表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
215/488

魔王との戦い36

 街はもう圧倒的って言うしかないよね

 これぞ未来都市

 元々機械人たちの文明はかなり進んでたんだけど、それが異世界人の研究者や能力者によって発展に次ぐ発展

 もはやこの国だけ異世界みたいな

 段々とこの世界はこんな未来的な世界に変わっちゃうのかも

 とまあこのときそう思っていたわけなんですがね

「大丈夫皆?」

 私が声をかけるまで皆口を開けたまま動かなくなっていた

 街がすごすぎてもはや言葉も出ないみたい

「あわわわわわわ」

「何が何やら、あの宙を浮いている人は何で透けていますの!? あそこにある大きな四角いのはなんで人が入ってますの!? あんなに平べったくなって・・・。まさかああいう機械人の方もいますの? え? 見てくださいまし皆さん! あそこの洋服屋さん、入った人が直ぐに出てきて、もう着替えてますわ! 手品ですの!? まぁ、あそののお料理屋さん、なんていい香りですの! 今まで嗅いだことのないような美味しそうな香りですわ!」

 矢継ぎ早にものすごいスピードでまくし立てるタルニャ

 とりあえずタルニャが言っていた料理屋に行ってみることに

 ともかくいい匂いがするから、私達までお腹がすいちゃったからね

 中に入るとまるでファストフード店のような出で立ち

 座席があって、そこで注文できるみたい

 タッチパネルがホログラムのようなものになっていて、宙に浮いたメニューをタッチすると注文できる

 それぞれ好きなものを選んで待ってると、十秒ほどで到着

 なんとドローンが運んできてくれた

 ドローンがごゆっくり~と言って去って行く

 なにあのドローンたち! 可愛すぎるんだけど!

 それぞれちゃんと自我があるようで、動きはバラバラだけど、料理を運ぶ時はしっかりと連携が取れてた

「美味しそう!」

 皆頼んだ料理に涎を垂らしながらむしゃぶりついた

 あ、むしゃぶりついたは比喩ね

 ちゃんと行儀よく食べたよ

 私は多分何かの鳥を使ったから揚げ!

 衣サクッとジュワ―な肉汁がもう天にも昇るかのような美味しさ

 ちなみにお替り自由なんだけど、子供ばかりだからそんなに食べれない

 それぞれが食べ終わってお腹いっぱいになって、お題を払おうとしたんだけど、この街では料理や服などは無料提供なんだって

 こんなに美味しいものが無料なんてすごいよね


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ