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魔王との戦い20

 そういえば私、仙猫っていう妖怪でも魔物でもない特殊な猫になったんだけど、この体、獣人みたいに二足歩行もできるようになってる

 手も猫の手と人間の手を切り替えれるみたいで、これなら短剣を持って戦うこともできるようになる

 それからね、猫召喚で召喚できる猫の数が大幅に増えたよ

 猫又のころは五百匹が限界だったけど、今なら三千匹は呼べるみたい

 まあまだそこまで配下に加わってくれた猫がいないんだけどね

 今は六百匹くらいかな?

 私も進化して強くなったし、もはや復活魔王なんかに負ける気はしないよ


 妖精国を発ってから数日後のこと

 私達はいかにもな感じの盗賊たちに囲まれていた

「ガキばっかりだな。まあいい、女は売れる。男のガキも顔がいいからいい値で売れそうだな。猫はいらん、殺せ」

 リーダーらしき男が指示してる

 はぁ、この世界にも盗賊っていたんだね

 まあ明らかに今まで戦ってきた敵よりも弱いから・・・ってちょ! タルニャがもう攻撃してる!

「天誅!! ですわ!」

 ドゴンという山が揺れるような威力の攻撃が盗賊たちの中心に激突して、盗賊たちは一気に吹っ飛んでいった

「ありゃー、どっか飛んで行っちゃった」

 盗賊たちは悲鳴を上げることもなく一気に遠くへ飛んで行ってしまった

 かわいそうに、まだ一言しか話してないのに

 まあ遅かれ早かれぶっ飛ばされてたから別に変らないか


 道中に盗賊が出るという軽いハプニングもあったけど、私達は無事次の国へ

 ここは大国、アルマグルナ機械国

 何とここに住むのは体が機械で出来た人?たち!

 機械生命体とかいう種族らしくて、なぜか遥か昔から存在してるみたい

 ここには異世界人もたくさん住んでいて、機械人と夫婦になってる人もいるらしい

 ちゃんと子供も産めるんだとか

 機械人から生まれた子供は機械の体を持っていたり、生身と半々だったりと、不思議な種族

 もう国に入ってからがすごかった

 ここの技術力は異世界人同盟とともに世界中に広がりつつあるんだけど、この国は他のどの国よりも千年は進んでる感じ

 ホバリングするバイクみたいな乗り物や、空をとぶ円盤状の乗り物など

 機械の犬や猫、馬っぽいのもいる

 ドローン?も飛んでるし、皆が描いた未来がここにはある!

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