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転生者17

 トガツメヒメの厚意で飛翔するアンデッド、スケルトンドラゴンを出してもらえることに

 スケルトンドラゴンは、ドラゴンのアンデッドってわけじゃなくて、人型スケルトンたちが組みあがって出来たドラゴンだよ

 完全に骨なのになんで飛べるの?って感じだけど、もちろん魔法で飛んでる

 さらにこのスケルトンドラゴン、お腹の所がちょっとした馬車のような空間になっていて、なんとベッドやソファといった休憩スペースがある

 速度はそんなに出ないけど、スケルトンドラゴンのおかげで安全な空輸ができるとかで、様々な国で重宝されてるみたい

「すごい! こんなの初めて見た!」

「ちょっと見た目が怖いけど、慣れたら可愛いわね」

「わたくし、苦手ですわ」

「ミア、こっちおいで、乗るよ」

 フィオナちゃんの腕に飛び込んで、一緒にお腹部分に乗り込む

 全員が乗るとスケルトンドラゴンは翼をはためかせて飛び始めた

 音が静か

「すごいすごい、本当に飛んでる!」

 大興奮のエルヴィス

 段々と上昇していって、雲に近い高さまで来た

「綺麗な景色」

 おお、窓から下を見ると本当に景色がすごい

 まるでミニチュアをふかんで見てるよう

 そしてスケルトンドラゴンはゆっくりと進み始めた


 サミダレから飛ぶこと約半日

 この内部はエアコンも完備されてて快適で、備え付けの冷蔵庫まであった

 そこから好きに飲み食いしていいとのことで、お菓子やらケーキやらをいただいた

「すごいねスケルトンドラゴン」

「これはVIP用らしいけどね。要人とかを運ぶ用だよ」

「そんなのに乗せてもらえるなんて」

「トガツメヒメさんは勇者を全面的にバックアップしてくれてる人だからね。感謝感謝」

 さて、到着しましたよカシュバン獣国

 モフモフの聖地の一つ、獣人たちの国

 フフフ、猫獣人に会うのが楽しみなのですわ

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