学校の雰囲気
前回のあらすじ
登校した
えーっと、まずは職員室に行かなきゃな
待てよ、職員室の場所分かんなくない?
いや、でも考えろどったかにあるはず
「どうされましたか?」
そう聞こえた方に向くと多分先生がたっていました
珍しく男性の教師
「すいません職員室の場所が分からなくて迷子になっています。」
「なるほど〜。君は確か森祐希くんだよね。そうだよね分からないよね」
「この廊下を右にいったと頃に職員室があるよ」
「すいませんありがとうございます」
とても親切だ顔は普通だがそれでも有り余る優しさがあるのかもしれない
聞いた通りに歩いていくと職員室に着きました
「失礼します」
ん?なんかさっきまで話し声が聞こえてたのに
ピタッと止まってみんなこちらを見てきている
正直恥ずかしい
「あの〜怪我で学校に来れなくて昨日連絡入れてもらってると思うんですけど。」
すると1人の先生がこちらに歩いてきた
「話は聞いています。大変でしたね。でもびっくりしましたよまさか森くんが失礼しますって言いながら入ってくると思わなかったのでジュルリ」
おーっと?今一瞬ジュルリって聞こえなかったか?
でも気にしたら負けな気がするので触れないでおく
「先生は森くんたちのクラス先生で中井彩未
です。6年2組です。よろしくね」
「こちらこそよろしくお願いします」
「なんだかムズムズしちゃうね森くんが敬語で話すことなかったから」
「そうなんですか?すいません記憶になくて」
そう答えると中井先生は慌てて
大丈夫よこれはこれで新鮮で好きになりそうだから
と言っていたけど流石に年の差考えてくれよ〜てかまだ犯罪だぜ。
そんな事を思っていると
「今から朝のHRがあるからその時にクラスのみんなには説明するね」
「分かりました」
そう言いながら歩いていくと
またしてもキャアキャア聞こえます耳を傾けると
やれ王子が帰ってきたとか、やれ隣のブスは邪魔だなとか、いや先生に向かってブスはダメなんじゃないか?と思い先生の方を見てみると優越感に浸った顔をしている。その顔を見てまた周りの生徒達が騒ぎ始めた。
そんな事件?があったが無事に教室に到着した
「森くんは扉の前で待っといてね先生が合図したら入ってきてね」
そう言いながら教室に入っていったすると教室の中から
「今日は森くんが来ています」
「ですが森くんは怪我で記憶喪失になっています。だからとても優しくなっているけどそこに漬け込むことはしないように」
「「「「「「は~い」」」」」
どんな会話か気になって聞き耳をたてているとこんな会話が聞こえてきて最近の小学生は進んでいるんだなぁ〜と感心していると
「入ってきてください」
と聞こえたので入っていき
「森祐希です。好きな事はゲームと運動ですよろしくお願いします」
こんな無難な挨拶しか思いつかなくて言ってしまったが反応を見る限り大丈夫そうだ
「はい、みんなびっくりするのも分かりますが落ち着いてください。えーっと森くんの席はあそこで」
そう言い指定された場所を見ると窓側の1番奥だったこれには俺もニッコリ
そうして指定された席に着くと早速隣の女子が話しかけてきた
「祐希くんえーっと、その〜、あの〜、あれだよ!」
「落ちついて深呼吸して、はいすーはーすーは」
すーはすーはー
何故かクラス全員が深呼吸をした
「落ち着いた?」
「ありがとう祐希くん!今は初めましてでいいのかな
蒼井陽葵です!よろしくね」
どうやらこの女の子相当元気な子だな
「よろしくね陽葵ちゃん。でもごめんね陽葵ちゃんの記憶も無くてまた1から友達になってくれる?」
良しこれで友達になるかならなくても良い印象は持ってもらえるはずだ。
すると何故かクラス全員が止まってこちらを見た。そして会話の嵐が始まった
「私斎藤紬ってい言うの私とは恋フゴォ」
「「「「「いいえ、私が恋人のよ」」」」」
まさに俺のために争わないで〜って奴だなしかし見逃さ無かったぞ先生貴方も言っていた事に。まぁそんな事件もおこたがなんやかんやで授業が始まった
1時間は国語
これは小学生の範囲なので余裕で分かった
2時間目の算数
これも小学生の範囲なので寝ながらでもできる
問題は3時間目の社会
もう何を言っているのか分からない歴史の人物は違うし法律も違う。なんだよ織田信奈ってどこかのアニメかよ!とツッコミたくなる気持ちはあったがしっかりと聞きつつ教科書を読んだ。
何よりこの身体は高スペックだから読んだり聞いたりするとすぐに覚える事ができた。
4時間目は体育だこの時にやってしまった
体操服を教室で脱ごうとしてしまった
脱ごうとした瞬間にさっき友達になったこのクラス自分合わせて2人の男子内藤力輝に止められ事なきを得たが危なかった女子全員が獲物を得る目をしていた。
体育はマット運動をしたのだがこの高スペックな身体ではいとも容易く行われたすると体育の先生が
「森くんはあちらで色んな技をしていていいよ。」
と言われたので大人しく1人で技の練習に励んだ
ここだけの話、調子に乗ってマットでシライグエンをしたのは内緒だ
まぁそんな事もあったが授業も終わり帰りのHRで明日の予定の話になった
「明日は〜クラスの係を決めるので予めやりたい事を決めておいてください」
そう言い帰りの挨拶をした
「それではさようなら」
「「「「「「さようなら」」」」」」
良し俺はこれで帰宅だ
「ねぇねぇ、祐希くん」
「ん?なんだ力輝?どうしたんだ」
「この後遊びに来ない?」
「え?いいのか?」
「うん。前までは祐希くん怖かったけど今はとても優しくなっているから良かったら遊べるかな〜って」
「そうか...分かった今から遊びに行こう!」
「本当に?やった〜!」
「じゃあ俺帰ってから行くから」
「待って祐希くん僕の家わかないでしょ?」
「あ...確かにすまんな力輝」
「もう祐希くんはちょっと抜けてるね笑」
「そうかもな。でもそこがいいだろ?」
「ちょっと何言ってるのか分かんない」
「なんでだよ!」
「冗談だよ笑」
「まぁいいやとりあえず俺の家に来てくれ」
「わかったよ」
こんな会話をしながら教室を出ていった
後ろでキャアキャア聞こえるのは聞かないことにして
「いざ遊びに行こう」