第14話 物分かりがいいのは妙に怖い
タイトルをつけるのに苦労する、今日この頃
「………カッコワル」
どうやら僕は、攻撃をよけたものの、頭を打って、気絶したらしい(泣)。
「奏歌!大丈夫?」
姉さんが、僕を見下ろしながら、近寄ってくる。
「うん、平気」
「そう、ご飯いる?」
「うん、後で食べるよ」
姉さんに、先に食べていてもらって、久しぶりだのマイルームを見回す。
比較的に陽当たり良く、あまり散らかって無いが、かたずいても居ない部屋から着替えと必要な物を取り出す。
「……こんなものかな?」
ある程度の準備を済ませる、あとは妙に散らかっている本棚と、僕専用のTVの片付けをし、キッチンにご飯を食べに向かった。
「……で、何処で何してたの?」
僕に、コンビニ弁当を出しながら質問する。
「えぇっと、そのぉ、あのー」
普通の人に、人生が入れ替わった何て言っても、信じる訳がない。
「えっと、夕夏の所に行ってた」
「嘘ね……、殴るよ?」
さすがに、殴られたくないので、洗いざらい話す。
ボカァ!
「いた!何するんだよ!姉さん!」
「あんたねぇ、訳が分かんない話、信じる訳がないでしょ!」
なんとか、説得して話を聞いてもらう。
「危ないこと、させられてない?!変な事されてない!?」
姉さんの、過保護ラッシュが、僕を襲う。
「大丈夫だよ、危ないこともしてないし、変な事もされてないよ」
本当は、色々会ったけどあえて言わない。
「んじゃ、その証拠を見せてよ、それでキチンと納得するわ」
僕は銀王を取り出す。そして、銀王に力を貸してと問い掛ける。
ブォォォン、バチバチ。
銀王が銀色の光に包まれて、大剣サイズになった。
「凄い!どうゆう原理で光ってるのよ?」
僕にも、よくわからないので、適当に答えた。
「あっ!姉さんお昼から授業入ってるのよ!後で母さんと父さんにも言うのよ!」
姉さんは、急にあわてだし出掛ける準備をして、車の鍵を持って、出掛けた。
「行ってらっしゃい」
……妙に、物分かりがいいのは気のせいかな?
♪〜〜♪〜〜♪
メールが来たようだ。
『もう無理だ、助けてほしい』
輝からだ、心配なので僕が通っていたはずの、羽賀高校に行く事にした。
家の鍵を閉めて、マイカー(自転車)に股がる。標札を見ると、僕の名前じゃなくて輝の名前になってる、心底、妙な気分だ。
僕の通ってた、羽賀高校は結構な進学校らしい、確か全校生徒が千人くらいで、校舎も無駄に広い。学食も安く量が多い上に、美味しいのだ、しかも僕の家から10分で着く。
「輝、大丈夫?」
「……ああ……大丈夫だ」僕が着いたこらには、下校時間で、輝は相当お疲れのご様子だ。
「みんな、キャラが濃かったでしょ?」
「……ああ……あの雰囲気について行けなかった」
輝には、相当なカルチャーショクを与えたらしく、僕達は足早に学校を立ち去った。
「…………、関西人の血がアイツラにツッコミを入れたがっとるで」
「………ねむい」
「しかしや、“アイツ”は何、考えとるかわからへんな?まさか、学校に通っとるなんて」
「…………ターゲットが居なくなるよ」
「おっと、そやったな、んじゃ早めに仕事終わらせて、準備するか」
「…………うん」
ブォン。
作者とキャラの雑談こーなー ち「てな、訳で今回は、狩崎 輝くんです!」 ひ「よろしく、頼む」 ち「早速ですが、輝くん宛にお便りだ!」 ひ「そうか」 ち「要さんとは、何処まで進んでるんですか?by代打王」 ひ「…………ノーコメントで」 ち「またまた、あんなことや、こんな……」 ひ「……ノーコメント」 ち「ひぃー!そんな殺気だった目でみないでー!」 バキ!ボコ!ガス! ち「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁー!」ブツン!