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第31話 球技大会!

次の話で球技大会が始まります!

学校に付き、普通に授業を受け今は三限目。


「……ヤバい……数学わかんない」


日頃の疲れで授業を聞いてなかったのが失敗だった。

「今度教えてあげるわ、あたしに委せなさい!」

「お前は俺より成績が悪い、俺がソウに教える」


ハルくんの言葉にカチンと来たらしく、フルフル震えている。


「…………どうやら消されたいみたいね」

「フン、上等だ」


二人は睨み会ったまま教室を出ていった。

教室を出ていく前に

「どちらが真の幼馴染みか」を決めて来ると言っていた。


「………どっちも、幼馴染みなのに……」


一人ため息を付き、輝に話しかける。


「何読んでるの?」


輝は黙々と何かの雑誌を熱心に読んでいる。


「ん?これは最新・MG特集号だ」


雑誌を除くと写真と一緒に様々な事が書かれている。一面を見ると知っている顔が。


「あれ?この人彩華さんと母さんだ」

「そんなのか?椙本さんはしっていたが……」


それだけ話すと、また集中して雑誌を読み始める。


授業は進み(輝はまだ雑誌を読んでいた)今は放課後。


「コラー!スッポカスナ!」

「やかましい!お前の打つ場所悪い!」


カーン!パシッ!


「…………ナイスボール」

「才藤さん声小さい!」


カーン!パシッ!

「とう!」

「奏歌もうイッチョ!」


はい!僕達は球技大会の練習をしています。

因に僕と輝とハルくんはソフトボールです。


「ほら!紫東!」

「て、てめぇ!無理な場所に打つな!」


相変わらず中の悪い夕夏とハルくん。

しかし、日頃の成果もあって難なくボールを取ることができる。

輝も凄く上手だし。



〜〜〜三時間後〜〜〜

「うーん、これくらいにしときましょ!」


結局6時過ぎまで練習をした。

ハルくんは夕飯の支度があるらしく、すっ飛んで帰っていった。


「あたしが特訓したんだから、優勝しないとね!」


校門でバットを放りながら、僕に言う。


「多分勝てるよ」

「期待しておる、では行け」


どこかで聞いたことのあるセリフを吐き、さっさと帰ってしまった。


「僕はヘビじゃねぇ!」


輝と共に車に乗り込み帰った。


帰って家に上がると、誰かのハイヒールがある。


「誰か要るのか?」

「親父も来ている」


荷物を部屋に起きリビングに入り。

部屋の中は最良のビールのカンカンが落ちている。



「姉さんなにやってるの?!」

「はああ、奏ちゃ〜ん」


ヤバい!酒癖の悪い姉さんの事だ何か仕出かすに決まってる!


「姉さん!落ち着いて!」

「ムフフ〜、落ち着いてますよ〜」


バタン!


「えぇ!?姉さん!」

「すーすー」


寝てるー!

よくわかんない状況で混乱する。

晃四郎さんも寝てるし、姉さんも寝てるし、輝は空き缶をかたずけている。


「取り敢えず、姉さんを僕の部屋に起きてくる」


輝に伝えて、その場を後にする。


「おい、起きてるだろ……自分の部屋に帰れ」


俺は寝たふりしている親父に言うが、返事をしない。仕方ない奏歌を呼んで、ケータイで録音した例の声を流す。


『パ、パパ起きてください〜〜(はぁ〜と)』


「任せなさい!」


ガバッと起き上がる親父、奏歌は複雑な顔をしていた。


「………変態消えろ」


指パチッチンをするとエアガンを装備した、使用人部隊が親父を連行する。


「ちょっと!輝!なんでそれ残してるの!」

「気にするな、それより明日に備えてキャッチボールしないか」


なんか無理やり流されたけど明日の球技大会頑張ろう。

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