第6話 質問
はい、遅くなりました(・・;)待っていてくれた人すいたせん(いるのか?) 眼鏡がないと何もできないヘタレですが頑張ります!
輝くんの家はかたずいていた、一人暮らしなのか?
「リビングで待っててくれ、昼飯はオムライスでいいか?」
「あ、ありがとうお昼までいただいて」
輝くんは気にするなと言ってキッチンに入っていった。
「うわぁ、おっきいTVだアク●スかな?」
リビングには結構なお値段がするTVが置いてあった。そのTVの前には大量のゲームが置いてる。
輝くんも、ゲームするだなぁ、興味無さそうだし。
「待たしたな、取り敢えず食べながらはさそう」
僕はキッチンのテーブルに座る、輝くん料理上手いな。
「まず、何から聞きたい?」
「そうだね、敵について詳しく教えてほしいです」
これは重要だなにせ戦うことになるんだから知っておいて損はない。
「まずは【傀】についてだな、奴等“鬼人”といって人間ではない、人間に鬼を合体させた奴等だ、はっきりいって強いな、鬼の身体能力や特殊能力がある、まぁ1年前の戦いで幹部クラスを四人も失ったからな今は動かないだろう」あまりにも現実離れした話に戸惑った。
「次だ、【黒の十字架】だがコイツラは殆んど情報がないな、俺も直接戦ったことはないしな厄介なのは奴等が使う“魔法”だ身体能力は差ほど変わらんがどんな攻撃があるか分からないからな、詳しいことはクルツって奴に聞けばいいからな」
魔法かぁ、僕も昔は憧れてたなぁ。
「最後に【シグマ】だな、コイツラと直接的に戦うことはまずないな、要を狙ってるといゆ点ではそうだが奴等は政府に対してテロや攻撃をおこなっているんだ」
……頭痛くなってきたよ。取り敢えず、オムライスを食べきり次の質問をする。
「ごちそうさま、次は“鬼”について教えて」
「ああ、わかったよ、一口に“鬼”と言っても様々なタイプがいる、世間一般的な鬼型タイプ、人の形に近い人型タイプ、動物の形をした動物型だな因みに人間と契約した鬼を“契約鬼”って言うんださっきの子供達の特訓の時みたいに力を貸してくれる」
ほぇー力を貸してくれるのかぁ、僕もパートナーがほしいな。
「僕にも出来るのかな?」
「できるよ、それにした方がいい、身体能力や鬼によって様々だが鬼術も使えるしな戦いを有利にできる」
「鬼術って、何?」
「まぁ、なんだ鬼の使う魔法みたいなものかな」
あらかた聞きたいことも聞いたのでお茶を啜る(すする)輝くんはお皿を食器洗い機に持っていった。
「うぃ〜、おはようッス………君、だれ?はっさては泥棒かぁ成敗ッス!」
「えぇ?!ちょっとまって僕は怪しい
「問答無用っす!」じゃないよぅ!」
必死の弁護もむなしく突如リビングに入ってきた、タレ目の男の子に遅いかかられる。
「いでよ!黒衣の賢者!やつを取っ捕まえるっす!」少年が膝をつき床に手をつけ叫ぶと黒い人間の形をした影が出てきて、僕を縛りあげた。
「うゃぁゎは、なにするだよ!」
僕は足をじたばたさせるが影は離れてくれない。
「さぁ、観念するっす!」ジリジリと近寄ってくるタレ目の男の子。
「……クルツ、何をやっていると言うか、まだ寝てたのか?」
「げ、輝いたのかよ月曜日はオフッス!」
「すまないな、このバカは俺の執事の鮫島クルツだ寝起きの悪さと料理の不味さ以外は完璧だ」
この人が執事?上下とも黒のジャージを来ていてどこにでもいそうな少年に見える。
「鮫島クルツッス!よろしくっす!」
「こちらこそ、緋口奏歌です」
元気な人だな、気が合いそうだ。
「クルツ、奏歌の特訓の相手になっつやれ」
「了解っす!」
クルツくんは僕の手を引っ張り外に連れ出す。
「では、特訓を始めるぞ」いよいよ、特訓がはじまる。輝くんを困らせないためにも頑張ろう。