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魔王との戦い38

「さてと、ちょっと座らせてもらいますね。私の名前はマキナナンバー1989、あ、このナンバーは気にしないで下さい。私のようなマスターによって作られた機体はたくさんいるのです。その1989番目と思っていただければ分かりやすいでしょう」

 淡々と話すマキナさん

「それでですね、あなた達がここに来ることはマーキナから聞いています。あの子は私の部品を分けて生まれた私の子、マキアスから生まれた、私の孫なわけなのですが、あの子からの通信であなた達が来ることを聞きました。これは渡りに船と思ったわけなのです」

「渡りに船?」

「はい、実はマーキナの従妹、電子の勇者マリオンと共にこの街の北、ギガトナダンジョンへ向かってほしいのです」

「ダンジョンですか?」

「はい、マーキナは一人で攻略したのですが、マリオンはまだ力が未熟なため、攻略のお手伝いをお願いしたいのです」

「そんなことでいいならもちろんオッケーです!」

 まぁフィオナちゃんならそういうと思ったよ

 この子達は誰かが困ってるのがほっとけないからね

「ああ、ありがとうございます。実はあの子のことが心配で。でもマーキナは忙しくて頼めないし、あなた達のような世界を回る勇者を待っていたのです」

 感謝の言葉を伝えてくれたマキナさんは急に黙ってしまった

「マキナさん?」

「あ、すいません。今マリオンに通信していました。もうすぐこちらに来ます」

 それから数分でマリオンと思われる女の子が現れた

「あ、え、あの、おばあちゃま、この方たちは?」

「あなたのダンジョン攻略を手助けしてくれる他国の勇者様達ですよ」

「本当ですか!? ありがとうございますみなさん!」

 ペコリと頭を下げるマリオンちゃん

 凄く礼儀正しくて、そして何より可愛い

 お互いに握手し合って、いざ目指すは機械で奇怪な迷宮と呼ばれるギガトナダンジョン!

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