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魔王との戦い7

 入国したけど、エルフたちは突然私達を囲んで、体中をくまなく調べられた

「っほ、けがや病気はないようで安心しました。我らが勇者様に何かあっては大変ですからね」

 そう言ったのは背の高い女性

「申し遅れました。私はこのローディアムの女王、アルフェナです」

「女王様自ら治療を?」

「ええ、患者の容体は実際に見て判別した方が早いですからね。こうやって様々な医術によってこの国の国民は健康でいられるのです。それもこれもこのマリュが医療発展に貢献してくれたおかげです」

「む、んにゅにゅにゅ」

「どうしたのミア?」

「なんでもないよ」

 ふふふ、見てしまった。彼、マリュさんこそが転生者だ

 見た目はインテリそうな眼鏡イケメンで、かなり優しそう

「特に子供達は宝です。この国では医療は無料で受けれます。ただそれでも寄付をしてくれる国のおかげで、様々な医療器具を作り出すこともできてますがね」

 

 まずこの国の医療技術を見て回ったけど、私達にはさっぱりだった

 でもかなりすごいと思える技術もあって、それが再生医療

 失った手足を魔法と細胞培養の技術で完全に取り戻してしまう医療技術

 魔法だけで欠損を回復することもできるけど、そんな魔法を使える人はかなり少ない

 でもここの医療技術と下位の回復魔法だけでそれがこなせるようになった

 この技術はまだ開発されたばかりで、世界に普及はできてないけど、徐々に普及されるだろうって話

 この世界、前世より発展してる気がする

「それで女王様、この国で何か変な事件、もしくは魔王に関する話はないですか?」

 そうだ、ここ重要

 変な事件は魔王、もしくはあの化け物が引き起こしてる可能性があるからね

「そうですね、一月ほど前からなのですが、近くの湖で時折変な声が聞こえるのです。時間帯はバラバラなのですが、皆怖がって近寄らなくなってきています。あの湖の水は非常にきれいで、様々なことに使用しているため、このまま水を汲めなくなるのは困るのです」

 湖かぁ、私湖とか海とかにがてなのよねぇ

 大きくて深い水場って、何か出てきそうで怖くない?

 大きな魚とか、大きな蛇とか、そういうのだめ、想像しただけで怖いもん

「分かりましたわ! わたくしたちが調査してまいりますわ!」

 うんそうだね、私が怖いというのと、皆が困ってるっていうのは話が別、だもん、ね、はぁ・・・

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