愛するエッセイジャンルが寡占状態だと!? 許せん!! 怒りの聖属性エッセイストがアジトに突撃!?
こんにちは~!! ひだまりのねこですにゃあ。
にゃんだってっ!? エッセイジャンルが寡占状態……?
許せんですにゃあ、さっそく殴り込みに行くのです。
その前に……変身!!!
にゃふふ!! 戦うエッセイストNeko.HidamariNoですにゃっ!!
私の数ある形態の中でも、攻撃力に全振りした究極の姿。待ってろエッセイジャンルを牛耳るランカーども。この私が猫パンチで癒してやるにゃ。
……なるほど、ここがランカーたちのアジトか。いかにも禍々しい負のオーラが漂っておるわい。
ちなみに日本語のアジトは「アジトプンクト」というロシア語が語源だという説が有力だが、ソ連で初めて使われたのは1919年、ロシア革命の真っただ中だ。
ソ連における「アジトプンクト」というのは、いわゆる政治教育機関であり、ソ連の行動や目標を国民に宣伝広報することが目的であった。
日本における非合法運動団体の隠れ家、扇動の拠点というニュアンスは全く無い。
おそらくは、当時の日本共産党が非合法組織であったことから、負のイメージが発生したものと思われる。
したがって、当時日本であった朝鮮半島以外では、アジトと言ってもニュアンスが通じないので注意が必要だ。
横道にそれてしまった。
さっそくガサ入れするか……。
ちなみに「ガサ入れ」は、「捜す」の「サガ」の倒語と、「入れる」を組み合わせてできた警察用語だ。倒語って何かって? すしを「シースー」って言いかえるアレだ。
ちっ……さすがは大物のアジト、雑学トラップが張り巡らされていて、迂闊に近づくことが出来ねえ……。
「あれ……? ねこさん、そんなところで何してるの?」
しまった!! ランカーに見つかっちまった。
いや、そんなことよりもだ。なぜ私だとバレたんだ……!?
いやまて、バレる訳がない。ここは堂々と白を切るのが上策。
ちなみに白を切るの白は知らぬの省略形で、当て字だ。しらばっくれるも同じタイプで、当て字も白ばっくれる。ばっくれるは、化けるから転じた言葉。この場合の切るは、際立った、または、思いきった行為・動作をするという用法で、他にもたんかを切るとか言うよな。
「にゃ、にゃに言っているのかわからないな。私……僕は戦うエッセイストNeko.HidamariNoですよ?」
「……尻尾と耳が出てるよ。あとそのオッドアイ」
しまったあああああ!!! まさに頭隠して尻隠さず!!
ちなみに「頭隠して尻隠さず」の由来になったのは、日本の国鳥でもある雉だ。
茂みに隠れても、雉の長い尾は丸見えだからな。にゃふふ。
「実はな、エッセイジャンルが寡占状態になっているのではないかという懸念があるんだ」
「ああ……たしかに一部のエッセイストは投稿数が多いからそう見えるかもしれないね。どこかのねことか、聖属性エッセイストとか」
「……すまんな。これでも抑えているんだが」
「ふふっ、でもさ、実際には誰にでもチャンスがある夢のようなジャンルだから、もっと書き手も読者も増えて欲しいよね!!」
「うむ……この時期は新人さんも増えてくる時期でもあるし、大物エッセイストたちも新人応援エッセイを書いているようだな」
「ねこさんは何か書かないの?」
「そうだな……一年間エッセイジャンルを読み、それなりにエッセイも書いてきた私の経験を伝えてみてもいいのだが……」
「うん」
「前置きが長くなってしまって字数がもう無い」
「え……まさか?」
「てっとり早くエッセイジャンル攻略法を知りたい方は、なろうエッセイジャンル内の一大派閥“ザウェスト・シンジゲート”の首魁、戦う聖属性エッセイスト!ひだまりのザウェストさまのエッセイ読んで欲しい。私からは以上だ」
「それじゃああんまりじゃないの?」
「むう……まあ、こんなのでもOKなのがエッセイジャンルの懐の深さ。テーマとか型に囚われないで、投稿してみて欲しい」
「「新人さんも、それ以外の皆さまも、エッセイ投稿お待ちしてまーす!!!」」