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気まぐれで決められた最強勇者と異世界事情  作者: ヨベ キラセス
第一章 はじまりの旅
6/72

 まさかここまで使えるとは…

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 俺は数分前、ステータスを閉じた時にメールが入った

 

 

『from:神&仏

 

 今使っているこのスマホについて聞きたいことがあるので、ちょっと電話ください』

 

 

 早速電話した

 

『あ〜もしもし?』

「はい、なんでしょうか?」

『電話ください、とは書いたけど、いきなり聞かないでくれるかな〜』

 

 めんどくせ〜

 

『でな、その機械ってどこで手に入れたかの〜?』

「あ〜、それなら…」

 

 ふと、オジさんの言ってた言葉が貫いた

 

 

(たとえこの世界の神でさえ、このことは言ってはならない!)

(なんで〜?おじちゃん)

(それはな…)

 

 

 続きは思い出せない。しかし、毎回聞いてたのは事実。それなら…

 

「あ〜、これ。確かに拾ったんだよ、道中でしかも《説明書》ってもの付きで」

『なるほど。確かにそれならあの世界の産物だからと言って…』

「あの世界?」

『…ありがとう、ゲンキ君。お礼にあるものもアプリ化してインストールさせといたからよろしく!』

「おい、『あの世界』ってなんだよ!?おい………………切りやがったよ」

 

 

 ちなみにインストールされてたアプリは《アビリティ》と書いたものだった。中身は

 

 

 ---------------------------------------------------------

 

 アビリティスロット:3

 

 使用アビリティ:(未設定)|(未設定)|(未設定)

 

 使用可能アビリティ一覧:

 

 索敵

 追跡

 転移

 強化

 回復

 補正

 治療

 瞬発

 気配

 知力

 加護

 暴走

 製作

 気まぐれ

 

 ---------------------------------------------------------

 

 なんだこの最後の《気まぐれ》ってのは!適当じゃねーかよ《気まぐれ》

 

 _________________________________

 

 結果、さっき使った《転移》、何かの失敗だけで逆転するかもしれないので《加護》を入れた

 

 最後には、使えないと言ってた俺だが、それでも《気まぐれ》を付けた。てか、《加護》も《気まぐれ》も大差無い気が…

 

 

「…それよりも カナミ、これやるよ」

 

 俺は細長く、先端だけでも武器になるだろう物を渡した

 

 _________________________________

 

 ザスン

 

 土に何か刺さった

 

 先端が鋭い棒だ

 

「あ、ごめん。位置間違えた」

「死ぬわアホ!」

「まあまあ、それやるから」

「危ない渡し方して…」

 

 手に持とうとしたら、重かった

 

 持てなくはないが、投げられはしない重さだ

 

「それ、魔法の杖として使えよ。お前、魔法重視だろ?魔法重視じゃないと使えないんだよ、それ」

 

 そこまで見てたんだ。なんか照れちゃうな〜

 

「だからもうメールを夜によこすなよ」

「うん!大事にするよ!!」

「…聞いてないし」

「おいらは」

「あ〜あるある。ほいこれ」

 

 と何かくねくねした物を、図々しい スザカ に渡す

 

「これは?」

「スライムの剣」

「なるほど」

 

 バカだ

 キモいわよそれ

 

 

 もちろん、明日も同じように無視されたのは言うまでもないでしょう

 

 _________________________________

 

 旅も5日過ぎると疲れてくる

 

 そして、そう言う時に限って強いモンスターが出る

 

 

 スマホには、《レベル検索》機能がある

 

(追記事項

 

 今まで ゲンキ達 が戦ってきたモンスターは、強さは違えど『Level1〜10』の範囲だった)

 

 

 しかし、《スライム:Level100》って、やばくないか?俺まだ《Level79》だぞ!

 

「…って、お前らはどんぐらいだ!?不可視外せ!」

 と影に隠れてる邪魔二人に言う

 

 ---------------------------------------------------------

 

 パーティ:カナミ Level57/スザカ Level49

 

 ----------------------------------------------------------------

 

 意外に早くレベルアップしてるようだが…

 

 

 勝てるのか?なんか三体に増えてるこいつらに

 

 勝たなきゃいけないのは分かっている

 しかし無理だろこれ

 レベル100だぞ

 

 _________________________________

 

 さて、様子でも見ますかしら

 

 顔が整い線のある、しかし幼い印象が濃い一人の少女は森の奥でうずくまっていた

 

 

 少女は追われて逃げた

 

 まだヤクザもんの奴がうろちょろしている

 

 

 捕まれば、ひどい目に会う

 

 しかし、遠くには逃げられない

 

 

 私の大事な物を取られたから、取り返さないと

 

 しかし、一人じゃ今は危険よね

 

 

「誰か使えそうな人を探さないと」

 

 

 To Be continue...

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