表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Re; face police [PMOY;2040]  作者: N knight
3/4

phase 002 [introduction]

 「君にしてもらうのは、現場でチームをまとめたり指示をすることだ」


 指揮官が周りの隊員に向かってモニターで説明している。


 「他になにかすることはあり・・・あるの?」

 

 悠がたずねた。


 「ああ、他にもほかの隊員よりも先に現場に入ったり、テロなどでは戦闘に立って戦うことがある」


 「はぁ・・・僕にできるかな」


 すると、指揮官は笑みをうかべながら、


 「そう信じているから君に任せたんじゃないか」


 「そうだよね・・・」


 「あれ?心配そうだね、せっかく顎指揮官から大役を任せられたのに」


突然茶色の髪の女性が悠儀に話しかけた。


 「あ・・・あなたは」


 「私は橘 夏央莉、よろしく。大丈夫、君ならできるサ」


 「へー・・・」


 悠は目をつむり疲れ切った顔をした。


 「もう、どうしよ・・・あっ、そういえばあと二人の名前聞いてなかったですよね」


 悠儀は思い出したように後ろの2人に聞いた。


「おー、そうだねー」


2人のうちの1人がゆっくり立ち上がる。


「ぼくは、夢 詩空だよ。ここではメカニックをしているけど、任務に出ることもあるよ。よろしく」


 「うん、よろしく」


 悠と詩空は握手をした。そして、


 「わたしはー、五十嵐 桜だよー。フツーの隊員だけどーよろしくー」


 そう言ったのは、少し眠そうな隊員だった。


 「あ・・・うん・・・」


 微妙な空気になりかけていたところを指揮官が制した。


 「まぁー少しでこぼこなチームだけどよろしく」


 「うん、よろしく・・・」


 「よーし!それじゃあ各自職務についてくれ」


 「ハイ‼」



 再び管制室にて


 「大丈夫なのかな」


 「なにが?」


 悠と幾久で職務をこなしながら話していた。


 仕事はどれも難しいものではなく、説明されたことをやっていればいいだけのことだった。


 「俺、あんまり戦ったり敵を倒したりっていうのはやりたくないなぁ・・・」


 「あらあら、優しいんだね」


 

 そうして、時間は過ぎていった。


 しかし、いつもの日常はそう長く続かない。


 すでに、異常事態に向けて事態は動き始めていたのだ。


-END-

 

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ