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超短編ストーリー10本

夢の叶う観覧車

作者: 鳥羽風来

一度だけ、夢の叶う観覧車があるという。

初めて乗ったときに、ゴンドラが最も高い位置にくると、願いを聞かれるらしい。

その観覧車に乗ろうと、陽二に誘われた。

観覧車に乗って、友子は聞いてみた。

「陽二は、この観覧車に乗ったことあるの?」

「あるよ。二回目だよ」

「前回、何かお願い事をしたの?」

「君と死ぬまで一緒にいられますようにと、言ったよ」

ああ、この観覧車の噂が本当なら、陽二とずっと一緒にいるのか。私はそれでいいのかな?

「君は何を願うの?」

「私は、あっと驚く体験がしたいかな。日常に飽き飽きしているの」

その時、ちょうど真下にある観覧車の中心のところで、バキバキと音がして、友子と陽二は、ふわりと宙に浮いた。

そして、二人が乗ったゴンドラは、真っ逆さまに落ちて行った。

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