がおっての。その力が暴走していた時にこの世界に立ちよってな。その時にあそこができた。じゃからしてあの子に頼めばあの場所の瘴気を消してくれるかもしれぬな」

「瘴気って普通には消せないんですか? バステト様ならできそうな気がするんですが?」

「普通の瘴気ならばな。わらわの神気で充分に消せる。じゃがあれは神が発した瘴気じゃ。わらわの力ではどうにもできぬ。出来たらとうにやっておる」

「そうですか、それで、妹神様はすぐ呼べるのですか?」

「うむ、五分ほどかのぉ」

 はやい、デリバリーよりはやい

「呼ぶから少し待て」

 バステト様は目をつぶってなにやら交信を始めた

 そして本当に五分後、バステト様の横にシュピンと双子らしき少女二人が現れた

 とんでもない神気にあてられ、猫精霊達が私含めて酔っぱらったようにクラクラする

「あ、ごめんね、久しぶりに降臨したから加減が・・・」

「いいのよ出しとけば。舐められなくてすむじゃない」

「こらルニア、だめよ威嚇しちゃ」

「こっちのふわっとしたのがサニア、能力の女神じゃ。そしてこっちのきついのがその双子の妹、破壊の女神ルニア」

「姉様、きついってどういうことですかきついって」

「怒るな怒るな」

「怒ってないです!」

 ブスッとしてる。絶対怒ってる

 それにしても可愛い女神様達だ。とても破壊なんて物騒な権能をつかさどってるとは思えない

 まあ神気からして相当にヤバい女神様なのはすぐわかるけどね

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