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旅23

 最高の宿泊所は王城でした

 なんと本来他国の重鎮が泊まるような貴賓室を貸し出してくれて、さらにはご飯もとんでもなく豪勢だったのですよ

 一人一部屋の貴賓室は私にまであてがわれたんだけど、もちろん断って私はフィオナちゃんと同じ部屋に泊まった

 晩御飯はビュッフェ形式で、たくさんの種類から選べた

 特にお肉、お肉が美味しかった

 何のお肉か聞いてみたら、ワイバーンのお肉だって

 こんなに美味しいのかワイバーン

 亜竜とはいえ一応竜種だから強いは強いんだけど、翼を攻撃して飛べなくしてしまえば、ブレスも吐けないしかぎ爪しか攻撃方法のない彼らは簡単に討伐できる

 ただ翼を攻撃するのが大変なのでお肉は貴重なんだって

 今回はたまたま手に入ったから出してくれたらしい

 王様太っ腹

 あ、王様自体はシュッとしたダンディなおじさんだったよ


 翌朝、コカトリスの卵の目玉焼きや、トロオークと呼ばれるお肉が非常に美味しいオークを使ったカリカリベーコン、黄金小麦という小麦粉で作った外はカリカリ、中はふわっふわのパンが用意された

 これをサンドして食べてみると、またもうね、滅茶苦茶に美味しくてね

 体がかってに身震いしたよ

 ちなみに私は自分でサンドはできないから、フィオナちゃんにやってもらったんだけどね

「もう旅立つのか? もう少しゆっくりしていけばよいのに」

「申し訳ありません王様。平和のため、私は一刻も早く魔王を討ちたいと思います」

「ふむ、またいつでも来なさい。我らはお前たちを歓迎しよう」

 王様に何度もお礼を言いつつ、私達はハール王国から次の国を目指すために旅だった


 次に行くのはバステト神がお昼寝によく使う国、バスティア教国

 バステト様がお昼寝している間彼女のお世話をするためだけにこの宗教は存在する

 バスティア教、本当に女神のためだけに作られたある意味宗教してる宗教

 もしかしたらまたバステト様に会えるかもしれないからちょっとうれしい

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