キアラン 1
初投稿の作品になります。
文脈もおかしな所がありますし、アドバイス等がもらえるとありがたいです。
気ままに楽しんでいただけると嬉しいです。
これから、よろしくお願いします。
「お待ちください!キアラン坊ちゃん!」
屋敷の中をひたすら走った。
黒髪のやや長い髪が、顔に当たる。
俺はそんなことは気にせずにただひたすら走った。
「お待ちください!」
俺を追いかけているのは、俺の屋敷の家政婦だ。大金持ちと言うことではないのだが、一応貴族である。
そんなことはどうでもいいのだが、なぜ家政婦から逃げているのかと言うとこれから俺の叔父さんが来るからだ。
どうして逃げるかって?
叔父さんは、嫌味臭いし五月蝿いしで、俺はあの叔父さんが嫌いだ。単純に会いたくないのだ。だから、こうして逃げている。
それに、今日はあいつとの約束もあるし―――
「じゃあな!叔父さんに、今日は急用ができたから会えなくて残念だ、ってな!」
俺は、窓から飛び降りた。
ここは三階だ。
だが、そんなものは関係ない。
「ま、お待ちください!」
家政婦は、叫ぶがもう遅い。
俺は窓から飛び降りる。だが、地面に落ちてはいない。
なぜなら、俺の背中からは大きな黒い翼が生える。
「じゃあな!」
家政婦に軽く手を振って、翼で空を飛ぶ。
「ちょっと……ダメです!早く戻ってください!」
家政婦は青ざめた顔で俺を止めようとするが、家政婦の言うことなど聞かずに悠々と空を飛んだ。
前書きにも書きましたが、気ままにお楽しみください。
よろしくお願いします。