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決戦3

 腹部の方ではエルヴィスとメアリーによる合体魔法によって、鱗が炭になっていた

 内部が露出するほどの大やけど

「やったねメアリー」

「ええ!」

 二人はハイタッチをするが、その二人をにらんでいる巨大な蛇の顔

「あ」

「あひぃ」

 慌てて逃げ出そうとする二人に噛みつこうとする巨大蛇

 そこを追いついたミアとフィオナが剣で止める

「え!? だれ?」

「どちら様?」

 私を見て二人は驚いた

「私だよ! ミアだよ!」

 私は剣を振るって蛇の頭を押し返しながらそう返した

「服! なんで裸なの!?」

「あ、そうだった」

 長いこと猫だったから裸でいても違和感がなかったよ

 クロのこと言えないや

「これでいい?」

 ガチンガチンと噛みついてくる蛇の顎を剣でいなしながら、仙力で作り出した服を着る

 一応勇者や冒険者の服装を真似してみたけど、なんかこの姿に似合ってない気もする

「クーピードゥアーチェ!」

 フィオナちゃんが勇者の力を使って蛇の両目をつぶした

「ジュラルルルル!!」

 そのため大暴れし始める蛇

「うわ!」

 森がグチャグチャに・・・

 精霊としてこれはいただけない

「うわあああああああああああああ!」

 そんなとき尻尾の方に行っていたクロがこちらに飛ばされてきた

 多分尻尾ではたかれたんだと思う

「酷い目にあったっす。あ、ミアのお友達が尻尾のとこに来てたっす。あれは侍?とかいう感じでしたっすね」

「アラマキさんだ!」

 どうやらクロがいた尻尾の方にアラマキさんが来てくれたらしく、これで百人力とばかりに私は精霊力を解放した

「召喚術、ネコネコ大行進!!」

 およす数千匹の猫、猫妖怪、猫魔物、猫妖精、猫精霊、それに猫獣人たちが一斉にしょうかんされる

 精霊になったおかげで彼らを召喚しても丸一週間は召喚しっぱなしにできるほどの魔力がある

 さらに言うと、クロが召喚した猫英霊には劣るけど、彼らも私の力で強化されている

 蛇は一斉攻撃によって段々と動けなくなっていった

 そして最後に

「時空連斬!!」

 アラマキさんの声が聞こえると、蛇が真っ二つに切り裂かれた

 うっわアラマキさんの攻撃えげつなぁ

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