第15話 輝と鬼ランクとちょっとした過去
まじめに、タイトルが思い浮かばない。
輝と共に、僕の(今は輝)家に帰ってきた。
「で、学校は楽しいかい?」
「まだ……わからないな、それにしても、同じクラス藤城 夕夏がいるとはな」
「えぇ!夕夏知ってるの?」
輝は、意外な人の名前を出した。
「ああ、鬼飼家を守護する、3家の一つだ」
「へぇー、僕の身近に裏の世界の人がいるなんて」
まだ、僕の身近に裏の人間がいるかもしれない。
「奏歌は、夕夏とどうゆう関係なんだ?」
「夕夏とは、幼馴染みなんだ」
小学3年の時からの付き合いだけど、夕夏が裏の仕事をこなしているなんて、知らなかった。
「そうか、びっくりしたか?」
「うん凄くね、夕夏は強かった?」
「ああ、凄く強かったぞ、あいつと俺、そして鮫島と伊吹は四大戦鬼を契約鬼にしていたんだ」
「四大戦鬼?なにそれ?」
輝は出していた、麦茶を一口飲み、説明してくれた。
「鬼には、ランクがあるんだ、下から邪鬼、中級邪鬼、上級邪鬼、特級邪鬼、鬼人、鬼神、四大戦鬼、神鬼となる」
「じゃあ、契約鬼が強いから輝たちは、凄く強いんだ!」
輝は苦笑しつつ、また麦茶の入った、カップを空にした。
「今、居ないけどな」
「なんで?」 「それわな、一年前に【傀】との闘いで、神鬼が暴走したんだ」
「へぇー、その闘いに夕夏も?」
「ああ、かなりの活躍をしていたぞ」
輝はトイレの場所を聞くと、トイレにいった。
「またせたな、続きを聞きたいか?」
僕は、首を縦に振り続きを話してもらう。
「で、精神攻撃によって暴走する、神鬼を押さえるには俺達の契約鬼を銀王でぶつけ、押さえつけるしかなかったんだ」
「輝も、苦労したんだね」
輝のどこか、暗い顔になったのでこれ以上の話を聞かない事にした。
ピンポーン♪
呼び鈴が鳴ったので、玄関に向かう。
「はい、どちら様?」
「奏歌、今日は勝つよ」
家を訪ねてきたのは、夕夏だった。
「あら、輝また玲二の事考えてたでしょ」
「……考えてない」
「嘘ね」
昔から、夕夏は人の嘘を見抜くが凄くは上手だったので輝は嘘をついていたのかな?
「それより!奏歌!特訓のせいかを見せてやるは!」
夕夏の手には起動戦士ガン●ムSEED、DESTINY連合VSザ●ト+を持って、僕の方にビシッと、指を差す。
「人に向かって、指を差すな!いいよ、僕のSスト●イクの刀の錆にしてやる」
「上等よ!私のプ●ミネンスのドラ●ーンで蜂の巣よ!」
さっきの、重い空気も何のその、輝も苦笑しながら、ゲームに参加した。
「うは、輝強すぎ!」
「この類いのゲームには自信がある」
「うぁん、輝の癖に!」
こうして、僕達は7時までゲームをして、夕夏は帰っていった。
「ただいまぁー、奏歌?友達来てるな」
「お帰りなさい、父さん」
リビングに入ってきたのは、僕の父の緋口 奏だ。
背は百七十辺りで、目が大きく童顔だ、スーツを来てなかったら同年代に間違えそうだ、ちなみに音大でピアノを教えてる。
「どうも、お邪魔しています、狩崎輝です」
「息子が、お世話になってるね、僕は奏だよ」
さっそく、これまでの出来事を話す。
「………本当に?信じがたい話だね」
父さんは随分、困惑した表情をする、まぁ、これが普通の反応だと思う。
「父さん、ホントの事なんだ事実、僕と輝の戸籍は入れ替わってるし、僕は高校の生徒にすらなってない」
父さんは、しばらく黙りこんだあと、輝をジっと見つめる。
「……わかった、君たちの話を信じよう、輝くん奏歌を強くしてやってくれ」
「わかりました、全力でサポートします」
「奏歌、君は昔からいろいろと厄介ごとに巻き込まれてきた、でも今回はスケールが全然違う、どんな事が起きてもめを背けちゃダメだよ」
父さんは、僕の頭に手をのせる。
「うん、わかったよ」
「母さんには、僕が言っておくよ」
父さんに、納得してもらえて良かった。
母さんと、直接はなしたらどうなるか。
「あれ、父さん帰ってたの?母さんは今日は仕事で帰れないんだって」
「わかったよ、それより歌音、二人を送ってあげなさい」
「分かったわよ、ほら行くよ、奏歌と、誰?」
「狩崎輝です」
「私は、奏歌の姉の歌音よ、よろしくね」
僕たちは、姉さんの車で、狩崎家に戻った。
「ふぅー、擬装交錯するのも、一苦労やで」
「…………お疲れさま」
「それと、これなケータイや無くしたらあかんで」
「…………うん」
「それにしても“アイツ”自分もクラスに居るくせになんで、才鬼なんや」
「……………制服」
「そやったな、はよ買いにいこか」
ブォン。
作者とキャラの雑談こーなー ち「今回の、ゲストは鮫島クルツくんです!」 ク「よろしくっす!」 ち「さて、またお便りが来ているよ」 ク「おお!マジっすか!」ち「黒衣の賢者を作ったのはクルツなんですか?byポール」 ク「いい質問っすね!あれは俺の手作りっすよ!」 ………ベラベラと、黒衣の賢者のスペックについて熱弁。 ち「では、今週はこの辺で」 ク「ああ、待つっす!まだせつめ」ブッン!