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島流し教室  作者: 綺麗な夕日
ここは私の居場所じゃない
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1-8

8

 何だったんだ?

 一人残された神津はそう呟いた。

「お見事神津先生。あなたは今、一人の生徒を正しい方へと導いたのですよ」

 桜の木の裏から声がした。

 神津は驚いて声のした方を向く。その方向に立っている一本の木。その後ろからドリアン高校の校長先生が姿を見せた。

 穏やかな要望で品のある初老の男性だ。

「校長――いったいいつからそこに?」

「少し前からだよ。見物させていただいたが、君は立派に教師を務めていたと思うよ」

「はあ、ありがとうございます」

 そこで神津はある事に気づいた。

「校長、一つ質問が」

「何かね」

「顔に沢山桜の花びらついてますよ」

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