第7話 殺人鬼が操る機体
基地に戻ると新隊員達が訓練に励んでいる。
新隊員達の教官に声をかけていると一人の男がにやりとした顔でこっちを見ていた。
その男はわざとクロトにぶつかりこう言った。
「すみません。ごめんなさい」
「あっ、いいよいいよ」
そう言いその場を男は去った。
教官と話し終え歩き始めると後ろから嫌な気配がした。
振り返るとそこには先ほどぶつかってきた男が立っていた。
その男に何の用だ?と聞くと男は笑いながらこう呟いた。
「俺はお前を殺したい」
そう言いながら気がくるっているような走り方をしこちらに迫ってきた。
こちらに迫る瞬間に胸ポケットからナイフを取り出し攻撃を仕掛けたがうまく攻撃をかわした。
そして相手の手を掴み体重を流しそのまま地面にたたきつけたと同時にこう呟いた。
「お前何の目的で攻撃を仕掛けようとした?」
男はにやりと笑いこう言った。
「子供を殺すのは楽しいな。なぁ、お前も殺していいよな。」
そういいながらこう言った。
「俺をやるならやってみろよ。」
と言い、笑いながらこっちをみていた。
その男を取り押さえてしばらく警察を待っていると男の下に一機の機体が現れた。
男は足でクロトを蹴り飛ばし、紐を解いて機体に乗り込んだ。
その機体に乗り込む瞬間にクロトに向かってこう言い放った。
「俺を捕まえることができるかな。」
そう言いその場を去った。
To be continued