ジャンケンって難しいよね
前回のあらすじ
遊びに行こうとした
力輝と2人での帰り道まずは俺の家によってもらった
「ただいま」
「おかえりなさい祐くん」
出迎えてくれたのはお母さん
そのままお母さんに
「今日は力輝の家に行ってきます」
との報告だけすると
お外は気おつけてねしっかりとGPSをつけて何かあったらすぐに連絡するのよ
と言われ帰りの時は迎えに行くから連絡ちょうだいねと言われた。
どうやらお母さんは力輝のお母さんと知り合いのようで良くママ友の会で話すのだとか
「じゃあ行ってきます!」
「はい。行ってらっしゃい」
そう言って出てきたら力輝が驚いた顔をして
「家族とは仲がいいんだね。」
と言われたので
「日頃良くしてもらっているからね」
と答えておいた。すると小声で僕も優しくしようかな
と呟いていた。
家族と仲良くなるのを祈りながら歩いていると力輝の家の前まで着いた
「入ってどうぞ」
「おじゃましまーす」
と声をかけると中から
「どうぞ〜」
と声が聞こえた力輝に聞いてみるとどうやらお母さんのようだ
「力輝の部屋はどこなんだ?」
「僕の部屋は2階の奥だよ」
「でも2階にはお姉ちゃんもいるから気おつけてね」
との事
何故気おつけるのか聞いてみるとどうやらお姉さんは重度のショタコンらしい弟にも言ってくる程なのだから相当なのだろう
「ここが僕の部屋だよ」
「失礼するぜ」
なんということでしょう
お部屋の中がゲームのカセットでいっぱいではありませんか。
これには俺もニッコリ
「力輝って実はゲームが好きなんだな」
「そうかな?これぐらいが普通だと思うよ」
「え?」
「え?」
どうやらこの世界は男が少ないので男が生きにくくなっていて必然的に引きこもってしまう人が多いらしい
確かに俺の部屋もゲームなどが多かったが...
まぁいいや(考えるのをやめた)
「それで今日は何するん?」
「今日は大乱〇スマッシュ〇ラザーズをするよ」
「まじか俺得意だぜ」
「負けないよ!」
そうしてゲームばかりをして気づいたら夜も近ずいていた。
「そろそろ帰るわ」
「分かったよとりあえず玄関までは送っていくね」
「サンキュー!」
話しながら出た瞬間
「きゃ〜カッコイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ」
なんだなんだ?
急に悲鳴みたいなんが聞こブェ
「りーくん誰この子?もしかして私の為の子なの?
いや、私のためよねだってこんなにカッコよくてまるでアニメの世界から来たみたいな人なんだから」
と言い抱きつかれていた
確かに少しオタクっぽいが可愛い人だな〜これはこれでありだな、と考えてると
「やめろって姉貴そうやって抱きつくから友達が家に来てくれないんだよ」
どうやら力輝の友達が来る事に見に来てはタイプなら抱きつくようだ。
「姉貴も学校に行って早く友達つくれよ」
「だって〜学校にはちっちゃい子がいないんだもん!」
「だから姉貴は友達も出来ないんだよ!!」
「いいも〜ん姉には可愛い弟とこの子がいるから」
「だからって、祐希くんに抱きつく理由にはならないだろ」
「良いから離れろ!」
「助かったぜ力輝」
「ごめんね祐希くん姉が出てきて」
「むしろご褒美みたいなボソボソ」
「え?なんて言ったの?」
「いや〜なんでもないよ」
「そっか〜ごめんね本当に」
「もういいよ親にも連絡を入れてもう着くみたいだから」
「分かったよ姉貴にはしっかりと言っておくから」
そう話をして待っていると
「祐くん〜」
と声が聞こえてきたのでその方向を向くと車で迎えに来てくれていた
「じゃあまたな力輝また明日学校で」
「うん!また明日学校で!」
挨拶をしてお母さんの車の方に向かった
「何かいい事でもあったの?」
「うん!友達と遊んで凄く楽しかったんだ!」
「そうなの良かったわね。」
「今度は家族で遊ぼ?」
「それはいいわね!」
こうして家族との遊びも予約を入れて帰って行った
次の日
「おはようお母さん、お姉ちゃん」
「「おはよう祐「祐希」くん」」
そして昨日と同じように学校に向かった
「おはようみんな」
「「「「「「おはよう祐希くん」」」」」」
「おはよう力輝」
「おはよう祐希くん」
「今日はこのクラスの係を決めたいと思います」
「まずは学級委員長をしたい人〜?」
シーン...
まぁそうなるな
こんな時は自分から手をあげるに限る
「はい」
「では学級委員長は森くんでいいですか?」
「「「「「「はーい」」」」」」」
「それでは次に副委員長を2人決めます!」
「なりたい人は手をあげてください」
「「「「「「はーい!はーい!」」」」」」
おっふ
みんな手を挙げてる隣の陽葵ちゃんも手を挙げてる
力輝も挙げてる
「皆さんじゃんけんで決めましょう!」
「このジャンケンに命をかける」
「これが噂のデスゲームか」
「じっちゃんおらに力を分けてくれ〜!」
「それではいきますよじゃんけん...」
「それでは副委員長は内藤くんと蒼井さんに決定しました」
「「よっしゃ〜」」
めっちゃ喜んでる特に陽葵ちゃんでも意外なのは力輝も喜んで立候補した事かなこの世界は基本的に男の子は積極的ではないとお母さんから聞いていたが力輝はすごいな〜
「それではここからは学級委員長と副委員長にお任せします」
「それではほかの係を決めていきます...」
「係も決まりましたので先生にお返しします」
「ありがとうございました。ではここからは
遠足について話していきます …」
なるほど遠足か高校の時も遠足はあったりしたが今の方が断然楽しそうだな行く場所は公園だが...
「それでは皆さんの班を決めましょうか」
やばい...みんなが一斉に俺と力輝の方を見た。
正直ちょっと漏れた...
「班は決まりましたか?」
「「「「「はーい!」」」」」
「えっと、俺は森祐希です」
「僕は内藤力輝です」
「私は蒼井陽葵です」
「私は泉凛です!」
「わちゃ...わたしは山下芽衣です」
このような5人班が出来上がった。
話を聞いていると凛ちゃんは元気でスポーツが好きなアウトドア派らしい。逆に芽衣ちゃんはゲームとかインドア派なのだとか。そして2人は幼なじみで小さい頃から一緒なんだって
今回はこの班で遠足に行くぜー!
「いざ遠足に」