表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
185/488

魔王との戦い19

「すごいね猫ちゃん。ちゃんと体が元に戻ってるよ」

「ありがとう猫ちゃん!」

 取りあえずこの勇者と魔王のカップルは妖精たちに面倒を見てもらえるよう頼もうかな?

 妖精たちも大気の魔王に懐いてるみたいだし

「はぁはぁ、やっと追いついた。ミア、速いよ」

「ごめんなさい。でもこうしてほら、勇者メアロンと再会できて、魂も元にもどったよ」

 パッと振り返って見ると、二人はイチャイチャし始めていた

「と、ともかく、二人を連れて帰ろう。妖精たちに挨拶してもらって、妖精国で面倒を見てもらえるよう頼むの」

「それがいいですわね。妖精たちを守ってくれそうですし」

 そう、それもあるんだよね

 太古の魔王や勇者はかなり強いらしい

 今の勇者や魔王とは実力が全然違うって本で読んだのよね

「え、僕達をあそこに住ませてくれるの?」

「まだ妖精女王に話を聞いてないから、確実とは言えないけど、多分大丈夫だと思うよ」

「ありがとう、何から何まで、本当にすごい猫ちゃんね」


 二人を連れて妖精国へ戻る

 するとたくさんの小さな妖精たちが二人を囲んで歓迎している

「わー、優しい魔力だよ」

「勇者だー」

「勇者ようこそー」

 可愛いなこの子達

 これだけ懐いてるなら大丈夫そう

 それで女王様に話を切り出してみたところ

「もちろんいいわ。ただし妖精たちを守ってくれるならと言う条件は付けさせてもらうけど」

「そんなのお安い御用だよ。ね、メアロン」

「ええ、こんな素敵な場所に住まわせてもらえるなら喜んで」

 ものすごーくあっさり決まりましたとさめでたしめでたし

 うーん、味方の魔王たちが増えたってことでいいのかな?

 続々と敵の魔王も復活してるみたいな話も聞くし、戦力は多いにこしたことはないね

「ところでミア、なんか変わってない?」

「うん、そりゃ進化したからね」

 こっちもあっさり言ってみんなを驚かせておいた

 うんうん、驚き顔好きだよ私

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ