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魔王との戦い46

 て、そんなことを思ってると引き寄せちゃったのか、五匹ものコウモリが上から襲い掛かって来た

 超音波が私達に向けられる

「モードチェンジ、サウンド! ソニックウェーブウィッシュ!」

 キィイインという音と共にマリオンちゃんから音波が出る

 それのおかげでコウモリからの音波は掻き消された

 続けて何度も音波を放ってくるけど、その度に掻き消される

 コウモリたちは怒ったのか、この中で一番小さな私を狙って足のかぎづめで捕らえようと迫って来た

「その程度の速さで私が捕まえれるわけないじゃん!」

 あくびが出そうなほど遅い攻撃

 華麗にかわすとマリオンちゃんがコウモリに向かって攻撃

「シングウィッシュ! ラアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

 なんてきれいな声なんだろう

 この子歌手としてもやっていけそうなくらい綺麗な歌声だ!

 でもその声は破壊的なデスヴォイス

 コウモリたちは翼が吹き飛び、さらに体のパーツが崩れてバラバラになってしまった

「すごいマリオンちゃん」

「えへへへ、恥ずかしいけど頑張りました!」

「素晴らしいですわマリオンちゃん! あなた歌手を目指す気はありませんこと? わたくしがプロデュースしますわよ!」

 なにがなにやら分かってないけど、一応うんと返事だけしているマリオンちゃん

「フフフ、平和になったら絶対アイドルとしてプロデュースしますわ!」

 実はこの世界、アイドルが存在している

 かのトガツメヒメもその一人らしくて、彼女に至っては世界的に人気なんだとか

 まぁ今は有事だから誰も活動できてないんだけどね

「また来るよ!」

 今度は一体だけだけど、さっきまでのコウモリより大きい

 そしてまた超音波を放ってくる

 さっきよりも範囲が広いし、威力も段違い

 多少頭が痛くはなったけど、これもマリオンちゃんが相殺してくれた

 そのままの勢いで巨大コウモリはバキョーンと弾けて壊れた

「これだけの声量があれば、最高の歌姫が、ふふふ、ふふふふ」

 タルニャがたくらみながら笑ってる

 ともかくここも順調に進んで行けた

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