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気まぐれで決められた最強勇者と異世界事情  作者: ヨベ キラセス
第二章 神の子事情
12/72

 一時間が過ぎた

 

「…セアッ!」

「…オラッ!」

 

 俺は縦切りをするが、後ろへ後退される

 

「…オラッ!」

「…セイッ!」

 

 真上からの垂直切り

 しかし素早く受け止める

 

「…セアセアセアッ!」

「…オラオラオラッ!」

 

 何度目かの高速打ち

 キンキンキン! と打ち合う

 

「…ハアッ!」

「しま」

 

 ガスッ!

 

 相手の肩から反対の腰にかけて切った

 

「…ゴフッ」

 

 そのまま、スライドするように、上半身と下半身が離れた

 殺したのだ

 

 俺は相手の愛刀《鬼刃》を奪った

 

 その刀は、どこか殺気を放つ物だった

 

 

 これ使って、二刀流はどうよ?

 面白いぞきっと

 

 さてと

 

 ステータスを確認した

 

 ---------------------------------------------------------

 

 使用者:ゲンキ

 

 HP:95260/1000000

 

 MP:無限

 

 必殺技:(未設定)

 

 Level :97

 

 パーティ:カナミ Level61/スザカ Level84/マキ Level57

 

 パーティ所持金:(unknown)

 

 所持品:スマホ ・テントセット×3・鬼刃・回復薬×809

 

 ---------------------------------------------------------

 

 どうやら所持金が調べられないくらい多いらしい

 

 とにかく、回復薬を飲んだ

 

「お疲れ〜、ゲンキ!」

 門から マキ と カナミ が入ってきた

 

「あー…グロいから部屋変えるか」

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 途中で スザカ も合流し、探し物=ハープに関しての事情を聞いた俺たちは、キゼ を探す

 

 まあ、数分で見つけたが…

 

「はい、ハープ」

 

 キゼ はハープを マキ に渡す

 

 ハープは、形状的に俺の《光の剣》に似ていた

「…ありがとう? でいいのかしら…」

「礼をいったら負けだ、マキ」

「君も分かってるね〜」

「…ほらよ」

 

 俺は注文の品、《鬼刃》を渡す

 

「これこれ! この禍々しさが好きなんだ〜」

「悪いことに使うなよ」

「おいおいそれはないだろ〜」

 

 呆れるわ

 

「あ、そうそう。増援がすぐ近くまで来てるよ」

『マジで!?』

「うん、マジマジ。倍はいるよ、きっと」

 

 いくらなんでも無理だ、そんな軍勢

 

「さて、もう一つの条件を果たすか」

「?」

「あれ、聞いてない? 逃げ道案内するよ」

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「サンキュー、キゼ」

「呼び捨ていいね〜」

 

 もう、アジトどころか《タマガタチ》は見えない

 

「まあ、貸しはまだあるからいつでも呼んでくれよ!」

 

 そういって、奴はスマホを出した

 

「お前、それ! なんで持ってるんだ!?」

「ああこれ? デッドリーで支給されるのさ」

 

 つまり、ほかにも所有者がいるのか?

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 俺たちは キゼ と別れた

 

「さて、マキ。俺たちと来るか?」

「当然よ! あんたがいったんでしょう? 責任持ちなさいよ!!」

「もつもつ」

「適当ね〜、全く」

「カナミン も苦労するね〜」

「分かってくれるの、マッキー?」

 

 すげー、もう カナミン てあだ名出来てる

 

「…そういえば、やけに静かだな〜、スザカ?」

「…お前とは当分絶交だ!」

「ど、どうしたんだよ!?」

「…みんな、こいつのステータス見てみろ」

 

 ちなみに、マキ の分のスマホも作っといてある

 

「…私も絶交ね」

「え!?」

「…これはちょっと、ひどいな〜」

「マキ まで!?」

 

 こうして当分の間、俺を仲間外れにされた

 

 

 しかし、確かに切ったが、あの時あの剣から奴の波動? みたいな物を感じたが、なんだったのだろうか?

 

 _________________________________

 

「申し訳ありません、閣下」

「…まあ、神どもの手に渡る前に回収出来て何よりだ」

「はっ! しかし閣下、なぜあの者に《鬼刃》を?」

「あれは良くが強ければ強いほど、むしばもうと剣がするのだ」

「剣が、ですか」

「そうだ」

「…ではこれまで通り、私は奴らの監視をして参ります、ルシファー閣下」

 

 魔物は消えた

 

「ルシファー閣下…か。私はいつまで、自分の名を取り戻せるのだろうか」

 

 彼は知っていた

 

 彼が本当の名を取り戻すのは、魔王様が悲願達成するまでだ、と

 

「次は奴らを出すか…」

 

 そういって、ルシファーは奥の間へと姿を消した

 

 _________________________________

 

 あれから二日後の夜、俺は一人で外にいた

 

「【転移】、《タマガタチ》」

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「さーてと、ちゃっちゃと終わらせますか」

「なんだお前?」

「見ねー顔だが誰だ? 子供がこんな時間にゴブリン様にようか?」

「…そうだね〜、まず死ね」

 

 俺はバッサリ切った

 

「こ、このガキー!」

「セイッ!」

 

 二体、三体…次々倒して行った

 

「我が領地に入ったこと、後悔させてやる!!」

 

 親玉登場だ

 

 ---------------------------------------------------------

 

 ゴブリン Level42×18

 ゴブリンキング Level72

 

 ---------------------------------------------------------

 

 うわつまんね〜

 

「セイッ!」

 

 俺は上から垂直切りをした

 

 あっさりと真っ二つ

 

 逃げ惑うゴブリンを一匹残らず一掃したのは、言うまでもないだろう

 

 

 そして、その後帰った時の説教と、依頼金含む俺の財産がどうなったかも、言うまでがないだろう

 

 

 To Be Continue...

ひとまず、第二章は終了しましたが


第三章乞うご期待!



疲れるな、毎日の投稿…


それでいて、お気に入りゼロだし…

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